こんにちは、フィリピン在住ライターのキムラタクヤ(@Takuya_3003)です。
フィリピン留学を検討している人の中には「フィリピンに留学をして、英語力を本当に伸ばせるのかな?」と疑問に思っている人も多いことだと思います。
結論から申し上げますと、フィリピン留学であれば、短期間で効率良く英語力を伸ばすことが可能です。
今回は、フィリピン留学を通して、TOEICの点数を280点から875点まで向上させた僕が、これまでの英語学習の体験をテーマにお話ししていきます。
しかもTOEIC対策に特化した学校や、特別な対策コースを受講したわけではなく、通常の英会話コースを受講してきました。
この記事を書いている僕はいままでに、2度のフィリピン留学、と年間のセブ島でのインターンを経験しているため、フィリピン留学事情に詳しい上に、合計で6つの語学学校でレッスンを受けた経験もあります。
この記事が、フィリピン留学を検討中の人の参考になれば幸いです。
英語学習歴
僕は現在大学4年生で、外国語学部に在籍しています。
しかし入学当初の僕のTOEICスコアは、なんと280点。
当時の僕は「外国語学部に在籍しているのに、この点数はさすがに低すぎるな…」と、少し不安に思っていました。
そのときに、大学を卒業するまでに学部内で一番高いTOEICスコアを取ろうと決意したことを覚えています。
大学2年の春休みに、危機感を覚え留学を決意
大学に入学してから2年が経とうとしていましたが、僕の英語力はまったく伸びていませんでした。
それもそのはず、僕は中国語とスペイン語を専攻していたので、英語の勉強をほとんどしていなかったんです。
3年生を間近に控え、TOEIC300点程度の英語力しかないことに危機感を覚えて、春休みの間に留学をして、英語力を上げることを決意しました。
初めてのフィリピン留学へ
留学先を検討するときに、低費用で学習効率が良い国を調べていたら、フィリピン留学のことが目に止まり、フィリピンへの留学を即決しました。
欧米圏への留学よりも費用が安い上に、マンツーマンでレッスンを受けられるということは僕にとって、とても魅力的だったんです。
できるだけ日本人がいなくて費用が安い学校に留学したかったので、いろいろと調べた上でネグロス島のバコロドシティというところの学校に決めました。
留学前の1ヶ月間で、中学・高校英語の基礎を学び直したのですが、このときにある程度のインプットをしていなかったら、せっかく留学しても大した成果を得られなかったのではないかと思います。
事前学習は、留学を成功させる上でとても大切です。
フィリピン留学中は、とにかくたくさん英語を話しました
このときの留学期間は約2ヶ月。
留学先は、日本人にとって知名度の高いセブ島ではなく、ネグロス島のバコロドシティにある「ILP」という語学学校に留学しました。
関連ページ:フィリピン留学の穴場、バコロド留学について
なんとしても英語を話せるようになりたいと思い、毎日ひたすらに英語を話す日々を送っていました。
レッスン中はもちろん、放課後にも留学生と食事や飲みに出かけ、夜遅くまで英会話を楽しんでいた覚えがあります。
日本から持ってきた参考書での勉強も平行して行っていたので、この2ヶ月間で相当な量の英語を学びました。
毎日10時間は英語に触れていたので、合計して600時間は勉強していたことになります。
最初は自己紹介すら満足にできませんでしたが、長時間英語に触れ合った結果、留学を終えるころには日常会話ならスムーズにできるレベルまで到達できました。
1度めの留学から4ヶ月後、再度フィリピン留学へ
春休み期間の留学を終え、自分の中ではとても満足度の高い留学生活を送ることができました。
この留学をきっかけに、英語学習に対するモチベーションが向上し、進んで自習ができるように。
それまではまったくと言っていいほど英語を勉強していなかった僕からすると、驚きを隠せません。
まわりの友人からも「一体何があったんだ?」と、いい意味で驚かれました。
しかし自分の中で「もっと英語ができるようになりたい!」という強い思いがあり、その年の夏休みに再度フィリピン留学へ。
2度目の留学では、パナイ島のイロイロシティにある「DREAM」という学校で英語を学びました。
小規模の学校で、集中して学習するのには良い環境だった覚えがあります。
関連ページ:フィリピン・イロイロでの語学留学の特徴
この留学を通して、さらに英語力に磨きをかけました。
その後に受けたTOEICでは、620点を取得しました。留学前から380点アップです。
英語に対する苦手意識を克服できたのは、間違いなくフィリピン留学のおかげでしょう。
フィリピン留学で習得した英語を武器に、オーストラリアでのワーホリに挑戦
留学を通して英語の基礎が固まったことで、積極的に海外に出てみようと思えるようになった僕は、大学を1年間休学して、オーストラリアでワーキングホリデーをすることにしました。
現地ではレストランやホテルの受付などでの仕事を経験して、フィリピン留学で学んだ英語力を活かせる機会が数多くありました。
有意義なワーホリ生活を送るためには、最低でもTOEIC600点レベルの英語力が必要だといわれていますが、まさしくその通りだと思います。
現地で働くのは簡単なことではありませんでしたが、毎日必死に食らいついていました。
英語面での苦労を少しでも減らしたいのであれば、TOEIC800点まで到達していると安心ですね。
フィリピン留学であれば、3ヶ月から半年の留学で800点以上のスコアを狙えるので、そこまで頑張ってからワーホリするのも賢い選択だと思います。
僕の場合はワーホリ中に少しずつTOEIC対策のための勉強を行い、半年間のワーホリを終え帰国した後に受けたTOEICでは795点を取得。
インプットとアウトプットのバランスを意識しながら勉強できた成果ですね。
1ヶ月集中的に勉強してTOEIC875点に到達
ワーホリを通してTOEIC800点まで伸ばすことに成功しましたが、せっかく休学してまでワーホリをしたのに800点では物足りないと思い、さらに点数を上げるために自習に励みました。
900点取得を目標に、1ヶ月で100時間くらい独学した結果、875点まで到達。
これがいまの僕の最高スコアです。
TOEICでは、860点を超えると最高判定のAランクという位置づけなので、ひとまずTOEICの勉強はこれで終えることにしました。
TOEIC280点から875点に上げるまでにかかった期間は約1年9ヶ月です。
TOEICだけに集中して勉強していれば、この半分で済んだかなとも思いますが、実際に英語を話す力も平行して伸ばせていけたので、自分のことながら効率良く英語を習得できたと思います。
セブ島で1年間のインターンを行い、英語力をさらにブラッシュアップ
海外で生活する上で十分な英語力を身につけた僕は「就活をする前に、もっと英語力を磨きながら社会人基礎力も向上させたい」と考え、フィリピンのセブ島にある語学学校でインターンをすることにしました。
1年間学校のレッスンを受けながら、フィリピン人スタッフと英語で話す日々を送り、英語力にさらなる自信をつけられたのと同時に、会社で働くことの良さを発見した次第です。
この1年間のインターンを通して、海外で生活するのにまったくの不安がないレベルまで英語力を向上させられました。
さて、ここまでの話をまとめます。
・2度のフィリピン留学でTOEIC280点→620点
・半年のワーホリでTOEIC620点→795点
・1ヶ月の独学でTOEIC795点→875点
・1年間の海外インターンを通して、英語力に不安がない状態に
上記の通り、インプットとアウトプットを繰り返し、段階的に英語力を伸ばしてきました。
この記事を書いている現在は、フィリピンのボラカイ島というところでWebメディアを運用しながら生活しています。
英語ができることにより海外で生活をする上で心理的ハードルが一気に下がるので、将来海外生活をしようと考えている人は、まずは生活に困らない程度の英語力を身につけることをおすすめします。
おわりに:フィリピン留学をすると、TOEICの点数と英会話力を両方伸ばせます
今回は僕の英語学習の体験談をまとめました。
僕が最初に行ったフィリピン留学であれば、ほかの英語圏への留学に比べて低費用なことに加え、マンツーマンレッスンが主体なので非常にコストパフォーマンスが高いです。
TOEICの点数が英語力のすべての指標になるとはいいませんが、少なくとも600点以上のスコアがなければ、外国人と満足に会話をすることは難しいでしょう。
まずは最低限の基盤を作るために、中学・高校レベルの英文法と単語をインプットした後に、フィリピン留学をして大量のアウトプットをすることをおすすめします。
そして、英語を学ぶことは将来の自分への自己投資につながるので、お金や時間を惜しまずに行うべきだと考えています。
特に就活前の大学生や、転職を考えている社会人には、ぜひフィリピン留学を通して英語力を上げてほしいです。
留学を検討する際には、フィリピンの留学エージェントである「セブ島留学マスター」にご相談ください。
以下の記事では、期間限定のプロモーションを行っている語学学校を紹介しています。
留学をご検討中の方はまずはご一読いただき、自分に合った留学先を探してみてください。
最後に、セブ島留学マスターを通して留学をするメリットを挙げて、記事を締めようと思います。
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