フィリピン留学の場合、個室の場合を除き複数人の学生たちと共同生活を送ることとになります。
見ず知らずの複数人の人達(多くの学校の場合は外国人)と共同生活を送るため貴重品の管理に関しては気になるところであり、しっかり対策を行いたいところですね!
今回はフィリピン留学中の貴重品の管理方法や、各学校の対応の状況について説明をしていきたいと思います。
留学中に管理が必要な貴重品
パスポート
まずはパスポート。
パスポートは基本的に語学学校が初日に預かり、卒業する前日や少し前に返却することがほとんどです。
万一パスポートを紛失した場合は、在日本大使館にて面倒な手続きが必要となり集中して英語を学ぶこともできなくなってしまいますのでしっかり管理をしましょう。
現金・クレジットカード
フィリピン留学の場合は、他の国への留学と異なって留学費用や滞在の費用が安いというメリットがある半面、現地到着後に支払う様々な費用が多いというデメリットがあります。
そのためフィリピン留学、セブ留学の場合は留学の期間によっては思いのほか多額の現金を管理する必要があります。
現地費用の目安(滞在ビザ、水道光熱費、教材費など)
1ヶ月の留学の場合:約2万円
3ヶ月の留学の場合:約6万円
半年の留学の場合:約10万円
その他にも生活費なども必要です。
※勿論、全てを現金で管理するのではなく国際キャッシュカードやクレジットカードの併用をオススメしますが、これらも盗難や紛失、スキミングの被害などには十分注意をしたいところです。
スマホやタブレット、ノートパソコンなど
次にタブレットやパソコン。
こちらも留学生活をする上での必需品ですね。
特にスマホに関しては、フィリピンに到着後に学校から必ず注意事項として説明を受けますが、紛失や盗難が最も多いアイテムです。
日本人はみんな当たり前のように使っていますが、シムフリーのiphoneだと10万前後もする高価な品物です。
日本とは違う環境で、様々な国籍の方と共同生活を送るという認識をしっかり持って留学生活を送りましょう。
貴金属類
次に高級品。
腕時計やジュエリーなどの高級品をその辺に置いておく方はいないかと思いますがこちらも十分に注意が必要です。
高級品を外に持ち歩くと目立ってしまい目を付けられることもあります。できる事なら可能な限りフィリピンでは高級品や貴金属類を持ち歩いたり身に付けたりしないようにしましょう。
これらの管理についてもセキュリティボックスやキャリーケースに入れしっかりと鍵を閉め管理をすることを忘れないでください。
※そもそもフィリピンへ留学の際には日本から大事にしているものや高級品の類は持っていかないにすることが一番です。
留学生活中の貴重品の管理方法
自分の部屋で管理
最も安心ができるのは自分の部屋に設置されているセキュリティボックスや施錠が可能な棚やクローゼットで管理をする。
学校に管理してもらう
学生寮にセキュリティボックスや施錠が可能な設備が備わっていない場合、学校のオフィス(事務所)にて貴重品を預かってもらう事ができます。
自身で管理(スーツケース)
自分の部屋にセキュリティボックスや施錠が可能な設備が備わっていない場合は、完全に自己管理となります。
その場合は、スーツケースをしっかりと施錠して管理するなどの対策方法はありません。
各語学学校の貴重品の管理ができる設備の設置状況
※2019年8月21日時点で確認をしたセブ島留学マスターと契約をしている40校以上の語学学校の設置状況となります。
(※具体的な学校ごとの設置状況についてはこちらをご確認ください)
セキュリティボックスが備わっている学校
お部屋にセキュリティボックスが備わっている学校は全体の20%でした。
ホテルタイプの個室を提供している学校の場合は、ほぼ100%の設置状況です。
クローゼットや棚などに施錠ができる学校
お部屋のクローゼットや棚などに施錠ができる語学学校は全体の28%でした。
セキュリティボックスが備わっていないが、クローゼットや棚などに施錠ができる学校の合計は48%でした。
ほぼ半数の語学学校はセキュリティボックスか施錠ができる設備が備わっている事となります。
学校にて管理をしている
お部屋の中に貴重品を管理できる設備は備わっていないが、学校側にて貴重品を預かって管理をしている学校は23%でした。
貴重品の管理はすべて生徒の自己管理
お部屋の中に貴重品の管理ができる設備が整っておらず、かつ学校側でも貴重品の預かっていない、という学校は全体の28%でした。
留学生の対策としては、スーツケースに施錠をしっかりと行い管理するしか方法はありません。
貴重品を紛失や盗難被害に遭ってしてしまった場合の対処法
学校の日本人マネージャに相談をする
しっかりと貴重品の管理をしているにも関わらず、紛失や盗難の被害に遭ってしまった場合は、まずは学校マネージャに相談し場合によっては警察に被害届を提出しましょう。
現金が不足してしまいどうしようもない場合には、日本にいるご家族の方からセブ島留学マスターに送金を頂ければ弊社から学校へ送金の手続きを行いますのでご安心ください。
緊急で必要ということであれば現地スタッフが直接お客様のもとへ現金をお渡しに伺います。
フィリピン・セブ留学中の貴重品の管理方法のまとめ
今回調査をしたところ約半数(48%)の語学学校はセキュリティボックスもしくはクローゼットやお部屋の中の棚などに施錠ができる設備を備えていました。
例え、施錠ができる学校であっても100%安心ができるわけではありませんので、そこはしっかりと自己管理が必要です。
フィリピン留学の場合、外出時のスリ被害が最も多いためお部屋内での貴重品の自己管理は勿論ですが、外出時の貴重品管理も徹底するように心掛けて留学生活を送りましょう!
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