※3/31【新型コロナウイルスの影響】フィリピンの現状まとめ

新型コロナウイルス感染症拡大のため約2年間フィリピンの語学学校は受け入れを中止していましたが、2022年の3月10日より観光ビザの発給が再開を機に一部の学校が再開を決定しています。

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世界中で猛威を振るっている新型コロナウィルスですが、ついにフィリピンでも、感染拡大を防ぐための措置がなされ始めました。

ただ、措置内容がコロコロと変わったり、追加されたりと、何が本当の情報なのかが分からず、フィリピン国内では混乱が続いています。

今後も訂正や変更も出てくると思いますが、現状どのような措置が取られているかをまとめました。

現在留学・長期滞在中の方は参考にしていただければ幸いです。

※8/21現在の最新情報です。(一部古い情報が含まれますのでご注意下さいませ。)

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情報元
この記事の情報は、外務省、日本大使館など政府機関が出しているものをもとにしています。

 

フィリピンのコロナ感染状況

参照:フィリピン保険省

 

9月23日時点でのフィリピン国内の感染状況は以下の通りです。

  • 感染者:294,591名
  • 完治した人:231,373名
  • 亡くなった人:5,091名

 

外国人へのビザ発給を停止!

外国人に対するビザの発給を全て停止する(現在既に発給されているビザに関しても)とTwitter上で発表がありました。

※8/21現在も継続中です。

しかし、その後の正式な発表は以下の通りです。

3月22日からすべてのビザの発給が停止されます。
これには30日間のビザなし期間も含まれます。

フィリピン国外にいる外国人は3月22日からどのビザを持っていても入国ができなくなります。
この措置は解除通知があるまで継続。

例外としてフィリピン人の配偶者及び子ども、国際機関、外国政府などへ発行したビザに関しては3月22日以降も有効。

リタイアメントビザに関しての記載がないので、入国できない可能性が高いです。

また、既にフィリピン国内に滞在している外国人は引き続き滞在は可能。

 

ビザの発行停止期間中はビザの申請・延長・発行手続きが停止されます。

その期間中にビザの期限が切れてしまう場合は、ビザの有効期限が切れてから30日以内に手続きを行えば罰金などは科されません。

また、フィリピンを出国したい人は航空券を取得後、その控えを持ってイミグレーションに行けば必要な手続きが可能。(ECCの取得など)

参照:https://www.gmanetwork.com/news/news/nation/730516/dfa-temporarily-suspends-visa-issuance-amid-covid-19-threat/story/

 

Twitterの内容で、不安になった方も多いと思いますが、既にフィリピン国内でビザを持っている人は、ビザがキャンセルになることはないのでご安心ください。

ビザ発給停止期間中にビザが切れてしまっても、発給再開後に更新をすれば罰則などはありません。(ビザの有効期限が切れて30日以内ならOK)

 

新型コロナウイルスの影響によるフィリピンの現状

ビザ発行停止以外にフィリピン国内で取られている措置をまとめてみました。

  • 感染拡大を防ぐための封鎖措置
  • コミュニティー隔離措置
  • 学校休校要請
  • 他国からの入国制限
  • 航空会社のフライトが相次いで欠航

それぞれ詳しく解説していきます。

 

フィリピンの現状:感染拡大を防ぐための封鎖措置

フィリピン国内の感染拡大を防ぐために、フィリピン政府は都市ごとにロックダウン(閉鎖)の措置を取り始めています。

 

現時点(3/20)で閉鎖されている都市は以下の通りです。

  • ドゥマゲテ:3/15~4/14
  • メトロマニラ:3/15~5/15
  • セブ:3/16~5/15(地域によって異なる場合あり)
  • バコロド:3/15~未定
  • ボホール:3/16~3/20(この期間中に措置を決定)
  • イロイロ:3/15~
  • レイテ:3/18~
  • バギオ:3/16~5/15

参照:https://www.rappler.com/nation/254679-list-areas-philippines-under-community-quarantine-curfews-state-calamity-coronavirus

閉鎖期間中はこれらの都市から出たり、入ったりすることができません。

 

フィリピンの現状:コミュニティー隔離措置

フィリピン国内のエリア(ルソン島・ビサヤ諸島・ミンダナオ島)によってさまざまなコミュニティー隔離の措置が取られています。

都市や町、村によって詳細が異なるので、注意が必要です。

 

  • 夜間の外出禁止
  • 交通機関の規制
  • 利用可能施設
  • アルコールの販売禁止

 

その他にも許可証を携帯しての買い物や高齢者の外出禁止等エリアによって対応が異なりますが、
主にこの4つの措置が取られている都市が多いようです。

 

ルソン島(マニラ・バギオ)

夜間の外出禁止
  • マニラ:8pm~5am
  • バギオ:10pm~4am
交通機関の規制 すべての交通機関が営業停止
施設 生活に必要な施設(スーパーマーケット・ガソリンスタンド・インターネットなど)は営業

カジノ・ギャンブルなどの娯楽施設は閉鎖、ホテルは追加予約の受付禁止

アルコール 販売禁止

参照:在フィリピン日本国大使館

 

ビサヤ諸島(セブ・ボホール・レイテ・ネグロス・イロイロ)

夜間の外出禁止 10pm~5am
セブシティ:24時間自宅隔離
(ただし,食料品・生活必需品等の購入や医療手当等に伴う外出等は一定の条件の下で認められる等,措置の除外規定が設けられている。)
交通機関の規制 一部の機関に規制あり(タクシーなどは通常通り)
施設 生活に必要な施設(スーパーマーケット・ガソリンスタンド・インターネットなど)は営業

カジノ・ギャンブルなどの娯楽施設は閉鎖

一部大型ショッピングモールなどは閉鎖

アルコール 販売禁止

参照:在フィリピン日本国大使館

 

ミンダナオ(ダバオ)

夜間の外出禁止 8pm~5am
交通機関の規制 一部の機関に規制あり(タクシーなどは通常通り)
施設 生活に必要な施設(スーパーマーケット・ガソリンスタンド・インターネットなど)は営業

カジノ・ギャンブルなどの娯楽施設は閉鎖

アルコール 販売禁止

参照:https://www.rappler.com/nation/254906-list-areas-mindanao-under-community-quarantine-curfews-state-calamity-coronavirus

 

フィリピンの現状:学校休校の要請

フィリピン国内の全てのレベルの公立及び私立学校の閉鎖措置が取られています。

再開時期は未定とのこと。

 

この措置に伴い、TESDA(フィリピン政府の専門的教育と技術の向上機関)はフィリピン国内の全ての語学学校に学校閉鎖の要請を出しました。

当初は2週間の閉鎖との事でしたが、フィリピン政府の度重なる発表により国内全体が混乱しているため、再開は未定と思っていた方が良いでしょう。

学校によっては、全生徒を一斉帰国させています。
また新規の入学受付は停止している学校がほとんどです。

各学校の現状の再開時期はこちらでご確認下さい。

フィリピンの現状:他国からの入国制限

参照:CNN Philippines

コロナ感染国からのフィリピン入国は既に禁止されています。

正式にすべての国からの入国禁止とは発表されていませんが、ビザの発給停止もあり実質すべての国からの入国は禁止と思っておいた方が良いです

 

例外として、フィリピン人、その外国人配偶者と子ども、永住権保持者、外交ビザ保持者は対象外となり、フィリピン入国の際に以下の措置が取られる可能性があります。

フィリピン国内すべての空港、港での入国時に、厳しい検疫措置がとられます。日本からの渡航者には、マニラ国際空港と国内の空港の検疫係官より、到着後14日間の自宅待機を求められる可能性があります。

参照:フィリピン大使館

 

日本への帰国は?フィリピンからの脱出方法

先日発表された「措置開始から72時間以内ならフィリピンから出国できます」という措置は翌日に撤回され、「フィリピンを出たい人はいつでも出ていいですよ」と訂正されました。

ただ、多くの航空会社がフライトを欠航する事態となり、実質フィリピンを出国できない人たちが多くなってしまっています。

セブ日本人会によると、現在分かっているだけでも帰国困難者は留学生だけで1,000人、留学生以外でも200人はいるとのこと。

また、フィリピン航空がセブ発日本行きの臨時フライトを検討しているとも発表しています。

3月20日に既に2便がフライト済み、その後もチャーター便の手配を進めている(確定ではない)ので、希望する場合はセブ日本人会への登録をしておきましょう。

(3/31更新)
セブ日本人会の協力のもと、3/20以降もチャーター臨時便を合計7便、日本に向けて離陸させることができました。
ロックダウンに伴いチャーター便の離陸やセブ日本人会の活動は3/28で一旦終了となりますが、
まだご帰国できていない方は、引き続きセブ日本人会の方が帰国希望者の数を把握し、政府機関に報告予定との事ですのでお問い合わせください。

 

参照:セブ日本人会Facebookより(公式サイト:http://www.ja-cebu.com/

 

日本からフィリピンへの入国は不可!

フィリピン国内では感染拡大を避けるため多くの措置がなされているので、コロナが収まるまでは入国はできません。

これからフィリピンへの留学を予定している方は、一旦様子を見る必要があります。

また、フィリピン以外の国も続々と入国禁止の措置が取られているので、今は無理して海外に行くよりも、日本国内で確実に情報を得て、この事態が収束してから、改めて留学の準備をしていくようにしましょう。

 

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また新規の留学お申込みを頂いた場合はご渡航までのオンライン英会話を無料(最大で6カ月まで)で提供しておりますので、コロナウイルスが落ち着いた後にフィリピンへ語学留学をご検討の方はお気軽にご相談下さい。

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現在のフィリピンの様子

さまざまな措置が取られているフィリピン国内は地域によって閑散としていたり、通常通り人通りがあったりと町の様子が異なります。

 

現在の町の様子:マニラ

マニラは特に規制が厳しく町中が閑散としているようです。

 

現在の町の様子:セブ

セブでは帰国を希望する人がチケットの購入のために集まり、多くの方が長時間待たされています。

 

セブ・マクタン空港も混乱しているので、帰国予定のある方は、より早めに空港に到着するようにしましょう!

 

いつもは常に渋滞しているビジネスパークエリアは人通りが少なくなっていますが、生活に必要な食料などは通常通りスーパーやストアで購入ができます。

品薄になっているような様子はありませんでした。

 

現在の町の様子:バギオ

バギオはエリアによっては、閑散としているようですが、生活に必要な最低限の買い物はできるようです。

 

まとめ:情報はこまめにチェック!

フィリピン国内では3月12日を境にさまざまな措置が発表され続けています。

また、発表された情報も、すぐに撤回や変更される事態が頻繁に起こっているので、最新情報はこまめにチェックするようにしましょう。

フィリピン国内に滞在している方は、さまざまな情報が飛び交っていて、事実を把握するのが困難になっている方も多いと思います。

信頼できる情報源を参考に行動しましょう。

 

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