セブ島留学マスター

資料請求 来社カウンセリング・無料説明会

留学の目的から選ぶ
留学のエリアから選ぶ
フィリピン・セブ島留学体験談

フィリピンの治安について

[記事の最新更新日]2017.7.5
[記事公開日]2015.12.24


フィリピン・セブ島留学を検討している方はとても気になる、フィリピンの治安について記事をまとめました。

2017年5月23日ドゥテルテ大統領による戒厳令が出されました。
これによりフィリピン全体の治安が懸念されている状況ではありますが、正確にはミンダナオ島の一部紛争地域のみで語学学校があるダバオ市内では検問などが強化された程度で特に大きな影響は出ていません。
ミンダナオ島以外の地域においては、戒厳令布告後も特に目立った影響などは出ていません。

まず「フィリピン」と聞いて皆さんが思い浮かべるイメージはなんでしょうか? 最近はセブ島やボラカイ島などがリゾート地しての知名度も上がってきて、よいイメージも持っている方も沢山いらっしゃると思います! その反面、途上国の貧しい国で治安もあまりよくないのでは?と思っている方も多いと思います。

イメージの悪い理由ですが、犯罪者がやたらとフィリピンに逃げるということが第一に挙げられます。
フィリピンに犯罪者が逃亡する度にニュースなどテレビで大きく報道されるため、フィリピンのイメージを悪くしている大きな要因の一つだと思います。(※犯罪者がフィリピンへ逃げる理由は別記事で次回掲載します。)

実際問題、フィリピンの治安は日本と比較するとかなり悪く、東南アジア諸国と比べても良いとはいえません。しかし旅行・留学前にしっかりと犯罪に巻き込まれないためのポイントをしっかり押さえておけば、まず犯罪に巻き込まれることはまずありませんので、この記事をしっかり読んで留学や旅行に備えて頂ければと思います。

最近ではフィリピンに精通していない新興エージェントも増えすぎて、「前に他のエージェントさんに聞いたんですが、マニラの治安は悪いけど、セブの治安は良いんですよね?」なんてお声も頂いてびっくりしますが。本当にセブに行ったことがあるのかな…、そのカウンセラーさんはと疑いたくなります。
こういう情報を真に受けて、危機管理をせず安易な気持ちで留学している方が犯罪に巻き込まれるケースがほとんどですので、情報収集をしっかりして留学中には軽率な行動は控えるように注意しましょう。

この記事の目次 [メニューを非表示にする]


1.フィリピンと諸外国との犯罪発生率の比較
 1.1 フィリピンにおける殺人発生率
 1.2 フィリピンにおける強盗発生率
2.地域による治安について
 2.1 セブ島の治安
 2.2 クラークの治安
 2.3 バギオの治安
 2.4 ダバオの治安
 2.5 バコロドの治安
 2.6 イロイロの治安
 2.7 マニラの治安
3.日本人留学生が巻き込まれている犯罪
 3.1 トランプ詐欺
 3.2 スリ
 3.3 強盗・恐喝
4.犯罪に巻き込まれないための対処法
 4.1声を掛けられても絶対について行かない
 4.2大金や貴重品を持ち歩かない
 4.3夜中に出歩かない
 4.4目立つ服装や、高価なアクセサリーを身に着けない。
5.フィリピンの治安まとめ



フィリピンと諸外国との犯罪発生率の比較

言葉で治安が良いとか、悪いとかでは一概に判断はできませんので、数値による世界各国のデータと比較して検証していきます。

1.1 フィリピンにおける殺人発生率

(※2013年データ/218ヶ国中)
(※2013年の国連薬物・犯罪事務所(UNODC)のデータより抜粋)

人口10万人当たりの殺人件数。
分かりやすく比較するため日本にも馴染みのある国を抜粋して比較しています。

順位 国名 10万人あたりの発生件数
1位 ホンジュラス 42.9
10位 南アフリカ 31.8
14位 ブラジル 26.5
53位 フィリピン 9.3
56位 ロシア 9.0
94位 タイ 4.9
112位 アメリカ 3.8
167位 カナダ 1.4
211位 日本 0.3






1.2フィリピンにおける強盗発生率(※2013年データ/77ヶ国中)


次に強盗発生率を見ていきましょう。
※強盗とは暴力などを用いて他人の財産を強奪する行為の事を指し、フィリピン・セブ留学に置いても被害報告が多い犯罪です。

順位 国名 10万人あたりの発生件数
1位 ベルギー 1,616
13位 フランス 193
15位 スペイン 183
20位 アメリカ 107
27位 カナダ 66
31位 ドイツ 57
33位 フィリピン 50
73位 日本 2




どうでしょうか?
殺人率は高めですが、強盗件数はアメリカ、カナダ、ヨーロッパ各国などより低い数値となってい」ます。
尚、2015年12月現在では、フィリピン・セブ島における留学生殺害事件などは未だ起こっていません。むしろ留学生が巻き込まれる可能性が高いのは強盗やスリなどになりますので、そういった犯罪においてはフィリピンが諸外国に比べても平均であり、そこまで悪い数値は出ていません。

ただ、上記を見て分かるように日本は諸外国に比べ圧倒的に治安が良い国です。日本の治安を基準にしてフィリピンで留学生活を送るのは非常に危険なことです。
留学生活を終えるまで自分が日本ではなく海外で生活しているという認識と、しっかりとした危機管理を持って生活する事が重要になります。

2.フィリピン国内の地域別の治安について

セブ島

2.1セブ(マクタン島/セブシティ)

安全度★★☆☆☆

商業施設、ビジネスエリアが集中するセブシティとリゾートホテルが建ち並ぶマクタンエリアに分かれ、フィリピンに留学している学生のほとんどはセブシティの学校に集中しています。
セブシティ、マクタン島ともにメインストリートを一本道を曲がるとガラっと雰囲気が変わり、一気に危険度が増しますので注意して下さい。
日中は観光客が多く、繁華街であってもそれほど危険ということはありませんが、夜になると一気に危険度が高まります。特に人通りの少ない道には近づかないようにしましょう。
夜間、タクシーでセブシティからマクタンへ移動する場合、メーターではなく交渉制になることがほとんどです。(夜間、マクタン島ではセブシティ行きのお客さんを拾うことができないため、値段を吹っかけてきます。) メーターを回してくれるタクシーを見つけたかったらタガログ語で話すか、何台もタクシーを呼び止めるかのどちらかですが、留学生にはどちらもレベルが高いですしお勧めも全くできません。素直に料金交渉に応じましょう。 300ペソ~400ペソが相場です。500ペソといってくるドライバーもいますが、流石に高すぎなので、もう少し安くしてもらうか駄目なら別のタクシーを探しましょう。

クラーク

2.2クラーク

安全度★★★★☆

比較的安全。 経済特区内の学校であれば、まず安全です。フィリピンで一番治安の良いエリアといってもいいでしょう。
経済特区内に入るためには、必ず警備員によるチェックが行われます。
唯一フィリピンの公道でのジョギングを安心してできるエリアです。 ただし、経済特区から一歩出れば、アンヘレスの歓楽街近辺は治安の良くないエリアとなります。自ら興味本位で夜に行くようなことはしないほうがいいでしょう。

バギオ

2.3バギオ

安全度★★★★☆

バギオはフィリピンの避暑地とも言われており、政治家やお金持ちの人の別荘などもある地域ですので治安は良いです。
マニラやセブと比べ娯楽が少ないし、スパルタの学校が多く、勉強時間が多くなるため、夜に一人で出歩くといったことが少なくなりますので、治安についてそこまで心配することはありません。

2.4ダバオ

安全度★★★★☆

ダバオは日本の外務省の渡航情報で渡航危険スポットに指定されているミンダナオ島の州都ですが、とても治安のいい地域です。
ミンダナオ島が渡航危険区域に指定されているのはムスリムの反政府活動が主な理由ではありますが、その反政府活動の主な拠点とダバオとは距離がかなり離れていますので全く問題ありません。
ダバオ市は条例が厳しいことが有名で、タバコのポイ捨ては禁止、飲食店では深夜0時を過ぎるとアルコールの提供が禁止されています。 こういった厳しい条例がダバオ市の治安の良さに繋がっているといえます。
とはいえ日本と比べると当然治安はよいとはいえないため、夜中に一人歩きをしたりなどの行為は避けましょう。

2.5バコロド

安全度★★★★☆

語学学校が位置するバコロド市は人口40万人を超え、フィリピンの中では大都市に部類されてはいるが、実際には農業が盛んで緑の多い田舎町で、微笑みの街とも称されフィリピンの中では治安がとても良いエリアとなります。 治安の良さは”あくまでフィリピンの中で”の話ですので、夜間の独り歩きやトラブル時に抵抗をするなどの行為は絶対に避けるようにしましょう。

2.6イロイロ

安全度★★★★☆

大学数が40校を超え学園都市として名高い街で、治安が良いエリアとなります。 人口は40万弱と田舎特有の温厚なフィリピン人が多く、タクシーなどでぼったくられる可能性も低くセブなどに比べると安心して留学生活を送る事が可能なエリアです。

マニラ

2.7マニラ

安全度★☆☆☆☆

フィリピンで最も治安の悪いエリアです。
普段日本で見かけるニュースはほとんどマニラで起こっている事件です。マカティエリアはそれほど治安が悪くないのですが、エルミタなどの歓楽街は特に治安が悪くなります。ストリートチルドレンが日中、夜間を問わずおり、コンビニから出るだけで日本人とみるや、大勢に取り囲まれます。 治安の悪さから語学学校はあるもののあまり人気のないエリアです。

3.日本人留学生が実際に巻き込まれている犯罪・事件

トランプ詐欺

3.1トランプ詐欺


かなり多くの日本人留学生が巻き込まれている犯罪です。
色々なケースがありますが、基本的にはモールやバーなどで声を掛けられ、話しているうちに仲良くなり、自宅に招待され富豪が来てるから掛けトランプで一緒に儲けよう、などと巧みに誘われ、気が付くと、有り金全部を払わされる、更に足りない額はカードを使い支払いをさせるなどの手口です。

スリ

3.2スリ


恐らく日本人留学生が一番被害に遭っていると思われるのがスリです。
その中でも一番多いのが、ジプニー内でのスリでしょう。
ジプニーは安くて便利な乗り物ですが、しっかりと荷物の管理をしていないとスリに合う可能性が高まります。 貴重品はポケットなどに入れず、ショルダーバックなどしっかりと口が閉じれるバッグで、中身が入ってる方を体の前に持ってくるなどしっかり管理しましょう。
最近では特にスマホを盗まれるケースが多発しています。 また、路上でのスリも本当に多いため、フィリピン人に話しかけられても、相手にしないようにしましょう。



3.3強盗・恐喝


こちらも留学生の被害報告件数が多い事例です。
ほとんどの場合、犯人は銃を持っておりバイクに乗っております。銃を持ち突きつけながら「お金をよこせ!」または「持っている物をすべてよこせ!」と言ってきます。その場合は一切抵抗せず大人しく渡すよう渡してください!薬物をしている可能性も高いため刺激を与えると発砲してくる可能性があります。昼間でも夜でも起こりえますのでなるべく一人で外を歩かない事を勧めます。タクシーでは銃で脅さるような事はありませんので一人で出掛ける際にはタクシーにて移動しましょう。

4.犯罪に巻き込まれないための対処方法


4.1声を掛けられても絶対について行かない


日本人の人の良さ、断わることのできない優柔不断な性格は犯罪者にとってよいカモです。 モールや道を歩いていると驚くほどフィリピン人に声を掛けられます。
あなたは日本で街を歩いている外国人に突然声を掛け自分の家に招待したり、飲みに行こうと誘ったりしますか?
しませんよね、普通。陽気なフィリピン人であれ、突然話しかけてくる相手は絶対に警戒して対応しましょう。
自分は日本に何年住んでいたんだとか、共通の話題を見つけては言葉巧みに誘ってきます。(中には悪意のない人もいるのも事実ですが…。見分けられないのであれば、リスクを冒す必要はありません。) はっきりと”No”と誘いを断りましょう。



大金

4.2大金や貴重品を持ち歩かない


海外では当たり前の事ではありますが…。
留学生の場合は生活費も含めそれなりのお金を持っていることが多いと思います。 外出をする際には、必要最低限の現金のみを持ち歩くように心がけ、万一強盗やトラブルに遭遇してしまった場合は素直に従ってください。(決して逆らったり、暴力行為は行わないように注意して下さい。絶対にです。)
どうしても財布を持ち歩く場合には、口がしっかり閉じれるショルダーバックなどを前向きに持って行動をするようにしましょう。
強盗などに遭遇してしまった場合は現金だけではなくクレジットカードなども持っている場合は、ATMまで連れて行かれ、その場で現金を引き出すよう指示される場合があるため、極力カードも持ち歩かないようにしましょう。(※また、キャッシングの限度額などを日本で必ず確認して、必要以上引き出せないようにしておきましょう。)

夜遊び

4.3夜中に出歩かない


深夜にウロウロしてもそれほど危なくない国は日本ぐらいです。(※日本でも場所によっては危ないですが…。)
夜間、夜中にフィリピンで行動することはかなり危険な行為になりますので、十分に注意してください。 危ないので夜にジョギングしている人なんか見かけることはない。といえば少しイメージができるでしょうか…。 週末は平日の勉強から解放されたといってついつい羽目を外し過ぎないように注意して下さい。 どうしてもで歩く必要がある場合は、単独行動は避け、2人以上で行動してください。
歓楽街やクラブなどはトラブルに巻き込まれる可能性が高いため、近づかないようにしましょう。

派手な服装

4.4目立つ(派手な)服装や、高価なアクセサリーを身に着けない。


近年目覚ましい経済成長をしているフィリピンですが、平均月収は20,000円~30,000円ほどです。 高そうな腕時計、指輪など身に着けていると確実に狙われます。 極力目立たないファッションを心がけてましょう。

無視

4.4声を掛けられてもいちいち反応しない。

日本人の人の良さ、断わることのできない優柔不断な性格は犯罪者にとってよいカモです。 モールや道を歩いていると結構な頻度で声を掛けられます。 自分は日本に何年住んでいたんだとか、共通の話題を見つけては言葉巧みに誘ってきます。(中には悪意のない人もいるのも事実ですが…。見分けられないのであれば、リスクを冒す必要はありません。) はっきりと”No”と誘いを断りましょう。

5.フィリピンの治安まとめ

如何だったでしょうか?
一言にフィリピンといっても地域差がかなりあり、都市によって治安はかなり違ってきます。
注意をして欲しいのは、留学に人気のセブ島は実際のところあまり治安は良くありませんし、むしろ悪いということです。 今では毎年3万人以上がフィリピンに語学留学に訪れています。 フィリピン留学が当たり前の時代になり、何となく治安の悪さは薄れてしまって、軽率な行動をしている留学生の姿も良く見かけます。
今までのところ新聞やテレビを賑わすような大事件は起こっていませんが、このままではいずれ大きな事件に繋がるのも時間の問題ではないかと危惧しております。
海外だからと羽目を外さず、語学留学のためにフィリピンに来ていることを常に念頭におき、責任のある行動と充実した留学ライフを送りましょう。



この記事を書いた人
宮川稔基(セブ島留学マスター代表) 1979年生まれ。
愛媛県松山市出身。
旅行業勤務を経て、2008年に独立し、エスアールディ株式会社設立。
長年フィリピンに携わっている強みを生かし、セブ留学のリアルタイムな情報をお届けたいと思います。
英語初心者。セブで一緒にフットサルしたい方募集。