フィリピン留学は格安なのに、マンツーマンで英語を学べると人気を集めています。
語学学校の中には
「ハイレベルな講師のみを採用しています。」
「TOEIC900点以上の講師のみです。」
などと、講師の質を謡っている学校も少なくありません。
確かにフィリピンは世界で3番目に英語を多く話す国とも言われ、ビジネスレベルの英語力を持ったフィリピン人はたくさんいます。
英語を教えられるレベルのフィリピン人はたくさんいるでしょう。
とはいえ、語学学校で働いているフィリピン人の英語力や仕事に対する態度は、実際にフィリピン留学をしてみないとわかりません。
今回はそんなフィリピン人講師について、実際にフィリピン留学を経験した身から実態をお伝えします。
実際のフィリピン人講師の英語レベルとは
フィリピンでは、小学校から英語教育があり、英語の科目もありますが、その他の算数や歴史、理科、社会などといった科目も英語で行う学校も多くあります。
また、裕福な家では家庭内でも英語を使用していることもあるほど。
そのため、フィリピンでは日常的に英語が使われているのです。
フィリピン人の英語レベルとは:発音
フィリピン人の英語の発音はどうなのか気になりますよね。
もちろんフィリピン特有のアクセントがあります。
しかし、基本的にフィリピンのアクセントでも世界で不自由なくビジネスができるレベルなので、そこまで気にする必要はないです。
私自身、オーストラリアとイギリスで長期滞在をした後にフィリピンを訪れましたが、とても聞き取りやすいと感じたことを覚えています。
そのため、英語初心者レベルの方がフィリピンで英語を学ぶ分には支障はないと言えるでしょう。
むしろフィリピン人の使う英語は易しいので、はじめから欧米に留学するよりも、フィリピンを初めての留学先にする方がおすすめです。
フィリピン人の英語レベルとは:文法
フィリピン人は日本人とは異なり英文法が苦手です。
彼らは小さいころから英語を実践的に使っているため、英語の文法を論理的に覚えるのではなく、ネイティブと同じように感覚的に覚えています。
そのため、会話では問題なくコミュニケーションを取れますが、文法に関して質問したり、問題を解いてもらうと、間違いが多くなるのです。
もちろん語学学校の講師は基本的に大学で英語教育を専攻しているため、正しい文法を教える知識を兼ね備えています。
留学してみてわかるフィリピン人講師のレッスン中の態度
フィリピン人の英語力は問題ないことが分かりましたが、注意したいのがレッスン中の態度です。
これは文化の違いによるもので、彼らからすると普通ですが、日本人の私たちからするとちょっと理解するのが難しいことがあります。
- 遅刻が多い
- 授業中に携帯をいじる
- 話が脱線しがち
フィリピン人講師の態度①:遅刻が多い
世界的に見ても日本は時間に関してとても厳しいです。
フィリピンはその真逆で、仕事であっても遅刻することは日常茶飯事。
フィリピンの学校では授業の開始が10~20分遅れることは普通にありますし、フィリピン企業ではミーティングが1時間遅れで始まることもあります。
語学学校でも遅刻してくる講師はゼロではありません。
しかし、彼らは遅刻が悪いことだとは思っていないのです。
日本人からすると、彼らが遅刻する分レッスンの時間が減ってしまうので、理解しがたい文化でもあります。
フィリピン人講師の態度②:授業中に携帯をいじる
フィリピンでは仕事中に携帯をいじるのはどの職種であっても当たり前です。
仕事中に電話をしていることもあり、お店の店員やガードマンなど街中で働いているフィリピン人はみんなと言っても良いほど、携帯をいじっています。
暇があれば恋人や友人にテキストをしたり。
語学学校でも生徒が問題を解いている間に携帯を触っていることもあります。
これも日本では考えられない文化ですよね。
フィリピン人講師の態度③:話が脱線しがち
フィリピン人の性格として、「話好き」という特徴があります。
始めは仕事の話をしていても、徐々に話が脱線し、まったく関係ない話を始めることも少なくありません。
特に彼らはゴシップ(噂話)が大好きです。
- だれとだれが付き合い始めた
- あなたの好きな人の話
- 恋人の話
など特に恋愛系の話になると、止まらなくなります。
語学学校のレッスン中にも、授業の一環としてあなたのプライベートな話をする必要があり、話していると、根掘り葉掘り聞いてくることもあるでしょう。
すると、レッスンが進まず、フリートークで終わってしまうなんてことも。
もちろん良い一面もある
ネガティブな特徴をご紹介しましたが、もちろん良い一面もあります。
フィリピン人はとてもフレンドリーで、親切な人が多いです。
シャイな日本人に対しても気さくに話しかけてくれ、心を開くのがとても上手。
また、困っている状況を見ると、必ずと言っていいほど悩みを聞いてくれたり、助けてくれます。
語学学校でもレッスンでフィリピン人講師と仲良くなって、帰国後も連絡を取り合ったりするなど、友達になる方も多いです。
友達になると、更に距離が縮まり家族のように接してくれるなど、友達思いの一面もあります。
語学学校によってフィリピン人講師の質は異なる
フィリピン人講師のレッスン中の態度はフィリピンの文化によるものですが、日本や韓国など他の国の学生が顧客になるため、基本的に語学学校ではマネジメントがされています。
ただし、学校によっては講師のマネジメントが行き届いていない場合もあります。
日系の学校であれば管理の行き届いた教育をしている学校が多いでしょう。
私自身、日系の語学学校に留学していましたが、上記で挙げたフィリピン人講師のレッスン中の態度は見られませんでした。
講師の質やマネジメントが行き届いた学校を見定めるには、
- 短期雇用なし
- 日本人スタッフによるマネジメント
- 小規模の学校
あたりの学校を選べば講師へのマネジメントをしっかりしている可能性は高いでしょう。
もしくは、実際に語学学校に問い合わせて、どのようなマネジメントを行っているのか質問してみるのも良いでしょう。
まとめ:フィリピン文化を理解しよう
フィリピン人の英語は世界的に見てもレベルが高いですが、彼らの文化は日本と真逆と言えます。
そのため、英語を教わる分には問題ありませんが、レッスン中に日本人からは理解しがたい行動がいくつかあります。(※もちろん講師によって個人差はあります)
それらは彼らの文化によるものなので、完全になくすことはできないでしょう。
ただ彼らのフレンドリーで親切な性格はシャイな日本人にはマッチしていると言えるので、初めての海外留学で英語力もまだ十分ではない場合は、フィリピン留学はおすすめ。
とはいえ、留学生はお金を支払って留学に来ているので、しっかり講師のマネジメントがされている学校に行きたいと思うのは当然です。
しっかりとマネジメントされた学校を選ぶには、留学エージェントにアドバイスを求めるのも1つの方法。
学校選びでアドバイスが必要な方は、いつでもセブ留学マスターへお問い合わせくださいね。
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