更新日: 2024-10-11
こちらの記事では小学生と一緒に親子留学を検討していて、英語学習は学校での授業のみ、週1回、英会話スクールに通っている程度のお子様がいらっしゃるご家族にお勧めの学校や、学校選ぶ際の注意点などについて年間200組以上の親子留学の実績があるセブ島留学マスターのカウンセラーである私自身が親子留学に失敗した体験談をもとに出来るだけ詳しく解説している記事となります。
既に英検2級以上の英語力をお持ちの子様の場合には参考になりませんのでご注意ください。
親子留学をする目的はご家庭によってそれぞれだと思いますが、お子様の英語学習をメインを第一とするのであればしっかり勉強に打ち込める学校を選ぶ必要があります。
まずは英語や異文化に触れ、日本に帰国してからも自主的に英語学習を継続してほしいのであればアクティビティや課外レッスンなどがある学校を、異文化交流に触れ国際感覚を養ってほしいのであれば国際色が豊かな学校を選ぶ必要があります。
お母様、お父様は親子留学で英語学習をしたいですか?それともできればゆっくりしたいですか?
原則としてフィリピンにある語学学校は保護者も英語プログラムを選択して英語を学ぶ必要があります。
語学学校ですので当たり前と言えば当たり前です。
多くの学校は学校と同じ敷地に併設した学生寮(ドミトリー)で生活していて、滞在している人達の中には大学生や社会人の方など真剣に英語を学びに来ている学生もいるため、ご家族がワイワイしているとあまりいい気がしない人がいるという側面もあります。
学校としても提供できるお部屋には限りがあるため、滞在だけでなく、英語プログラム(授業料)を払って滞在してくれる方を優先するのは至極当然ともいえます。
「なんで親まで勉強しないといけないんだ」、「自分はゆっくり観光やマッサージをして過ごしたい」といった保護者も多いのですが、基本的に保護者も勉強しないといけない学校が多い事には上記のような学校の事情があります。
但し、滞在のみのプランを用意している学校は少なからずありますので、英語を学びたくない方はそういった学校を選んで頂くとコストも抑えることができますし、他人に気兼ねすることなくお子様の成長を見守ることができるでしょう。
せっかく海外に来ているのだから子供のうちに外国人と交流して子供達に国際感覚を養わせてあげたい、英語で苦労したお父様、お母様の気持ちは痛いほど分かります。
しかしよく考えてみて下さい。子供の英語力や性格にも左右されますが、はたしてほとんど単語も知らない、文法も分からない、英語力が未熟なお子さんが積極的に他国の小学生と英語を使って交流できるでしょうか?
またお子様はそういうことを望んでいるでしょうか。
ある程度、英語力があり、子供自身が積極的に海外の人と交流したい、と願っているのであれば別ですが小学生ぐらいの年頃のお子様の場合はそれほど日本人の割合を気にする必要はないと思います。
「せっかく海外に来たのだから日本人ではなく外国人とも交流したい」
おっしゃる通りでそう考えるのが自然です。
但し、前述の通り外国人と交流するためにはある程度の英語力が必要になります。
また、日本人ばかりの学校にも小学生と一緒に親子留学をする場合にはメリットの部分がかなりあります。
まず、親子留学に来ている時点で海外志向の高いご家族であるため同じような環境、教育の方針を持ったご家族と交流をすることができ、様々な意見交換をすることができ、帰国後にもご家族の交流を続けてお互いの成長を確認しあったりといったプラス面も大きいと思います。
また子供達にとっても同じぐらいの年齢の子供達と海外で交流する経験は刺激的ですし、何よりも意思疎通できる日本人と一緒の方が楽しいはずです。
日本人ばかりの学校は日本人オーナーが運営していることもあり、ただ教室で英語を学ぶだけではなく観光地やレストラン、モールなどに行って学んだ英語を実際に使う体験型のアクティビティや韓国資本の学校にはない、きめ細やかなサービスが多いのもメリットです。
留学の目的が英語に興味を持ってもらい「セブ楽しかった!また行きたい」、中学生、高校生、大学生と英語学習を続けていずれはグローバルに活躍してほしい、と願うのであれば日本人ばかり学校がむしろお勧めです。
子供の成長とともに日本人がいない学校への留学といったステップアップする長い目での選択肢もありだと思います。
どうしてもセブ留学というと"マンツーマンでしょ"というイメージが定着しています。
でもちょっとよく考えてみて下さい。フィリピンの学校は1日平均で6~8時間のレッスンを提供しています。
英語力が未熟な子供に1日6時間も英語でマンツーマンを受けて負担にならないでしょうか?英語を好きになってくれるでしょうか?
私はカウンセリングの際にマンツーマンをしっかりと受けさせたいというお母様には「日本語でも1日6時間もマンツーマンで人と話をするのはしんどいと思いませんか?」とお伺いしています。
単語もほどんど知らない、文法も全然わからない子供たちに英語しか話せない人間と1日6時間も話すことを強要することは果たして子供達のためになるのでしょうか。
私自身、当時小学1年生だった息子と親子留学に行き、マンツーマンレッスンを受けさせ、中学生になった今では一番嫌いな科目を英語にしてしまった苦い経験があります。
今となっては本当に可哀そうなことをしてしまったと後悔しています。
また今後、日本人の英語力も世界基準になった時に必要な事はコミュニケーション能力やクリエイティブな発想力といった能力が求められるようになるでしょう。
そういった力を海外で出会った見ず知らずの人たちとグループレッスンを通して学ぶ事により身につけることができます。
ほとんんどの語学学校ではお申し込み時点からキャンセルになった場合には手数料が発生します。
また留学エージェントを通して申し込みをした場合には別途エージェントの規定による手数料が発生する場合もあります。
親子留学の場合、複数人でのお申込みになりますので手数料は人数分かかってしまいますので必ず申込み前、できれば学校検討段階で確認しておくことをお勧め致します。
セブ島にあるCPIは渡航前は全額返金、CLCは渡航の28日前、CESは渡航の30日前まで全額返金という規定を設けていますので取り扱いのエージェントの規定にもよりますがほぼノーリスクで学校申し込みをすることができます。
セブ島留学マスターでは申し込み時、キャンセル時に学校規定以外の手数料を一切頂いていないため、上記の学校であれば全くのノーリスクで申し込みをすることが可能です。
語学学校の学費は基本的に留学する時期によって変動はありませんが、航空券代金は基本的に早く予約した方が安く買える事がほとんどです。
留学費用を少しでも抑えたい場合は留学が可能なスケジュールが確定したら調整が可能な範囲で最も安い航空券を探すことが留学に関するコストを抑える近道です。
具体的にはセブ島までの航空券は留学の1年前~半年前だと1人5-6万円で入手できるのに対し、留学の1ヶ月前だと1人10-12万円ほどとかなり差が出てきます。
学費に関しては複数のエージェントにあいみつをしてもそれほど変わらない、もしくは全く変わらないのいずれかになる事がほとんどです。
できるだけコストを抑える場合はセブパシフィックやエアアジア、ジェットスターといったLCCで予約する必要がありますが、購入後のキャンセルは不可となりますので確実に留学に行くことが決定してから申し込みをしましょう。
セブ島での親子留学がここまで人気になったのは割と最近で2018年頃からです。
ほとんどの留学エージェントは親子留学以外の一般留学や正規留学をメインに扱っており、実際に小学生を連れて親子留学を経験しているカウンセラーがほぼいないのが実状です。
また留学カウンセラーは20代の女性が最も多いため小学生のお子様を育てた経験もありません。
保護者目線でしっかりとお子様の将来を考えて学校を選んだり相談ができる留学エージェントを見つけましょう。
小学生と一緒に親子留学する場合、英語学習と同じくらい海外での経験や思い出作りが重要になってきます。せっかくの海外ですから子供達が楽しめるアクティビティを留学プランに盛り込んでおきましょう。
セブ島で楽しめる一番人気のアクティビティがジンベイザメと泳ぐツアーです。
ジンベイザメは回遊魚のため本来は一定箇所にとどまる事はないのですが、セブ島にあるオスロブという地域では餌付けに成功しており、ジンベイザメが完全に定着をしているため遭遇確率はほぼ100%です。
日本でも水族館でジンベイザメを見たことはあるかもしれませんが、あの大きなジンベイザメと一緒に泳ぐ経験は一生の思い出になるでしょう。
セブ島は近年急速な経済成長を遂げており、都市部では日本と変わらないほどの高層ビルや大型のモールなど軒並みを連ねていますが、貧富の差は激しく大通りを一本逸れると貧困層が生活するエリアとなっている場所も多く存在しています。
セブ島ではこのようにフィリピンが抱えているSDGsの課題でもある「貧困」、「頻発する自然災害」、「教育」などの支援をする活動に参加することができます。
セブ島で体験することができる具体的なボランティア活動にはCECが毎週土曜日にセブ墓地スラムにて炊き出し体験、孤児院訪問、現地小学校での支援活動、「海の遊牧民」バジャウ族と交流、炊き出し体験、オランゴ島のマングローブでのサスティナブル体験などがあります。
ボランティア活動に参加するためには現地のNGO団体などに連絡するか、学校のアクティビティとしてボランティア活動を積極的に行っている学校を選びましょう。
セブ島留学マスターではボランティア団体と提携をし留学期間中に1度無料で参加できる特典をご用意しています。
学校で出会ったご家族同士でご参加される方も多くセブ島で老若男女問わず人気ナンバーワンのアクティビティといえばアイランドホッピング(島めぐり)です。
人気の島は3つあり、木造の橋が島まで繋がっているナルスマン島、海洋保護区(サンクチュアリ)に指定されていて抜群の透明度を誇るヒルトゥガン島、真っ白なホワイトビーチが魅力のパンダノン島、こちらはセブ島に訪れたら是非一度は行っておきたい観光地となっています。
学校名 | CES(セブイングリッシュスクールの詳細) |
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地域 | セブ島 |
最短受け入れ期間 | 1週間~ |
お子様の受け入れ年齢 | 1才~(※レッスン受講は3才以上) |
お勧めの年齢 | 幼児、幼稚園、小学生、中学生、高校生 |
日本人の割合 | 100% |
こういう親子にオススメ! | まずは英語を好きになってほしい、教室での勉強だけでなくアクティビティ系のレッスンを受けさせたい |
親御様の滞在のみプラン | あり |
お勧めのポイント | 講師とのアクティビティレッスン、保護者滞在のみ、自炊可能な内部寮プラン、快適な外部ホテル寮プランを選択、細かいところまで柔軟に対応してくれる学校 |
空室状況 | 2024年夏休みがやや混雑 |
たった1週間や2週間で英語話せるようにはなりません。
多くの人が留学をゴールとして捉え、帰国後には少しずつ英語学習から離れてしまいます。
セブイングリッシュスクールでは本格的な英語学習に加え、英語を話すことへの楽しみや興味を持っていただく事に重点を置き、帰国後にも英語学習を継続してもらえるカリキュラム作りを行っています。
教室のレッスンに加え、海外移住やよりリアルなシチュエーションでの英会話を学習するため毎週金曜日には講師とモールやレストラン、観光地などで学んだ英語をアウトプットできるユニークなレッスンを提供しています。
2024年10月からは講師と一緒に生活するプランが登場。ホームステイのような24時間英語の環境に身を置くことができます。(※部屋数が限られており先着順となります)
学校周辺はセブの中心からほど近く、徒歩圏内にはコンビニ、ランドリーショップ、スーパー、マッサージ店などがあり利便性の高い立地です。
学校名 | CLC(シーエルシーの詳細) |
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地域 | セブ島 |
最短受け入れ期間 | 3泊4日~ |
お子様の受け入れ年齢 | 3才~ |
お勧めの年齢 | 5-12才(幼稚園、小学生)、中学生、高校生 |
日本人の割合 | 100% |
こういう親子にオススメ! | 教室での勉強だけでなくグループレッスンやアクティビティ系のレッスンを受けさせたい |
親御様の滞在のみプラン | あり(※但しレッスンありと金額がほぼ変わらないため授業を受けた方がお得) |
お勧めのポイント | 2週以上の留学の場合に利用できるコンドミニアムプランがお安くお勧め。セブ島で最大の客室数を誇る四つ星ホテルで滞在、豪華ビュッフェが毎日食べれます(※土日祝を除きます)、好き嫌いがあるお子様も問題なし。 |
空室状況 | 2024年の夏休みがやや混雑(2023.10.10時点) |
四つ星のBaiホテルで快適な留学生活を送ることができます。
ホテルには日本食レストランや留学中に提供されるインターナショナルなビュッフェレストランやステーキ店などがあり、プールやスパ、カフェ、サウナ、スポーツジムなども備わっている。
シーツやバスタオルの交換、ルームクリーニングも毎日行ってくれます。
お部屋にはドライヤーやウォシュレットも備わっていて、一般的な学校ではトイレットペーパーは流すことができないが当校の場合は問題ありません。
教室でのレッスンだけでなくホテル館内や向かいのモールなどで実践型の英会話を学ぶことができます。
学校名 | CPI(シーピーアイの詳細) |
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地域 | セブ島 |
最短受け入れ期間 | 1週間~ |
お子様の受け入れ年齢 | 5才~ |
お勧めの年齢 | 小学生(高学年)、中学生、高校生 |
日本人の割合 | 30-70%、韓国人、ベトナム人、台湾人など比較的多国籍 |
こういう親子にオススメ! | お子様にグループ授業を受けさせたい親御様、親御様の授業は少なくしたいご家族の方 |
親御様の滞在のみプラン | ありませんが、授業を受けない選択は可能です。(※返金や割引等はございません。) |
お勧めのポイント | リゾート留学をコンセプトにしている学校で施設が充実、他国の生徒とクラブ活動(工作、お料理教室、アートクラフト、水泳など)を通し国際交流ができる。 |
新型コロナの影響 | 2022年6月より受け入れ再開 |
空室状況 | 2024年の夏休みはやや混雑 |
CPI校ではジュニアプログラムにグループクラスを提供している数少ない学校で集中力が続かないお子様でも楽しみながら英語を学ぶことができます。
一部有料のオプションとなりますが水泳や工作、ミュージックレッスンなども提供しています。
時期にもよりますが豊富なビュッフェ形式の食事メニューも魅力で好き嫌いの多いお子様でも安心できます。
保護者向けのアクティビティも充実していて、ヨガ、ズンバ、フィットネスと毎日日替わりで楽しめる。
学校名 | ELSA(エルサの詳細) |
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地域 | セブ島 |
最短受け入れ期間 | 1週間~ |
お子様の受け入れ年齢 | 1才~ |
お勧めの年齢 | 幼児、幼稚園、小学生、中学生、高校生 |
日本人の割合 | 5-20%、韓国人がメインで、その他はベトナム、台湾、中国人など | こういう親子にオススメ! | 本格的に現地学生と交流しながら英語を学ばせたい、未就学児童に英語を学ばせたい、伸び伸びできる環境で学ばせたい |
親御様の滞在のみプラン | ありませんが、授業を受けない選択は可能です。(※返金や割引等はございません。) |
お勧めのポイント | 満4才以上から英語レッスンを受けることができる。(4歳未満の受け入れ可能ですがシッター対応のみ) |
新型コロナの影響 | 2022年10月より受け入れ再開 |
空室状況 | 2024年の1月と2月はほぼ満室 |
ELSAでは4才~6才はKinderプログラム、7才~14才はジュニアESLと年齢に応じたプログラムを提供している。
緑豊かで広大な敷地で子供達が伸び伸び英語を学べる環境が整っている。
4才未満のお子様はレッスンを受講する事ができませんが、ベビーシッター制度を設けているため小さいお子様連れのご家族でも受け入れが可能です。
語学学校に現地インターナショナルスクールがありより日本人ができるだけ少ない環境で英語を学ぶことができる。
私自身、小学生の息子と娘を持つ親として、子供が興味を持っていることに関しては惜しみなく投資や支援をしてあげたいと思っています。
自分自身が英語で苦労した事もあり、子供にはなるべく英語では苦労してほしくないという想いは皆様と一緒です。
小学生といっても大人と同じく自分の興味がある、ないの考えは既に持っているお子さんがほとんどで、やりたくない事を無理やりさせようとしてもうまくはいきません。
当社にご相談されるのほとんど方が英語初心者の小学生がいらっしゃる方で、そういった方には無理に勉強ばかりをさせるのではなくアクティビティやホスピタリティ溢れるフィリピン人との交流を優先的に考えて学校選びを提案させて頂いています。
インターネットを検索すると様々な情報が出てきますが、コロナ前とコロナ後では大きく学校の運営方針や親子留学のプログラムも様変わりをしていますので2020年より古いレビューや評判、口コミには注意をしましょう。
セブ島留学マスターでは学校選びだけではなくセブ島に治安や生活面、旅行業資格があるため航空券手配のサポート、海外旅行保険手配などを全て手数料無料で行っております。
随時無料でZOOMカウンセリング(カメラオフでオッケー)を行っておりますのでお気軽にご相談下さい。
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