
[記事の最新更新日]2021.2.4
セブ島留学の再開はいつから?
残念ながら2021年2月4日時点ではセブ島留学再開の目処は全く立っておりません。
主な理由としてはフィリピン政府・入国管理局より新型コロナウイルスによる日本人の入国制限が継続されてるためフィリピンへ入国ができないためです。
セブ島留学マスターでは新型コロナのワクチンや治療薬の開発は急ピッチで進んでいる状況から2021年の秋以降にはセブ留学の再開ができるのではという判断をしています。
但し、ワクチンや治療薬が開発されたとしてもフィリピンへの入国時、また日本への帰国時にはPCR検査が義務化されるなどが予想されます。
またセブ留学の滞在中に万一、新型コロナウイルスに罹ってしまった場合の対処法なども考える必要があり、コロナウイルス発生前のように気軽にセブ留学をすることは難しい状況が続きそうです。
こちらの記事ではセブ留学再開の条件や再開後のリスクや注意点などについて解説をしていきます。
セブ留学再開のための絶対条件
新型コロナウイルスの感染者数の減少
フィリピンの2月5日時点の新型コロナの累計感染者数は53万3587人、死者数は1万1058人で、1日の新規感染者数は1000~2000人で推移していますが、日本と同様に依然として封じ込めまでは至っていない状況です。
世界保健機関(WHO)などが主導する国際的な枠組み「COVAX」を通じて、2月中にも米ファイザー製ワクチンが届く見通しで、医療関係者や高齢者から接種を始める予定です。
いずれにしてもセブ留学の再開のためには日本及びフィリピンの両国間の感染者の大幅な減少が絶対条件となりそうです。
観光ビザの発給停止措置解除
まず2020年3月22日よりフィリピン外務省より発令され継続中である全在外公館においての査証免除特権の停止措置解除が必要となります。
日本人であれば本来、フィリピン入国時は査証免除特権が適用され30日未満の滞在であれば無査証(観光ビザ)でフィリピンへの入国が可能でしたので、セブ留学再開への第一条件はこの査証免除特権の停止となります。
セブ島への国際便の運航再開
現在もフィリピンの首都であるマニラへはフィリピンのフラッグキャリアであるフィリピン航空を中心にセブパシフィックなどが不定期に運航をしていますが、新型コロナ発生前と比較すると運行本数はかなり減少しています。
最も留学生が多く訪れていたセブ島へは日本からは4都市(成田/関西/名古屋)から直行便が運航していましたが、現在では成田から一カ月のうち1便あるかないかというような状況です。(※2021年2月に関しては2月20日(土)のみ運航となっています。
新型コロナウイルスによる渡航制限がクリアになってもセブ島への直行便が従来のように各地から運航するにはかなり時間を要することになりそうです。
(※
日本⇔マニラ間については運行本数は減少見込みですが日本各地から運航されることは確実なためマニラ経由でセブ島へ留学するルートが当面の間は選択されそうです。)
主要航空会社の運航状況(2021年2月4日現在)
2021年2月現在ではほとんどの航空会社が大幅な減便を行っています。
また搭乗者は基本的に在日フィリピン人の方のご帰国となっており観光や留学目的での搭乗者はいません。
日本⇔フィリピン間の航空各社の運航状況
フィリピン航空 | 成田・関西・名古屋・福岡⇔マニラ便を不定期で運航 成田⇔セブを月に数回のみ運航 |
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セブパシフィック | 成田・名古屋⇔マニラ便のみ不定期で運航 |
全日空 | 成田⇔マニラ便を毎日運航 |
日本航空 | 成田⇔マニラ便のみ不定期で運航 |
ジェットスター | 運航なし(再開時期未定) |
エアアジア | 運航なし(再開時期未定) |
引用:フィリピン専門の旅行会社(マブハイチケット)
アフターコロナに残るリスク
新型コロナ終息後にはセブ島留学をお考えの方は沢山いらっしゃるかと思います。
このような状況でありながらも現在も弊社にはセブ留学のお問い合わせを多く頂戴しておりますが、ワクチンや治療薬が開発されて安心してセブへ渡航できるようになったとしても十分に注意をして頂きたい点が多くあります。
フィリピン・セブの治安の悪化
ここ数年はアジアの中でも発展目覚ましいフィリピンの経済成長や、フィリピン留学ブームにより治安面での不安はそれほどありませんでしたが、現在のコロナウイルスの影響においては観光業が主要産業であるフィリピン経済においては日本とは比較にならないほどのダメージを受けていると推測されます。
もともとセブ留学ではスリなどの軽犯罪の被害が留学生に多く発生していましたが、重大な犯罪が起こりやすくなってしまっている可能性があります。
今まで以上に気を引き締めてセブ留学に挑んで頂く必要がありそうです。
日本とは異なる医療体制
フィリピンは都市部と地方で大きな貧富の差があり、医療においても同様の医療格差が存在しています。
主な留学先であるマニラやセブなどの都市部の医療体制は比較的しっかりと備わっていますが、新型コロナウイルスに感染してしまったり重大な病気になってしまった場合のリスクというもの理解しておく必要があります。
2020年にはセブ市在住の日本人の方が新型コロナではなかったものの受け入れ先の病院が見つからず亡くなったケースなどが発生しています。
また基本的には留学生の場合、自分で症状を英語で伝える事は困難である方がほとんどだと思います。
首都マニラ、セブ、バギオ、ダバオなどには日本語のサポートを受けることができるジャパニーズヘルプデスクがありますが、事前に自分が留学したい語学学校とジャパニーズデスクの位置関係を調べておくのがベターでしょう。
>>フィリピンにあるジャパニーズヘルプデスク一覧
海外保険の条件確認と加入は絶対条件
新型コロナウイルス発生以前から海外保険に未加入でセブ留学に挑む方が僅かながらいらっしゃいました。
アフターコロナでは今まで以上に海外保険の加入と保険会社の選定が重要になってきます。
また補償内容についても慎重に確認をする必要があります。
事前に確認すべき補償内容
・【疾病死亡】滞在中に新型コロナウイルスに感染し死亡した場合。
・【治療・救援費用】渡航先で新型コロナウイルスに感染・発病し現地で治療を受けられた場合。
・【海外留学・旅行キャンセル費用】
・【旅行中断費用】外務省にて公示されている渡航先に対する感染症危険情報レベルが「レベル3」または「レベル4」に引き上げられた場合の補償。
・【航空機遅延等】新型コロナウイルスの影響で航空機が遅延もしくは欠航した場合の補償内容。
ソニー損保 | 渡航先で新型コロナウイルスに感染・発病し現地で治療を受けられた場合など。 |
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エイチエス損保 | 現地での治療費用や治療により旅行行程を離脱した場合の直接帰国費用は補償の対象となります。 |
※細かい補償内容につきましては各保険会社の公式ページにてご確認下さいませ。
過去の口コミサイトや評判などの情報は全く当てにならない
アフターコロナでは過去の口コミや体験談などの情報は全く当てにならないと思っていただくのが賢明です。
過去のセブ島留学の情報についてはインターネット上に溢れかえっていますが、新型コロナウイルス発生前とアフターコロナではあらゆる点で全く参考にはならなさそうです。
セブ島留学マスターでも現在は現地視察等ができない状況ではありますが、セブ留学再開となった場合はできるだけ早く現地視察を行うとともに、語学学校への入念な確認と調査のうえオススメの語学学校を提案と情報提供をいたします。
マンツーマンクラスの環境
セブ留学といえばフィリピン留学ブームの一因となったマンツーマンスタイルが主流です。
マンツーマンレッスンでは他の生徒のことを気にせずどんどん発言回数できる事がメリットですが、新型コロナの事を考えると心配な点があります。
それは、フィリピンにある語学学校のほとんどがマンツーマン授業の教室がかなり狭い個室であることです。
最近ではあまり見かけませんが、電話ボックス二つ分ぐらいの大きさです。
アフターコロナではセブ島のファーストイングリッシュ校やIDEA CEBU校のようなオープンスタイルの教室でマンツーマンレッスンを行っている語学学校を学校選びの一つの指標として考えることをオススメします。
航空券取得時の航空会社の選定
語学学校の返金トラブルと同様に大きな問題となったのが航空会社の返金問題です。
日本航空、全日空などの日系航空会社は迅速に返金処理の対応を行っていましたが、フィリピン航空やセブパシフィック、ジェットスター、エアアジアに関しては「返金しない」(フライトバウチャーなどでのみ対応)、「返金がいつまでたってもされない」といった問題が発生しました。
実際のところ2021年2月10日現在でフィリピン航空やセブパシフィックの返金手続きについては未だ完済となっておりません。(※発生から約1年弱が経過しています。)
LCCのメリットは破格の料金が魅力ではありますが、こういった不測の事態が起こった際の補償やサポートに関してはかなりずさんな対応となりますので注意が必要です。
セブ島留学マスターの取り組み
治安面で安全度の高い学校を提案
前述の通りアフターコロナでは治安面が懸念されますのでセブ島の中でも従来から治安のよくないエリアの語学学校などは予めお客様にお伝えし、また語学学校の設備においてはセキュリティ面や日々の感染症対策を徹底している語学学校を優先的にご案内いたします。
学校での感染症対策が十分とられているかの確認
提携している語学学校には新型コロナウイルス感染症に関する予防策や、万一新型コロナウイルスに罹ってしまった場合の学校のサポート体制について事前に入念な確認を取ります。
アフターコロナでは、特にセブ島では個室を利用してのマンツーマンレッスンを行う語学学校がほとんどですが、アフターコロナでは個室ではない教室を備えている学校を中心に提案してまいります。
具体的には以下の項目について基準を満たしているの確認を行います。
・マスクの着用義務
・ソーシャルディスタンスの実施
・ドミトリー・教室の換気
・アルコール・除菌スプレーの設置
・医療体制
・正規日本人スタッフ(※臨時スタッフは除く)
・1人部屋の設置(学生寮)
・外部ホテル寮の有無
・コロナ特別規定の有無
返金・キャンセル規定の確認と徹底
いくつかの学校では従来の規定通り返金をお客様に請求したケースがあり、新型コロナウイルス発生から1年弱が経過しましたが未だに返金にトラブルが解決していないケースもあります。
今後は語学学校の返金規定については新型コロナウイルスを含む予期せぬ感染症が発生した場合の特別対応の有無についてもしっかりと確認を行ってまいります。
アフターコロナでは契約校のキャンセル規定に新型コロナウイルスを含む新たな感染症が発生した場合の規定について明記がない場合は事前に必ずその旨をお伝え致します。
また留学エージェントとして弊社では従来通り新型コロナウイルスに起因するキャンセルにつきましては全額返金にて対応をさせて頂きます。
新たなサービスの開始と提供
英語コーチングサービスの提供
新型コロナ前より”留学前の学習”については多く問い合わせを頂いていましたが、今後セブ島留学マスターでは英語コーチングのプロによる学習計画についてもサポートを行ってまいります。
具体的なコーチング内容等については随時ご報告予定でございます。
最低価格保証の提供
新型コロナウイルスの影響により留学エージェント業としての経営環境は非常に厳しいというのが本音です。
同様にアフターコロナに海外留学をご決断する方々にとっても同じ状況だと思っています。
セブ留学再開まとめ
今すぐにセブ島留学の再開は難しい状況ですが、ワクチンの接種が開始など少しずつではありますがセブ留学再開に向けた明るいニュースが増えてきます。
また弊社セブ島留学マスターへのお問い合わせも年始以降少しずつ2021年夏以降のお問い合わせなどが増えてきています。
アフターコロナでは今までより慎重に学校選びなどが必要になってくることが予想されます。
フィリピン専門の留学エージェントである”セブ島留学マスター”はアフターコロナに向け今まで以上にセブ島留学に特化した最新情報をお客様に提供していくことをお約束いたします!
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