フィリピンの空港税は航空券代金に含まれている?それとも現地で支払う必要がある?
結論:現在(2019.12.10時点)では基本的にほとんどのフィリピンの空港では空港税は”航空券代金に含まれています”。
2019年12月10日時点で現地で支払う必要があるのはクラーク空港の600ペソのみです。
空港税の支払いにはフィリピンの通貨である”ペソ”もしくはアメリカドルが必要で日本円での支払いはできませんので帰国時には予め必要なペソを残しておくことをオススメします。
(※最悪、日本円があればフィリピンのほとんどの空港には両替所がありますので、問題はありません。レートはあまりよくないため、事前に両替済みのペソを持っておくことをオススメします。)
空港税が現地にて支払いが必要な都市
(2才未満の幼児はお支払い不要です。それ以外のお子様は大人と同額をお支払い頂く必要があります。)
クラーク 600ペソ
2018.8.8時点で対ペソのレートは2.11です。
(ペソの上記2.11をかけるとおおよその日本円に換算できます。)
航空券に含まれている空港税(現地で支払う必要がない空港税)
<国際線>
マニラ 550ペソ
・2015年2月1日購入よりマニラ空港税(国際線)は航空券代金に含まれることとなりました。
セブ(マクタン空港) 935ペソ(2019.12.7より850ペソから値上げ)
・2019年9月1日購入よりマクタン空港税(国際線)は航空券代金に含まれることとなりました。
<フィリピン国内線>
マニラ 200ペソ
セブ 330ペソ
カティクラン(ボラカイ)200ペソ
バコロド/カガヤン/ダバオ/イロイロ/カリボ/プエルトプリンセサ 200ペソ
ドゥマゲティ/ジェネラルサントス/レガスピ/ロハス/タクロバン/ザンボアンガ 150ペソ
上記はフィリピンの主要な空港のみとなります。記載外の空港でも空港税はありますが、基本的には航空券代金に含まれております。
2019.8.30時点で対ペソのレートは2.04です。
(ペソの上記2.11をかけるとおおよその日本円に換算できます。)
注意事項
廃止になったはずの空港税を請求される場合がある?
大昔に比べると被害は激減していますが、悪しきフィリピンの慣習といいますか…、空港職員にワイロを要求されることがあります。
よくあるのが、持参した荷物に難癖をつけて、これは持ち込みできないが今回は特別に見逃すとか、出入国書類に不備があるが今回は見逃すので1,000円よこせ、みたいな感じです…。
今ではほとんどないと思いますが、こういったケースと同様に空港税を支払えと言われたケースもチラホラ聞きます。
万一、払う必要のない空港で空港税(ターミナルフィ)を支払えと言われた場合には、断るようにしましょう。
どうしても引き下がらない場合は、領収書をしっかりもらうようにしましょう。スマホで写真を撮るぞ!といえば尚ヨシですね。
(※掲載の情報は2019.7.22時点となりますので、上記のルールや金額が変更になる可能性がある点、ご注意ください。基本的には航空券に切り込みのスタイルが一般的ですので、空港税の現地徴収は廃止の方向になると思います。)
フィリピンでの空港税(ターミナルフィ)の支払いについてまとめ
2019年の7月時点で国際線に関しては現地払いとなるのはクラーク空港利用時のみとなります。
利用空港によっては、帰国時に所定の空港税を支払う必要がありますので、前もって支払いが必要な空港税分のペソは持参しておくようしましょう。
悪質な空港職員に不当な請求をされるケースがありますので、しっかりと事前に情報収集をして対応しましょう。
一部のLCCには空港税が入っていないケースも稀にあるようなので、ご自身がご購入頂いた航空券の支払い明細を確認しましょう。
(YQ ○○PHPと記載されていれば燃油サーチャージと航空保険料、LI ○○PHPと記載があるものは、旅客サービス料 (PASSENGER SERVICE CHARGE)=空港税となります。)
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