これから海外の大学に進学しようと思っている場合、IELTSもしくはTOEFLのどちらを勉強するのがよいかを検証しました!
まず第一に国によってIELTSかTOEFLのどちらを入学の基準として採用しているかが異なるため、まずは自分が進学したい国をはっきりと決める必要があります。
アメリカの大学
TOEFLのみ、IELTSは不可
アメリカの大学への進学は一般的にTOEFL iBTのスコアが61以上ないと厳しくなります。
ハーバード、スタンフォード大学などを目指す場合は100以上のスコアが必要になってきます。
コミュニティカレッジの場合は、TOEFL iBTのスコア45程度から入学が可能です。
イギリスの大学
IELTSのみ、TOEFLは不可
オックスフォード、ケンブリッジ大学などを目指す場合はIELTSのAcademicモジュール7以上のスコアが必要です。一般的な学校でも6.5-7以上を基準にしている大学がほとんどです。
また学生ビザの取得に5.5以上のスコアが必要です。
カナダの大学
IELTS、TOEFL両方可能
カナダの大学へ進学の場合はIELTSのAcademicモジュールを受講する必要があります。
一般的な学校へ進学する場合はIELTS6-6.5以上を基準にしています。
大学への進学ではなく移民を目標とする場合は場合はIELTSのGeneralのスコアが必要
オーストラリアの大学
IELTS、TOEFL両方可能
入学試験がないオーストラリアの大学ではTOEFLのスコアの採点比重がかなり大きくなります。大学進学される場合はTOEFL iBT70-90を基準としています。
しかしながらオーストラリアでは近年IELTSの認知度があがってきています。
IELTSのスコアで進学される場合はIELTS5.5-6.5以上が基準とされています。
ニュージーランドの大学
IELTSが主流ですが、TOEFLでも可能
ニュージーランドの大学の場合、IELTSの場合は6-6.5以上を基準としています。
TOEFL(IBT)の場合は、80-90以上を基準としています。
アイルランドの大学
IELTSが主流ですが、TOEFLでも可能
アイルランドの大学のファンデーションコースへの入学資格として一般的にIELTS5.0-5.5のスコアが必要になります。
(※入学にあたり、「1~2年間の日本の大学での優秀な成績」、「短期大学の卒業証明」など異なる審査基準があります。)
ドイツの大学
IELTS、TOEFL両方可能
TOEFL(IBT)の場合は、87以上
IELTSの場合は、6.0以上が基準とされています。
(また、留学校によっては大学(高校)でのGPAが2.5以上やドイツ語試験のTestDaF4×4、もしくはDSH2の合格を求められる場合もあります。)
海外の大学へ進学する際に必要な試験対策まとめ
如何だったでしょうか?
アメリカへの大学進学の場合はTOEFL、イギリスだとIELTS、その他の国の場合はどちらでも対応していることが多いですが、ここ数年の傾向としてはIELTSの認知度が高まっておりIELTSのコースを選ぶ方がかなり増えてきているように思えます。
フィリピンの語学学校にはIELTS対策、TOEFL対策に特化した学校が沢山あり、目標スコアまでの保証を行っている学校もあります。
上記を参考にご自身の目標とする海外の大学の基準に合わせてIELTS、TOEFLのどちらを学習すればよいのか検討してみてください。
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