セブ島留学マスターの航空券手配部門の中本です!
今回は、フィリピン留学とイギリス留学の違いについて説明をさせて頂きたいと思います。
私は現在の会社に入社前、全く異なる業界で働いていましたが、長年勤めていた会社を辞めてイギリスに語学留学に行きました。
留学期間は3カ月とそれ程長くはありませんでしたが、今回は欧米(イギリス)留学とフィリピン留学の違いについて感じた事を伝えられたらと思います。
まずはセブの語学学校をじっくり視察
今回はFAMツアーというセブ島のイベントに参加してきました。
これは、日本全国で活動している留学エージェント向けのツアーで数日間にわたりでフィリピンの語学学校を視察するというものです。
2月上旬でしたので、日本は冬の真っ只中でしたが「フィリピンは暑いんだろうなぁ。」と考えつつセブ空港に到着。
外に出て感じた事は “意外にも暑くはない。やや暑い程度の気温” でした。
フィリピンに入国するのは今回が初めてでしたが、第一印象は意外にも過ごしやすい気候であるという事でした。
(後で分かった事ですがこの時期はちょうどよい気候であっただけで、5月を過ぎた頃になると更に暑くなり過ごし辛いらしいです)
現地語学学校スタッフの出迎えがありそのまま夕食へ。
初めてのフィリピン料理に気持ちを高ぶらせていましたが行った先は日本料理店でした…。
ビール以外は日本食、食べた事がある味ばかりでしたが長期滞在している人にフィリピンには日本食のレストランも多くあるようなので食事面でもさほど苦労はしないだとうと感じました。
フィリピンのビールであるサンミゲルは日本とは異なりグラスに氷を入れて飲むスタイルで、お酒が苦手な人でも飲みやすいと感じました。
翌日、いよいよ今回の目的である語学学校の視察に向かいました。
当方、過去に海外に渡航した目的は旅行か留学のみであり、仕事では初めての経験となります。
道中、VANの中で他の参加者やスタッフ達と名刺交換が行われ「仕事で来ている事」を実感できました。
今回のツアーでは6校を訪問する事ができました。
現在、フィリピンにはセブ島だけでも100校以上の語学学校が存在していて、生き残りをかけ競争が激しくなってきています。
中には倒産や買収された学校の話も聞いた事があります。
よって、各学校は自分達の特色・他校との差別化をアピールしておりました。ここで、フィリピン語学学校の共通点を以下に列挙してみます。
フィリピン留学の特徴
①授業時間が長い
日本の社会人が1日の仕事をする時間と同じくらい英語漬けになれます。
どの学校でも平均8時間がレギュラー授業、その内マンツーマン授業が4コマほどあります。更に宿題などが出されるため一日10時間前後は英語を学習できる環境です。
②マンツーマン指導が過半数を占めます。
フィリピンの学校は最低でも1日4時間のマンツーマン授業が提供されています。コースによっては10時間のマンツーマンが受講できるコースがあります。
よって常に聞く、話す、(英語で)考える力が身につきます。
③無駄な時間を省ける
ほとんどの学校が居住施設と一体型になっている為、通学・通勤時間等を省け宿題や自習ができると言ったとにかく勉強しやすい環境です。
④価格が安い
欧米語学学校の半分以下で通えます。食事も1日3食付いてますし、平日に遊びに出かけるような事ができないスケジュールですのでお金がかかりません。
上記をイギリス留学と比較してみます。
イギリス留学の特徴
Ⅰ.授業時間が短い(フィリピンの約半分)
私は自由参加型の授業等、できるだけ参加するようにはしていましたが、それでも1日に6時間未満でした。
Ⅱ.イギリスの語学学校は無料でマンツーマン授業は受けれない
学校によって異なりますが、マンツーマン授業を受ける場合は追加オプションで45分で約1万円~となります。(私は受講していません)
Ⅲ.通学に時間がかかる
私はホームステイをしていましたができるだけ安い場所を指定した為、通学に約1時間かかりました。2F建てバスの中ではポケモンGoをやってました。(移動スピードがちょうど良く、欧州限定モンスターも30匹以上捕まえました!)
Ⅳ.留学費用が高い
3か月半で約120万円(ホームステイ代含む)かかりました。それに交通費や昼食代、交遊費も加えると…想像して頂けるかと思います。1日に約2,000円は使っていたと思います。もちろん週末に旅行に行くと数万円は軽く飛びます。
私見となりますがフィリピン留学とイギリス留学の長所と短所をまとめました。
フィリピン留学の長所
上記①②③④がそのまま長所です。
東南アジアの気候が好きな方は迷わず行ってみてください。
フィリピン留学の短所
やはり治安面に少々不安があります。
私は被害にあった事はないですが、軽犯罪が多いため特にスリ(スマホ、財布)などに関しては注意が必要だと思います。
日本とは異なり、スーパーマーケット等のスタッフが不親切だったりします。
“サービス”という概念では日本が世界一ですので、日本並みのサービスは期待しない方がよいでしょう。
イギリス留学の長所
ネイティブの発音が聞ける。
当たり前ですがフィリピン人はネイティブではないので時々発音に誤りがあったりします。
よくあるのが、THE END は ジ・エンド であり、 ザ・エンド とは読みません。
理由はENDのEが母音だから ザ ではなく ジ なのですが、これを ザ と読んでたりします(さすがにザ・エンドと読むフィリピン人はいませんが(笑))。
それ以外にもネイティブだからこそ教えられる事(イディオムや発音や小ネタetc)もあります。
イギリス留学の短所
上記ⅠⅡⅢⅣがそのまま短所です。
とにかくお金がかかるので1ヶ月以内の短期留学の人が多かったです(※ただし、それは私が通っていたのが社会人コースだったからという事も付け加えておきます)。
日本から遠いので飛行機が苦手な人にとっては行くまでが苦痛です。
また、空いてる時間では遊んでしまいます(外国人とならよいのですが、ここでいつも日本人と一緒になってしまうと・・)。
また、自由参加型のクラスを選ぶ際は注意してください。
レベルが高いクラスに入ってしまいますと自信喪失に繋がる事も起こり得ます。
実際に私が経験しました。
その時は先生が気付いて下さったので、翌週からはワンランク下のクラスに移動できました。
※もちろん自分からクラス変更を申し出る事も可能です。語学学校には生徒からの相談に乗る先生がいるはずです。その先生とコミュニケーションを取る事も語学学校生活を楽にする為には重要な要素だと思います。
この経験からクラス選びは重要である事を身をもって経験できました。
これは英会話に限らず通常の学問にも言える事だと思います。
フィリピンの語学学校の視察を終え感じたことまとめ
簡単に比較してみましたが、ここで一つ伝えなければいけない事があります。
私は今回フィリピン語学学校を視察し、授業風景を見てきましたが、自分自身はフィリピン留学をしていません。
ですので、視察を終え最も感じた事は 【自分もフィリピン留学をしてみたい】 という事でした。
最近はテレビでも取り上げられつつあり、フィリピン留学は今後更に需要が増していくと予想されます。
人気が出ると今後の流れとして予想できるのは「満員の為受け入れができない」や「授業料の値上げ」です。
それでも欧米と比較すると非常にリーズナブルで1週間からの短期留学も可能ですので、社会人の方にも長期休暇を利用して行って頂きたいと思いました。
(とは言っても日本のサラリーマンが長期休暇を取るのは至難の業ですが・・)
フィリピン留学が始まったのは今からおよそ10年前と言われていますが、私が学生時代にあれば春休みや夏休みを利用して絶対に行っていただろうと断言できます。
留学でどこに行こうか迷われている方は是非フィリピン留学を検討してみてはどうでしょうか。
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- イギリス留学とフィリピン留学を比較してみた - 2018-07-13
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