フィリピン(セブ島)にある50代、60代、70代のシニア留学にお勧めの学校紹介

更新日: 2024-11-25

セブ島でのシニア留学について

フィリピンで英語を学びたいと考える50代、60代のシニア世代方の海外留学が2013年頃から人気となっています。

日本から直行便を利用すると4時間半ほどで渡航ができる点も気軽に海外留学できるポイントになっています。

シニア世代の方の学生割合は全体の1割未満がほとんどではありますが、常にシニア世代の生徒がいらっしゃる学校がほとんどで、中には70代の方も留学に挑戦をされています。

カウンセリングではやはり年齢を気にされる方が多いですが、フィリピンの語学学校では思っている以上にシニアの方もかなり多いので思い立ったのであれば是非留学に挑戦して頂きたいと思います。

但し、どの学校も基本的には10代-20代が中心で、50代、60代の方がその中に入り、長期間の留学する際にはメリットだけでなくデメリットや注意しておきたいポイントもありますので自分の留学目的や何を優先するのかを踏まえたうえでしっかりと情報収集をし、納得のいく学校選択をしましょう。

今回の記事ではメリット、デメリットに加え、シニア留学に関する注意点や学校選びのポイントなど、失敗しないための学校選びについて詳しく解説をしてきます。

シニア世代がセブ島で英語を学ぶメリット

マンツーマンが中心のため人目を気にする必要がない
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マンツーマンが中心のため人目を気にする必要がない

セブ島留学の特徴と言えば質の高いマンツーマンレッスン中心の英語学習を行えることにあります。

欧米圏だとグループクラスメインのため自分の発言機会はかなり限定的です。

50代、60代の方の留学期間は大体12週間(3ヶ月)までの方がほとんどで比較的短期間の方が多いため、効率よくマンツーマンレッスンを学べるフィリピン留学は最適だと言えます。

セブ島のグループクラスやオプションクラス
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費用を抑えることができる

新型コロナの流行以降、フィリピンでも円安や物価高の影響を受けてはいますが、欧米圏との留学と比較するとやはりフィリピン留学は圧倒的に費用対効果がよいです。

1ヶ月の留学費用は20-30万+航空券や海外旅行保険ですので欧米での留学と比較するとかなり費用を抑えることができます。

食事や宿泊もセットになっているので、コスト面だけでなく日々の生活面でも英語学習に集中できる環境であるのがセブ留学の特徴です。

セブ島のグループクラスやオプションクラス
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長期移動の肉体的負担が少ない

日本からフィリピンへは直行便を利用するとセブ島であれば約4時間半と海外留学につきものである長距離の移動がありません。

セブ島留学の場合、留学中に一時帰国する方もかなり多くいらっしゃることからも何かあればすぐ日本に帰ってこれる国である点はメリットの一つといえます。

学校を決める前に知っておきたい事

セブ島の大規模校
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大型校は孤立しやすい

セブ島で学ぶ学生は大学生や20代前半の社会人が中心となっており、学校にはよりますがシニアの割合は全体の10%前後です。

大型校の場合、校内のどこにいても若い学生で溢れかえっていて若いエネルギーに圧倒される事でしょう。

また生徒数が多すぎるため、大型校は生徒一人一人に対するケアがどうしても希薄になってしまいがちです。

留学する目的が「英語習得」であるのであれば柔軟な対応をしてくれ、周りを気にすることなく、先生や学校スタッフがしっかりとケアしてくれる小規模の学校に留学されることをお勧め致します。

ネイティブ講師のレッスン
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基本ネイティブから学ぶのは難しい

セブ島留学ではネイティブ講師がいる学校もありますが、基本的にはフィリピン人講師から英語を学ぶ事になります。

フィリピン人の英語力はGlobal English社(米国)の調査によるとアメリカやイギリスなどを差し置いて世界一位となっており、世界的にもフィリピン人の英語力は認められています。

ただ、一定数の方には「発音の訛りが気になる」といったお声も頂きます。しかし日本人がネイティブ同様の発音を大人になってから習得するのは至難の業です。

フィリピン人の英語は世界で認められているわけですから、多少の訛りがあろうが英語は通用するという事です。アメリカやイギリスであっても地域によっては訛りはあるのですから。

セブ島の学校の食事
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食事が合わない(可能性がある)

セブ島のほとんどの学校ではビュッフェ形式の食事が提供されますが、韓国料理やフィリピン料理などが中心となったメニューが一般的です。

コロナ前と比較すると各学校で提供されている食事の質は向上していますが、ややオイリーな味付けになっていることが多く、食事面が不安といった場合には、CESCAEAといった日本食を提供している学校を選ぶのがよいでしょう。

バスタブがある学校は僅かしかない
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バスタブがある学校は僅かしかない

日本人のように湯船に浸かる文化が海外では一般的ではなく、それはフィリピンも同様で学校のドミトリーには基本的にはシャワーしか備わっていません。

1週間などの短期留学であれば耐えられるかもしれませんが、4週以上の長期留学の場合は些細なストレスが英語学習のモチベーション低下にも繋がってしまいます。

いくつかの学校ではバスタブ付きのお部屋が用意されていますが、本当に少数ですのでよくお調べをして学校を選択しましょう。

セブ島のグループクラスやオプションクラス
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トイレットペーパーは基本流せない

フィリピンでは水道管の水圧が弱く、また配管の直径が小さいため紙を流してしまうとすぐに詰まってしまいます。そのため、フィリピンの学校では基本的にトイレットペーパーを流すことは禁止されていて、備え付けのゴミ箱に使用済みのトイレットペーパーを捨てる必要があります。

こちらも少数ですがホテル寮などを持っている学校の場合は日本と同様にトイレットペーパーを流すことができます。

セブ島のグループクラスやオプションクラス
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1人部屋の確保が難しい

一部の学校にはなりますが、社会人に人気のある1人部屋は半年以上前から満室という事も珍しくありません。

ほとんどの学校ができるだけ多くの学生を収容するために2-4人部屋を多く設置して、1人部屋は僅かしか用意されていないということもあり、かなり早い段階からお部屋が満室になります。

大学生の春休み1-2月、7-9月はほとんどの学校が満室になるため1人部屋を希望する場合は半年以上前からお申込みが必須です。

逆に上記以外だと比較的社会人やシニアが多い時期となりますので、留学する時期も含めて事前にしっかり計画するのがよいでしょう。

セブ島にあるシニア留学にお勧め学校一覧

CAEA(カエア)
学校名 CAEA(カエア)の詳細
エリア セブ島
雰囲気と特徴 セブ島では最もシニア率が高い学校。できる限り日本に近い環境で英語を学べる。
お勧めのポイント シニア世代の学生数が最も多く、平均学生数が10名以下、文法と発音は日本人講師から学べるハイブリット授業を提供、バスタブ付きのホテルに滞在できる。

セブ島で最もシニア向けの学校

ホテル、学校、日本食レストラン全て同じオーナーが提供している学校。

特に生活環境が日本と変わらない点がシニアに好評。スタンダードルームを除きバスタブが付いており、日本食レストランでお食事を提供、ウォシュレット完備の水洗トイレなどなど。

英語プログラムはマンツーマンのみを提供しているため、グループクラスで余計な気を遣う必要もない。

CES(セブイングリッシュスクール)
学校名 セブイングリッシュスクールの詳細
地域 セブ島
雰囲気と特徴 アットホームでマイペースで英語学習に専念できる環境
お勧めのポイント アットホームでフレキシブルな対応、シニアからの評判がよい、教室外で使うより実践的な英語が学べる

生徒と講師の距離が近くアットホーム

セブ島のランドマークであるアヤラモールから徒歩10分ほどの距離にあり、周辺はマッサージ店やレストランなどが立ち並ぶ利便性のよいエリア。

小規模の学校で、出来る限り生徒の要望に柔軟に対応してくれる。毎週金曜日には生徒のリクエストに応じて観光地などに講師と行き教室で学んだ英語を実践で使う事ができる。

TOEIC900点以上、英検1級取得のスタッフが週に1度、英語学習についての相談を行っている。

滞在先はリーズナブルな学生寮と、徒歩3分以内にある5つのホテルから選択が可能。

この学校に留学をした人の体験談

セブ島留学の卒業生

職業:小学校教員
年齢:60代
留学目的:急に仕事の休みができたので、前から憧れていた英会話学習にチャレンジした

楽しいこと、困ったことも含めて思い出いっぱいのあっという間の2週間でした。自分自身が納得する英語力の獲得のためには、2~6か月は必要だということも今回の体験で明白になりました。体験談の続き

Coco English(ココ イングリッシュ)
学校名 Coco Englishの詳細
地域 ボラカイ島
雰囲気と特徴 シニア向けにお勧めの学校では珍しく日本人が少ない学校
お勧めのポイント フィリピン屈指の南国リゾート地でゆったり英語を学べる

世界的にも有名なビーチリゾートで英語を学べる

Boracay Coco Englishはフィリピンが誇るホワイトビーチで有名なボラカイ島にある学校。

ノンスパルタでマイペースで学ぶ事ができるためしっかりリゾートを満喫しつつ英語を学ぶ事ができる。

日本人の割合は0-10%と少なく、中国人と台湾人が中心。リゾートホテルではあるが、ボラカイ島にあるホテルとしては施設面も含めややグレードはやや低め

D'Mallがあるボラカイ島のメインストリートまで平日は3回、休日は2回シャトルバスを運行している。

JICプレミアム
学校名 JICプレミアムの詳細
地域 バギオ
雰囲気と特徴 フィリピンの軽井沢とも呼べる涼しく緑豊かな地域でワンランク上の学校設備
お勧めのポイント 暑さが苦手という方でマイペースで英語学習をされたい方にお勧め

緑豊かな涼しいバギオでマイペースでしっかり英語を学べる

JICプレミアム校はバギオにある語学学校で、避暑地で有名な涼しい気候の中で2023年にフルリノベーションされたキャンパスはバギオで一番綺麗な施設で快適な留学生活を送ることができる。

ノンスパルタでシニア向けのコースも用意され、マイペースで学ぶ事ができリゾート気分を味わいつつ英語を学ぶ事ができる。

日本人の比率は35%、韓国35%、台湾10%、中東15%、残りはベトナム、中国となり、シニア向けの学校としては貴重な国際色が豊かな学校。

校内設備も整っておりジム、卓球台、ビリヤード、ダンス&ヨガルーム、ゴルフ練習所など学校内にレジャー施設がたくさんあり、生徒同士の交流も盛んで、学校外に出る必要があまりなく英語学習に集中できる環境が整っている。

ユニバースイングリッシュ
学校名 ユニバースイングリッシュの詳細
地域 セブ島
雰囲気と特徴 親子とシニアの生徒がほとんど
お勧めのポイント 午前中はマンツーマン、午後からは観光地巡りなど旅行感覚で留学できる

ホテル滞在で快適に留学生活を送ることができる

ユニバースイングリッシュ校のプログラムは非常にユニークで午前中は教室でマンツーマンレッスンを行い、午後からは生徒のリクエストに応じて観光地やレストランなどに行き英語を学ぶといった実践型の英語学習プログラムを提供している。

滞在先は学生寮ではなくホテルであるため、比較的日本での生活に近い環境で留学ができるのも魅力です。

MeRise(ミライズ)
学校名 MeRise(ミライズ)の詳細
地域 セブ島
雰囲気と特徴 30-40代の社会人、シニアがほとんどで落ち着いた雰囲気
お勧めのポイント 上場企業の役員クラスの方やハイキャリアの方が多く人脈構築にもお勧め

基礎からしっかりビジネスレベルまで英語力を身につけれる学校

MeRise校は社会人が中心に集まる学校で、大学生など若い学生は少なく、ビジネスマンやハイキャリアの学生が多く在籍していて落ち着いた環境でしっかり英語力を身につけたい方にお勧め。

1日4コマのライトなプランから1日10コマの短期集中のプログラムなど目的に応じ選択することができる。

学費は他校に比べるとやや高めですが、施設のグレードも高く長期でも快適に留学生活を送ることができる学校。

その他のシニアにお勧め校

フィリピンの語学学校でスパルタ規則のお勧めの学校を表示していますが更に希望の条件で絞込検索をすることができます。

エリア

勉強スタイル

専門コース

  • IELTSの点数保証コースがある学校
  • TOEICの点数保証コースがある学校
  • TOEFLの点数保証コースがある学校

学校設備

  • 通常のwifiでなく光回線

こだわり条件

  • 年間を通し日本人の割合30%以下