こんにちは!
フィリピン専門留学代理店セブ島留学マスターです。
フィリピン留学は格安で行けるというのが大きな特徴ですが、アフターコロナの留学では今までと全く同じというわけにはいきませんよね…。
場合によってはリスクを減らすために様々な状況に対応する為に、少しお金をかける方が良い部分も出てくるのではないかと思います。
ではどこがどう変わるのか?
フィリピン留学のカウンセラーとして今後はどのような事を提案させて頂くのか?
今回のコロナ騒動で判明したことを基にこれから留学される方にご案内させて頂きます!
返金規定を必ず確認しよう
以前もブログでもご紹介させて頂きましたが、返金規定は今後かなり重要になってきます。
返金規定には2種類あり、1つは語学学校が設定している返金規定、もう1つは留学エージェントが設定している返金規定です。
語学学校返金規定
コロナ感染拡大に伴って各学校が方針を発表された際には、既存の返金規定に感染症に対する明確な対応が記載されていない学校も多くありましたが、混乱が徐々に落ち着き、各学校が出発前は全額返金、出発後は通常の規定に則るという規則で足並みを揃えてきた印象です。(コロナが理由でのキャンセルの場合に限る)
しかしながら、変わらず既存の厳しい返金規定に則り、出発前でも授業料の25%は返金不可などあり得ない条件を突き付けてくる学校もございます。
代理店返金規定
弊社は語学学校の返金に則り対応していて、このような対応をしているエージェントも少なくはないと思います。
しかしながら一部の代理店では、頭金や入学金は返金不可であったり、バウチャー(次回)での返金対応になったりと受け入れ難い内容になっています。
このような対応をしている場合、例え語学学校が100%返金を約束していても代理店に一部キャンセル料を取られ、全額返金されないという事が発生します。
各学校、各代理店の細かいルールは異なりますので、きちんと確認しましょう。
併せて読みたいこちらの記事もお勧め!
フィリピン留学はアフターコロナでどう変わる?!
海外保険は延長できるプランに加入しよう。
突然都市封鎖が始まったフィリピン。正直、脱出劇のようでした。
その中で帰国できない方も多くいらっしゃいました。
このような状況になった際にまず必要なのが航空券の変更や海外保険の延長の手続きです。
海外保険はプランによって異なりますが、最大3カ月までしか加入できないプランなど加入されているプランによって様々です。
タイミング悪く有効期限ギリギリで帰国できない状況になってしまう等、それ以上延長できないプランに加入している場合は、延長分は保険に加入していない状況ですので補償の対象になりません。
当面の間は、延長ができる海外保険にご加入されることをお勧めします。
日程変更やキャンセルができる航空券を購入しよう。
航空券は有料でキャンセルや日程変更ができるタイプがございます。
急に感染症が拡大したり、自然災害が発生したり直前で留学をキャンセルしたいという事もあるでしょう。
仮に留学が再開されたとしても今はいつウイルスが拡大するかわからない状況ですので、少しでも心配の方は変更やキャンセルができるチケットを購入しましょう。
LCC(格安航空会社)はなるべく避けよう。
LCCの航空券は非常にお手頃価格で購入でき大人気です。
とにかく費用を抑えたいという方、学生さんを中心にカウンセラーからもご提案させて頂いてました!
しかしながら今回のコロナ禍においてLCCにはそれなりの弱点があるという事がはっきりと明白になりました。
現金での返金の対応ができない?!
今回、一部のLCCでは航空会社側の都合でフライトキャンセルになっているにも関わらず、ジェットスターアジア(3K)はバウチャー(次に使えるクーポン)にて返金の対応となり、現金が返金されませんでした。
いつ海外に行ける状況になるか不透明であるにも関わらず、有効期限内に使用しないと無効になるバウチャーでの対応は納得しがたいですよね。
返金にかなり時間がかかる?!
フィリピン最大のLCCセブパシフィック航空を例に挙げると、フライトキャンセルが発生したのが3月末であるにも関わらず、5カ月近く経過した今でも多くのフライトの返金の手続きが完了しておりません。今回はフィリピンが長期にわたるロックダウン中という事も関係はしていると思いますが、キャンセル手続きを行った際には4ヶ月ほどで返金がされるとの事でしたので、さすがに信頼できなくなります。
またコロナの打撃があまりにも大きいため、LCC以外にも影響が出ています。
フィリピン最大手のフィリピン航空もフライトキャンセルが相次いだ当初は手続き後3カ月以内には返金されていましたが、4/9以降オートリファンド(自動返金処理機能)を停止したため、それ以降にキャンセル処理を行ったものに関しては、ご返金までに最長で1年程度かかると言われています。
このようにLCCは現金での返金の対応がされなかったり、期日内に返金がされなかったりとトラブルが起こりやすくなっています。
弊社はフィリピン専門旅行会社も運営している為、今回航空会社の対応や動向を確認することができましたが、ご自身で手配される場合は上記を理解した上で細心の注意が必要です。
韓国系の学校の方が対応が良い?!
今回の途中強制帰国で各学校の対応が大幅に異なりました。
その中で返金や残余期間の条件が悪く、トラブルが多発したのは日本人経営の学校が多かった印象です。韓国資本の学校は出発前の方への全額返金はもちろんですが、途中帰国の方への返金条件も好条件の語学学校が多かった印象です。
また混乱の状況のなか、代理店向けに頻繁に情報を送ってくれた語学学校も韓国資本の方が少し多かったです。
もちろん日本資本の学校でも頻繁に報告してくださる学校もございますのでご安心ください!
日系学校のHOWDY ENGLISH ACADEMY(ハウディイングリッシュアカデミー)や韓国系のPHILINTER(フィリンター)は、今でも週1回フィリンターの様子をニュースレターで伝えてくれます!
カウンセラーですらも渡航できない状況の中、このように共有してくれると非常に助かりますし、信頼できるな~と痛感しています。
非常食、着替えの替えを少し多めに持っていこう。
フィリピンのロックダウンは日本の緊急事態宣言よりも厳しく、年齢によって外出不可であったり、買い出しも限られた日に限られた人数しかできません。食料はある程度政府から配布されますが、フィリピン色の強い食事を食べ続けることは、異国の地で自粛を余儀なくされている人にとってはストレスに感じることも否定できません。
そういう時に日本のインスタントの味噌汁やふりかけ等あると安心しますね。
また、語学学校が洗濯を業者に委託している場合や、各自コインランドリーを利用して洗濯を行っている場合はロックダウンで機能しなくなり、最悪の場合は利用できないという事も考えられます。
留学新時代においては少し多めの着替えを持っていく必要があるでしょう。
現金を少し多めに持っていこう。
フィリピンはまだまだクレジットカードの普及率が低いのが現状です。大半の大型のショッピングモールでは利用できますが、ローカルショップでは現金のみの対応が多いです。
ロックダウン状況下では利用できる店舗も限られていたという事もあり、現地で延長した生徒さんから現金が足りなくなった!という連絡を沢山いただきました。
弊社はこのようなリクエストにも対応し、緊急時には海外送金を代理で行いますが、海外送金手数料は留学生負担となりますので、万が一の事を考えて、今後は少し多めの現金をお持ちいただくことをおすすめします。
対策ができるものを持参しよう。
いつどこで発生するか分からない感染症。日本でも起こったように買占め騒動なども今後も起こりうる可能性がございます。日本から持参できるマスクや除菌シート、体温計などは必ずご持参ください。
医療体制が整っていないフィリピンではご自身で予防することが最も大切になってくるかと思います。
まとめ
日本では連日1000人を超える感染者が報告され、フィリピンでは感染爆発が引き起こす医療体制の崩壊がかなり危険視されています。
想像以上にこの状況が長引いている事に個人としても驚きを隠せません。
セブ島留学マスターはいつ留学が再開しても良いように、ニューノーマルな留学とは何なのかを常に考え、どのようなご案内が留学生にとってベストかを模索し続けています。
早く普通の暮らしを取り戻し、海外に行けるようになればいいですね~!!
今か今かとフィリピン留学の再開を待ちわびている方!
留学に関するアレコレを聞きたいという方!
いつでもセブ島留学マスターにお問い合わせ下さい(^^)/
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