【2021年10月更新】セブの語学学校の現状について

新型コロナ関連情報

カナダやイギリス、アメリカなどへの海外留学が再開される中、セブ留学の再開まではもう少し時間がかかりそうです。

そこで今回は現在のセブを含むフィリピンの語学学校の現状について解説をしていきたいと思います。

セブ留学再開時には学校を選定するうえで重要な内容も含めて解説をしていますので、アフターコロナでセブ留学を検討している方には是非参考にして頂ければと思います。

(※今回の記事を執筆するにあたり2021年9月27日にセブ島留学マスターが契約している70校以上の語学学校にメールで連絡を行いました。)

語学学校への確認事項

セブ島留学マスターと契約のある語学学校へ以下の点について現状の確認を致しました。

・日本人スタッフの有無
・学校施設でのCovid-19感染対策について
・万が一、学校内でコロナ感染者が出てしまった場合の対応について
・現時点での語学学校の状況について(カリキュラム、授業料、移転など)

回答が得られた語学学校

回答率は僅か10%ほどで残念ながらほとんどの語学学校から明確な回答を得ることはできませんでした。
また既にメールアドレスが廃止されているケースも目立ちました。

回答があった語学学校の中からアフターコロナに向けしっかりと準備を行っている学校について掲載をしていきます。

アフターコロナに向けしっかりと準備を行っている学校


Q.日本人スタッフの有無

A.現時点で2名在籍、留学再開後は3名体制の予定

Q.学校施設でのCovid-19感染対策について
A.再開時、当面は写真(アフターコロナ前のマンツーマンクラス形式)のように距離をあけて授業を行うことを検討していますが、行政の指導により多少の変更がある可能性があります。

また、規制に応じた形で都度対策を行うためその時々にって授業形式が変わる可能性があります。 学生の人数が多くなってきた場合には寮の自室での換気、扇風機をつけた状態で授業を受けることを許可する場合もありそうです。

コロナ前のマンツーマンクラス形式
アフターコロナ前のマンツーマンクラス形式

Q.万が一、学校内でコロナ感染者が出てしまった場合の対応について
A.学校内でコロナ感染者が出た場合、行政から指導が入る可能性があり、基本的にはそれに従って休講等の措置がとられます。
行えなかったマンツーマン授業はオンライン英会話で補講を行えるような体制を作ることを考えています。

Q.現時点での語学学校の状況について(カリキュラム、授業料、移転など)
A.校舎移転の予定はなく再開直後は、多人数のお部屋は受付しない可能性が高く、1-2人部屋のみでの受付になる可能性が高いです。
感染防止対策のコスト増により留学費用はいくらか値上げになる可能性が高いです。
カリキュラムはグループ授業を減らしたコースも検討していますが、グループ授業で新しい友達ができたり、他の生徒から学ぶことも多いので、出来れば残したいと考えています。

マンツーマン授業の時間はコースによって異なりますが、標準的なスタンダードコースの場合で1日4コマあって、以前は毎時間、先生が代わっていましたが、1人の先生が2コマ程度、担当することも検討しています。

Q.日本人スタッフの有無
A.不在(フィリピン留学が再開となった時点で日本人スタッフの採用を予定しています。)

Q.学校施設でのCovid-19感染対策について

・We Academyではワクチン接種を受けた講師のみを雇用・採用します。
・入学条件としてワクチン接種を受けた学生のみを受け入れます。
(※新型コロナ感染症対策のため学校到着後は2週間シングルルームが割り当てられます。(追加料金なし))
・学校施設内は 1日1回消毒します。
・全ての入学する学生は海外保険の加入が必須となります。

Q.万が一、学校内でコロナ感染者が出てしまった場合の対応について

1.フィリピン政府のガイドラインに準拠致します。
2.保健センターに報告します。
3.エージェントまたは学生の親族に連絡します。
4.保健所のガイドラインに従ってコロナウイルスに対応した病院または検疫エリアの手配を行います。
5.学生が復帰するまで学校にてサポートを行います。

Q.現時点での語学学校の状況について(カリキュラム、授業料、移転など)
A.現時点では変更の予定はなし

Q.日本人スタッフの有無
A.日本人スタッフは2名在籍しており、オンライン業務等を担当しております。

Q.学校施設でのCovid-19感染対策について
A.フィリピン政府関連機関の指示に従って対策を行いますが、そのうえで追加の感染予防対策が必要と判断される場合は、学校独自の対策を講じることとなります。

Q.万が一、学校内でコロナ感染者が出てしまった場合の対応について
A.留学受け入れ生徒が万一コロナ感染した場合の対応ですが、まずはセブの自治体のコロナ感染患者に対する対応のプロトコルが確立されている場合はそちらの流れに従います。

日本のように軽症者向けの専門施設はおそらくないと思いますので、無症状もしくは軽症の場合は学校宿舎の個室療養、中等症以上になる恐れがある場合は、受け入れ病院にての入院手続きとなるかと思います。

学校内でコロナ感染者が発生した場合は、全員に対してのPCR検査が必要になります。
留学中に生徒がコロナ感染を予防する、または万一感染しても軽症に押さえる為には、ワクチン2回接種済であることが理想ですが、フィリピンが入国要件にそちらを義務付ける場合はそちらに従い、義務付けていない場合は学校として入学要件にそちらを加えることも考えております。

Q.現時点での語学学校の状況について(カリキュラム、授業料、移転など)
A.カリキュラムなどの教育内容や費用等は特に変わりはございません。
教室の場所の移転や宿泊場所や内容の変更等はもしかしたらあり得るかもしれませんので、その際は学校変更情報を早めにお伝えさせていただきます。

Q.日本人スタッフの有無
日本人スタッフが1名駐在しています。
Q.学校施設でのCovid-19感染対策について
学校内でのフェイスマスクの着用、頻繁な手洗い、アルコールによる消毒、更に入学者数の制限などフィリピン政府およびフィリピン保健省の法令に従った感染症対策を行います。

Q.万が一、学校内でコロナ感染者が出てしまった場合の対応について
保健所に連絡をし学校内での濃厚接触者に対しPCR検査を実施いたします。
感染者はオンラインクラスで補講を行います。

Q.現時点での語学学校の状況について(カリキュラム、授業料、移転など)
A.現在のところは未定となっております。

アフターコロナの留学について語学学校として明確な取り決めに関して未定ではあるものの、日本人スタッフが駐在しており比較的早い段階で学校運営が開始されると予想される語学学校です。

日本人スタッフが2名在籍しており、東横innへのキャンパス移転が決定しています。
オンライン英会話講師が約100名在籍しているため講師レベルの維持も問題なさそうです。
コロナ禍でも唯一毎週の学校ニュースレターを配信し続けており信頼度が非常に高い学校です。

2021年9月27日より日本人スタッフが学校に復帰しています。
現時点ではコロナ感染症対策に関する学校の明確な方針は決まっていませんがセブ留学の早期再開に向け期待したいところです。

日本人スタッフが複数名在籍しています。
いち早く海外留学が再開したドバイ留学で欧米人向けの英語講師を派遣するなど高い講師レベルを維持できているため学校として感染症対策が明確に決まり次第、いち早く留学が可能な語学学校の一つとなります。

オンライン英会話事業を積極的に行っている学校

その他、今回は明確な回答を得ることができなかったもののオンライン英会話・オンライン留学事業を積極的に行っている語学学校は講師の雇用と質が維持されているため学校運営が早期再開できると予想されます。

裏を返すとオンライン英会話ビジネスに参入していない語学学校は、仮にセブ留学が再開となった場合にも新たな英語講師の雇用や、学校の教育プログラムの育成が一から必要となるので学校選びの際には選択肢からは一旦外すのがよさそうです。

オンライン留学で定評のある語学学校

上記以外にもオンライン留学プログラムを行っている語学学校はたくさんありますが、特に評判の良い語学学校を選定致しました。

留学再開時の学校選びで注意をしたい項目

日本人スタッフの有無

英語初心者の留学先として人気のセブ留学では、トラブル時に日本語で相談ができる日本人スタッフの有無については非常に重要です。

新型コロナ前で日本人スタッフがいない学校というのは、ほぼ皆無でしたが現在ではほとんどの語学学校に日本人スタッフはいません。

万一、自分が新型コロナに感染してしまった場合に日本語でサポートできるスタッフがいるかいないかはアフターコロナのセブ留学では非常に重要になってくるかと思います。

多くの語学学校はアフターコロナ後に日本人の雇用を検討しているようですが、セブ留学が再開すればすぐ留学に行きたいという方は、現時点で日本人がいる学校を第一候補に考えて頂くのがよさそうです。

また日本人スタッフがいる場合でも、インターン生である場合は突然日本人スタッフが不在となることもあるので注意が必要です。

新型コロナ(伝染病/感染症)による特別返金既定の有無

新型コロナの発生で留学に行けなくなってしまった方や留学を中断し日本へ帰国することになった方の一部に語学学校から返金がされないというトラブルがTwitterなどで大きな話題・問題となりました。

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アフターコロナでは返金規定に新型コロナを含む感染症に関しての特別措置の有無について事前にしっかりと確認を行う必要がありそうです。

過去の評判・口コミは全く当てにならない

アフターコロナでは過去の学校の評判、口コミは全く当てになりませんし、当てにするべきではありません。

セブ島留学マスターではフィリピン留学の再開に向け、安心して留学が可能な語学学校の情報収集を随時行い、留学希望の方へ情報発信を行っています。

一部閉校もしくはセブ留学から完全撤退(廃校)してしまった学校

残念ながら新型コロナの影響で一時閉校もしくは完全閉校もしくは完全撤退(廃校)してしまった語学学校はこちらです。

完全閉校

一時閉校・学校統合

また上記掲載している語学学校以外にも閉校が噂されている語学学校もありますが、確実でない情報のため掲載を控えさせて頂いております。

上記以外で気になる学校の現状についてはお問い合わせください。確認の上ご連絡をさせて頂きますので、お気軽にセブ島留学マスターにお問い合わせください。

セブ島の語学学校の現状についてまとめ

如何でしたでしょうか。

留学エージェントとしてはセブ留学再開に向けもう少ししっかりと語学学校からの情報提供を頂きたい…。というのが本音ではあります。

ワクチンパスポートの提示でフィリピンへの入国が間もなく開始となります。
また一部のフィリピンの公立校ではすでに対面での授業が再開されていますので、セブ留学再開に関しても早ければ年内、遅くとも2022年の春までには再開するのではと予想をしています。

現時点で再開後すぐに留学ができる語学学校はかなり限られる状況ではありますが、セブ留学再開に向け多くの語学学校が徐々に準備を開始するのではないかと考えられます。

アフターコロナにセブ留学にいち早く行きたいといった方はこちらの記事を是非参考にしてみてください。

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宮川 稔基
(セブ島留学マスター代表) 1979年生まれ。愛媛県松山市出身。 旅行業勤務を経て2008年に独立、エスアールディ株式会社設立。 長年フィリピンに携わっている強みを生かし、セブ留学のリアルタイムな情報をお届けしたいと思います。 釣り、アウトドア、フットサルにも情熱を注いでいます。
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