フィリピンへ留学に行く方が以前に比べ多くなってきました。
しかし、フィリピン留学を検討している方の中には、「英語力ゼロだけど行っても大丈夫かな…。」「どのくらいの英語力があれば留学できるのかな…。」なんて思っている方も少なくないのではないでしょうか。
結論からお伝えすると、英語力ゼロでもフィリピン留学はできます。
ただし、留学は時間もお金もかかります。
貴重な留学を無駄にしないためには、留学前にできる限り英語の基礎をつけておくのがベターです。
この記事でわかること |
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フィリピン留学する人の英語レベルとは?
フィリピン留学する人の英語レベルは初心者レベルの人が多いです。
そして、初心者レベルの人は、初めからアメリカやカナダなど欧米留学に行くのではなく、フィリピン留学で英語の基礎を身に付けるのがおすすめ。
※フィリピン留学が初心者におすすめな理由は次項で紹介します。
実際に、「フィリピン留学→欧米留学やワーキングホリデー」という流れで留学する方も多いです。
一方で、仕事で簡単な英語のやり取りをしている中上級レベルの人が、フィリピン留学をすると、少し物足りなさを感じるでしょう。
フィリピン留学で学べる英語は、どちらかというとビジネスレベルではなく初心者~中級者レベルになります。
英語力ゼロでもフィリピン留学で英語が話せるようになる理由
ではなぜフィリピン留学が初心者向けなのか、なぜ英語力ゼロでも英語が話せるようになるのか。
その理由は大きく分けて3つあります。
- マンツーマンレッスンの多さ
- 初心者慣れしたフィリピン人講師
- 学習時間の多さ
それぞれ順番に見ていきましょう。
英語力ゼロでも話せるようになる理由①:マンツーマンレッスンの多さ
まずはフィリピン留学の最大の特徴である、マンツーマンレッスンです。
フィリピン留学では、マンツーマンレッスンを最大8~10コマ取ることができます。
一方で、通常の欧米留学では10~20人程のグループレッスンとなります。
マンツーマンレッスンを受講するには、更にコストがかかるので、グループレッスンを選ぶ方がほとんど。
フィリピン留学のマンツーマンレッスンでは、講師一人に対し、生徒はあなた一人だけなので、レッスン中は講師を独り占めできます。
分からないことがあれば、とことん理解できるまで説明してくれるので、初心者レベルの人にも優しいです。
フィリピン留学 | 欧米留学 | |
レッスン形式 | マンツーマン | グループ(10~20人ほど) |
レッスン数 | 最大10コマ/日 | 最大6コマ/日 |
特徴 | 講師を独り占めできる | 発言できる頻度が多くない |
コスト | 8万~/週(滞在費・食費込) | 8万~/週(滞在費・食費込) |
欧米留学のグループレッスンは、生徒数が多く、発言できる回数や講師があなたに割いてくれる時間が少なくなります。
コストは同じぐらいになりますが、レッスンの内容を比べてみると圧倒的にフィリピン留学の方が内容は濃いと言えるでしょう。
英語力ゼロでも話せるようになる理由②:初心者慣れしたフィリピン人講師
フィリピン人はフレンドリーな性格の人が多いです。
その性格を活かし、シャイな日本人の心を開くのがとても上手。
そのため、英語を話すことに慣れていない、恥ずかしがりやな日本人が相手でも、レッスンをスムーズに進めてくれます。
また、フィリピン人講師は日本人の英語の弱点も熟知しているので、多少の日本人アクセントも理解し、正しく直してくれます。
恥ずかしがらず、積極的にレッスンを受けると、英語上達のスピードは高まるので、レッスンを受講する時は意識してみましょう。
英語力ゼロでも話せるようになる理由③:学習時間の多さ
マンツーマンレッスンが多いことに付随しますが、フィリピン留学では、一定の学習時間が確保されています。
スパルタ校と呼ばれる厳しい規則を定めている語学学校では、レッスン以外の起きている時間帯は、基本的に食事を取るか自習するかの2択です。
一般的なフィリピン留学の1日のスケジュールはこのようになります。
7:00~ | 朝食 |
8:00~8:50 | レッスン |
9:00~9:50 | |
10:00~10:50 | |
11:00~11:50 | |
12:00~13:00 | 昼食 |
13:00~13:50 | レッスン |
14:00~14:50 | |
15:00~15:50 | |
16:00~16:50 | |
17:00~18:00 | 夕食 |
18:00~ | 自由時間 |
18:00以降は自由時間となる学校がほとんどですが、その日のレッスンの復習や翌日のレッスンの予習をする必要があります。
スパルタ校であれば、平日の放課後は外出できないルールを設けている学校もあり、強制的に学習せざるを得ない環境を作っています。
このレッスン後の予習復習をしっかり行わないと、英語力の向上は厳しいと言っても過言ではありません。
英語力ゼロの人が留学前に注意すべきこと
英語力ゼロでフィリピン留学を検討している方は、特に注意しておくべきことがあります。
それは事前学習。
渡航前の事前学習を行わないと、留学ができない訳ではありませんが、事前学習で英語の基礎をつけておくだけで全く異なります。
実際に現地でも、「事前学習をしっかりしておけば良かった。」と口にする生徒はたくさんいました。
フィリピンの留学では、スピーキングや発音矯正を中心としたアウトプットがメインになります。
インプットである、英文法やボキャブラリー(語彙)などはフィリピンに来る前にできる限り終わらせておきましょう。
フィリピンに来てから、日本でもできるインプットをレッスン中に行っていては、せっかくのアウトプットの時間が短くなってしまいます。
貴重な留学を無駄にしないためにも、最低限中学レベルの文法や単語は理解できるようにしておくのがおすすめ。
学校や仕事に加え、留学準備で忙しくなりますが、スキマ時間を上手に利用して、少しでもインプットをしておきましょう。
【期間別】英語力ゼロの人がフィリピン留学でつけられる英語力とは
実際に英語力ゼロの人がフィリピン留学した場合、どのくらいの英語力をつけることができるのか見てみましょう。
ここでいう、英語力ゼロはTOEICスコアで400点未満が目安です。
400点未満とは、基礎力が不足していて、簡単な英会話や読み書きも、断片的に理解できる程度で、意思疎通が難しいレベルを指します。
期間 | 身につく英語力 | |
リスニング力 | スピーキング力 | |
1~2ヶ月 | 徐々に耳が慣れて、講師の指示や内容が大まかに理解できるようになる。 | レッスンで習った表現や、自分自身の話が少しできるようになるが、単語だけや短い文章での会話が多め。 |
3~4ヶ月 | 講師の話の内容が複雑で長くても、大まかに理解できるようになるが、たまに誤った理解をすることもある。 | ゆっくりだが言いたいことを言えるようになり、日常会話で困る場面が少なくなる。 徐々に長めの文章で会話もできるようになる。 |
5~6ヶ月 | 講師の話している内容が複雑で長くても、ほぼ正確に理解できるが、難しい単語やイディオムはまだ理解が難しい。 | 日常会話でのコミュニケーションはほぼ問題なくできるようになる。 言葉に詰まることが減り、自信を持って会話できるようになる。 |
(参照:Nexseed)
効果を実感するのには個人差がありますが、留学中にしっかりと学習できれば、上記レベルの英語力をつけることも可能です。
まとめ:最低限の英語力があるとベター
冒頭でお伝えした通り、英語力ゼロでも留学は可能です。
しかし、本当に英語を身に付けたいのであれば、留学前に最低でも中学レベルの英語力をつけておきましょう。
フィリピン留学を終えた人たちが合わせて口にするのが、「事前学習をしておくべきだった。」です。
人生で一度しかないかもしれない、貴重な留学を無駄にしないように可能な限り事前学習に取り組みましょう。
英語力ゼロだけどセブ島に留学したいと検討している方はいつでもセブ留学マスターへお問い合わせください。
セブ島留学マスターのサービス内容 |
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