既にフィリピン留学が決まっていて、渡航に向けて準備をしている方や、これからフィリピン留学の申込みを考えている方。
渡航までに何をするべきか把握できていますか?
渡航してから「忘れてた!」、「○○がないから渡航できない!」なんてなってしまわないように、しっかり準備するべきことを確認しておく必要があります。
また、実際にフィリピン留学経験者が渡航してから、もしくは帰国してから「○○の準備をしっかりしておけばよかった…。」と感じたことをご紹介します。
あなたも後悔しないように、この記事を読んで事前準備をしっかりしておきましょう。
フィリピン留学までの流れ
フィリピン留学までの一般的な流れをご紹介します。
留学エージェントに依頼して留学の準備をしていく人も多くいるでしょう。
しかし、基本的には、以下の内容はあなた自身で行う必要があります。
エージェントによっては代行で手続きをしてくれる場合もあるので、事前の確認は必須です。
- 語学学校を決める
- 学費の支払い
- パスポートの申請
- 航空券の取得
- 海外保険の加入
それぞれ詳しく解説していきます。
フィリピン留学までの流れ<STEP1>:語学学校を決める
フィリピン留学に行くことが本格的に決まったら、まずは留学で通う語学学校を決めます。
学校の公式サイトやパンフレットを見てみて、学校の雰囲気やコースなどを確認し、行きたい学校を決めます。
おすすめの語学学校や、どの学校が自分の留学の目的にあっているのかわからない場合は、エージェントに相談するのがおすすめです。
希望や留学の目的を伝えれば、留学カウンセラーがあなたにおすすめの学校をいくつかピックアップしてくれるので、アドバイスが必要な方はエージェントでカウンセリングを受けてみましょう。
とはいえ、最終的に通う学校を決めるのはあなた自身なので、後悔のないようにしっかりと調べてから決めてくださいね。
学校への申込みはあなた自身で申し込むか、もしくは留学会社で代行手続きをしてもらうことができます。
>>代行手続き無料!お得な割引価格で留学したい方はセブ留学専門の『セブ島留学マスター』へご相談下さい。
フィリピン留学までの流れ<STEP2>:学費の支払い
通う学校が決まり、申し込みまで終わると、学校側で学費の請求準備が行われます。
学校側の準備が整ったら、請求の連絡が来ます。
学校に直接あなた自身で申し込みをすると、学校から直接請求の連絡があり、エージェントに代行手続きをお願いすると、エージェントから請求書が届く流れです。
請求書に記載された期日までに支払いを済ませましょう。
期限が過ぎてしまうと、寮の確保が解放され、希望の期間、時期に留学できなくなってしまう可能性もあるので、期限はしっかり守る、遅れる場合は事前に連絡するようにしてくださいね。
フィリピン留学までの流れ<STEP3>:パスポートの申請
学校関連の手続きとあわせて、パスポートの申請は済ませておきましょう。
というのも、語学学校の申込みにはIDとしてパスポート情報が必要になります。
- 学校の申込み
- 航空券の取得
これらの手続きでパスポートが必要です。
パスポートの申請は受け取りまでに1週間ほどかかるので、早めに申請を済ませておきましょう。
フィリピン留学までの流れ<STEP4>:航空券の取得
語学学校に通う期間、渡航日などスケジュールが決まったら、次は航空券の取得です。
フィリピンに渡航する場合は、片道の航空券ではなく往復の航空券が必要になります。
最近では、フィリピンへの入国が厳しくなり、復路の航空券は航空会社によっては1ヶ月以内(ビザなしで滞在できる期間内)のものが必要になります。
もしあなたの留学期間が1カ月以上、もしくは現地で延長の可能性がある場合は、捨てチケットを購入しましょう。
捨てチケットとは |
帰国日が決まっていない場合に、安いチケットをダミーとして購入し、出国時に提示するチケットのこと。
安いチケットは、マレーシアやシンガポールなどフィリピンから近い国などの第三国に出るチケットがあります。 ※実際にお金を支払って購入しているので、違法ではありません。 |
留学エージェントで、語学学校の申込みをすると、あわせて航空券の取得も代行で行ってくれるところもあります。
ただし、費用を抑えたい場合はSkyscannerなどの航空券比較サイトで安い航空券を探すのがベターです。
>>他にはLCC(セブパシフィック)なども公式サイトより安く入手できるケースことで有名なフィリピン専門の旅行会社『マブハイチケット』がオススメです。
フィリピン留学までの流れ<STEP5>:海外旅行保険の加入
海外旅行保険は渡航日から帰国日までカバーできるように加入するのが決まりです。
また、海外旅行保険への加入はどの留学先であっても推奨されています。
現地で怪我や病気をしてしまった場合、外国人はローカルの人たちに比べて高額の費用を請求されることはよく知られているでしょう。
更にフィリピンでは怪我や病気以外にも盗難やスリに遭う可能性が高いので、携行品の補償がある海外保険に入るのがベターです。
留学期間が3カ月未満の方は、クレジットカード付帯の保険を使用するという選択肢もあります。
クレジット付帯の保険であれば、無料で加入できるので費用を抑えたい方にはおすすめの方法です。
クレジット付帯を使用する場合は、補償内容や緊急時の対応方法などを事前に確認しておきましょう。
海外旅行保険もあわせて代行手続きを行ってくれるエージェントがありますが、そのエージェントと提携している保険会社での加入になるため、コストを抑えたい場合は、自身で保険会社を探すのがベターです。
フィリピン留学で忘れがちな準備
一般的な留学準備を把握したところで、続いて忘れがちな準備についてご紹介していきます。
- フィリピン留学の目的を明確にする
- 事前学習
- メディカルチェック
- 役所関係の手続き
- 持ち物のチェック
それぞれ詳しく見ていきましょう。
フィリピン留学で忘れがちな準備①:留学の目的を明確にする
フィリピン留学修了後に後悔している人が多いのが、「留学の目標を明確にしておくべきだった…。」ということ。
特に長期間の留学になる方は、中だるみしてしまったり、留学の目標を見失いがちです。
なぜフィリピンへ留学をするのかを事前に明確にしておくことで、留学の目標を立てることができます。
例えば「履歴書に書けるTOEICのスコアを獲得する」など目的を明確にしておくと、「TOEICスコア800点を目標にする」という具体的な目標を持つことができます。
そうすることで、留学中はその目標に向けて英語学習に集中できるようになるでしょう。
フィリピン留学で忘れがちな準備②:事前学習
フィリピン留学が始まってから多くの人が後悔しているのが英語の事前学習です。
渡航前は大学生は授業やアルバイトをしていたり、社会人は仕事などで何かと忙しいですよね。
その忙しさを理由に渡航前の英語基礎を勉強せずに来る留学生が多いです。
彼らが決まって口にするのが「事前学習をしておくべきだった…。」という後悔。
英語の基礎をつけずにフィリピンに留学すると、現地で基礎(文法などのインプット)を学ぶ必要があります。
フィリピン留学では主にスピーキングや発音矯正などのアウトプットを学びます。
アウトプットの学習は日本ではなかなかできません。
そんな中、フィリピンに来てから日本でもできるインプットの学習をしていては、お金と時間をかけて、せっかく留学に来た意味がなくなってしまいます。
ある程度の基礎(最低でも中学レベルの英文法)は渡航前に身に付けておきましょう。
フィリピン留学で忘れがちな準備③:メディカルチェック
特に長期間フィリピンで留学する方は、事前にメディカルチェックをしておきましょう。
中でも、歯に関わるトラブルは現地で医者にかかると保険が効かないので多額の請求をされます。
また、技術も日本に比べあまり優れていないので、歯のトラブルが発覚した場合、日本に一時帰国する方も多いほど。
身体の健康状態に不安のある方は、事前に健康診断を受けておくようにしましょう。
ただし、直前ではなく、遅くとも1カ月前までに済ませるようにしてください。
万が一、トラブルがあり治療が必要になると、直前では対応が難しくなってしまいます。
- 歯医者
- 健康診断
この2つは1カ月前までに済ませ、持病で薬が必要な方や、定期的に病院で診てもらう必要がある方は、留学期間分の薬や英文の処方箋を事前に準備しておきましょう。
また、現地で体調を崩してしまった時のために、普段から使っている薬を持参すると安心です。
- 整腸薬
- 胃薬
- 風邪薬
- ビタミン剤
などがあると良いでしょう。
フィリピン留学で忘れがちな準備④:役所関係の手続き
役所関係の手続きはしていくべきかどうか、迷う方は多いのではないでしょうか。
留学期間によって、手続きの有無は異なります。
ただし、必須ではなく任意なので、あなたの意志でどうするか決めることができますよ。
1~3ヶ月ほどの短期間であれば、手続きはしなくても良いでしょう。
現に手続きしない方が多いです。
半年や1年などの長期間になり、税金(住民税、年金、国民保険など)を支払いたくない場合は、海外転出の手続きをするのがベターです。
海外転出の手続きをすると、留学中の住民税や年金を支払う必要がなくなります。
しかし、手続きをすると支払わなかった期間の年金が将来貰えなかったり、一時帰国中に健康保険が効かなかったりとデメリットもあるので、よく検討してから手続きをするのかを決めましょう。
フィリピン留学で忘れがちな準備⑤:持ち物のチェック
現地への持ち物であまり認知している人が少ないのが、シムフリーのスマートフォンとキャッシングのできるクレジットカードです。
この2つを渡航前に設定していくと、現地でとても役に立ちます。
それぞれ設定方法を解説するので確認しておきましょう。
持ち物チェック①:シムフリーのスマートフォン
日本のキャリア(Docomoやauなど)で購入したスマートフォンは、そのキャリアのシムカードしか使えないようにロックがかけられています。
そのロックを解除することで、海外のキャリアのシムカードを使って現地でも日本のスマートフォンを使えるようになります。
シムロック解除方法 |
店舗に行き解除依頼をする場合や、インターネットで解除申請ができるキャリアもあります。
お使いのキャリアに確認してみましょう。 |
持ち物チェック②:キャッシングのできるクレジットカード
海外のATMで現金を引き出すことのできる設定がクレジットカードにはあります。
お使いのクレジットカードによって設定方法や条件が異なります。
既に設定されている場合もあるので、お使いのクレジットカード会社の公式サイトや問い合わせをして事前に設定方法などを確認しておきましょう。
まとめ:フィリピン留学は事前準備が一番大切!
フィリピン留学までの流れや忘れがちな準備についてご紹介してきましたが、渡航前の準備が一番重要です。
準備がしっかりとできていないと、現地に行ってから、もしくは帰国してから「もっと準備をしっかりしておけばよかった…。」と後悔する可能性が高いです。
特に留学での目標設定や事前勉強は実際に留学生から聞くことが多い後悔なので、同じような失敗をしないように、事前準備をぬかりなく行いましょう!
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