無理なく自分の予算や目的に合わせいくつかのポイントを押さえれば学校選びはそれほど難しくはありません。
更新日: 2022-02-22
フィリピンにはセブ島だけでも100校以上の語学学校があり何も知識がない状況では本当に自分に合っている学校を探すことは大変難しく結果的に学校選びで留学自体を失敗してしまうケースもあります。
学校数は多いもののある程度学校ごとに特徴がありますのでいくつかのポイントさえしっかり抑えていれば自分に合った学校を見つけ出すことがはそれほど難しくはありません。 こちらでは学校選びで失敗しないための重要なポイントについて紹介、解説をしていきたいと思います。
ほとんどの人にとって外留学の第一の目的海は英語習得「英語を話せるようになる事」だと思いますのでまずは1日の授業数をどのぐらいある学校が良いのか、またセブ留学の最大の特徴であるマンツーマンをどのぐらい受けたいか、グループクラスの有無などについて検討してみましょう。
セブ留学の最も大きな特徴とメリットとも言えるマンツーマン授業ですが、学校やコースによって授業数が異なります。 1-2週間の短期留学を検討している方の場合は、できるだけスピーキングを強化したいと思う方は1日5コマ以上のマンツーマンレッスンを受けることができる語学学校を選択しましょう。
マンツーマンレッスンでは英語を話すことへの苦手意識を克服するためには非常に有効ですが複数人と発言する経験を積むことはできませんので、ある程度の英語力がある方や1ヶ月以上の留学を予定している方は様々な人とディスカッションやディベートをすることを想定しグループクラスのコマ数や内容についてもしっかり確認した方がよいでしょう。
フィリピン留学後にワーキングホリデーやカナダやオーストラリア、欧米圏などへの2ヵ国留学を予定している方はネイティブ講師がいるかについても確認をしておきましょう。
フィリピンの語学学校はネイティブ講師がいる学校は少数派です。またネイティブ講師がいる学校であっても1-3名と少なく講師の入れ替わりも多いため、自分が予定している留学先の国籍の講師なのかどうかもチェックしておきたいポイントの一つです。
セブ留学後にワーキングホリデーを考えているのであれば実践的な英語での就職活動や面接や職業体験を学べるワーキングホリデーコースのがあるのかどうか、社会人の方で仕事で英語を使う機会を想定しているのであればビジネスシーンを想定したビジネス英語コースなどの専門のコースの有無についても確認しておくとよいでしょう。
フィリピンの語学学校はほとんどの場合、学校内部にあるドミトリー(学生寮)での滞在となります。学校ごとに門限や外出するための条件・規則が定められていますので注意しましょう。
スパルタ・ノンスパルタにかかわらず学校敷地内での飲酒はほとんどの学校で禁止されていますので注意しましょう。
その名の通りスパルタ式の規則を採用している語学学校を指します。主に韓国系の語学学校に多く、平日の外出は禁止といった校則があります。 また授業についてもテスト結果によっては週末の外出が規制されたり義務自習が課される場合がほとんどです。
平日の外出の規制などがない学校です。主に日本系の語学学校に多く、門限はあるものの平日の外出が認められます。 学校によっては飲酒を認めている学校もあり自己管理がしっかりできる社会人の方にはノンスパルタをお勧めです。
セミスパルタほど厳格な規則がないものの義務自習があったり適度な規則があるのがセミスパルタ校の特徴です。 ドミトリー内では自習を促すためネットが繋がらない学校もあります。
英語初心者にとってはある程度日本人がいる語学学校がおすすめです。英語中級もしくは上級者で日本語をできるだけ使いたくない場合は日本人が少なく多国籍の学生が滞在する学校を選びましょう。
セブ島にある語学学校で日本人がいない学校はありませんが、日本人の割合が10-30%程度といった学校は韓国系の語学学校を中心に割とあります。 しかし日本人が少ないからといって多国籍かと言われれば韓国人や中国人ばかりといった学校もあるため単に日本人が少ないといった理由で学校を決めてしまうのはオススメできません。
日本人が少ない環境を求めている方は、日本語を使う機会を減らしたい理由と異文化交流をしたいという目的もあるはずです。 多国籍な学生が滞在している学校は国籍ごとに受け入れ制限を行い極端に一つの国籍の学生が集中してしまわないよう配慮しています。
日経資本の学校であればある程度の差はあれ50-80%が日本人といった学校がほとんどです。 しかしセブ留学の場合は1日の授業時間が平均して8時間あり、予習復習も含めると1日10時間近く英語に触れている環境ですので、息抜きも兼ねて多少日本語を使うことは問題ないともいえます。
留学に来ている意識の高い日本人との人脈を構築するよい機会でもありますので単に日本人が多いからといった理由で語学学校を候補から外してしまうは誤りかもしれません。
ほとんどの語学学校にいは内部寮があり、学校の敷地内に滞在することができます。 通学の必要はなく教室への移動も負担になることはないでしょう。
1人部屋/2人部屋/3人部屋/4人部屋などに分かれており予算に応じて選択することが可能です。 一部の語学学校を除き校内風紀を乱す恐れのある飲酒や異性の部屋への立ち入りは禁じられております。場合によっては退学処分となりますので注意しましょう。
一部の学校では外部寮(ホテル滞在)が設定されています。プライベートを重視したい方や社会人の方に好まれる傾向があります。
門限や外出の規制、飲酒なども自由ですので自己管理がしっかりとできる社会人の方におすすめです。 内部寮の相部屋と比較すると留学費用が割高になります。
フィリピンにある学校によっては、公式テストセンターに指定されていることがあります。公式センターに指定されている場合は最新の出題傾向などの情報をいち早く取り入れてカリキュラムを作成されていることと、日ごろからテスト会場で模擬試験などを行うため本試験でもいつもの環境でリラックスしてテストを受けられるといったメリットもあります。
試験対策コースが設定されている語学学校には点数保証コースを設けている場合があります。留学期間内に目標スコアを達成できなかった場合に授業料が免除となります。この保証コースを設けている場合は試験対策について学校としても留学生に目標スコアを達成させる自信があるという証明にもなります。
点数保証コースを受講する場合は基本的に12週間を通しての受講が条件となります。
試験対策コースを受講するためには各試験の公式スコアもしくは学校入学時のレベルチェックテストで受講資格を判断しますので自分が受けたいコースが基準を満たしているのか事前にチェックをしておきましょう。
また試験対策コースを設けている学校では毎月指定の入校日の設定がある場合がほとんどですので、自分が留学を考えている期間内に入校日の指定があるかどうかのチェックも忘れずに行いましょう。
フィリピンにある語学学校では基本的に留学費用に食事の料金が含まれています。 学校選びのポイントとしてあまり重要視されない方が多いのですが、日々の食事は体調管理や精神的なストレスを緩和しモチベーションを維持するために非常に重要な要素です。 好き嫌いが特にない方であれば問題はありませんが、好き嫌いが多い方などはビュッフェ形式でメニューが豊富にある語学学校を選ぶことをオススメします。
全体としてフィリピン料理はやや味付けが濃くオイリーな料理が多く、生野菜を食べれる機会が少ないため、できれば自分が候補に入れている学校はバランスの良い食材を提供しているかどうかも事前に把握しておきましょう。
大型の語学学校はこちらのビュッフェ形式を採用しているケースが多いです。特に韓国資本の場合は辛い味付けの料理が多いため、辛くない味付けのものと分けて提供しています。
小規模の学校や日本資本の学校では配膳形式を採用している場合が多い傾向です。 日本人向けの味付けをしていますが、全く日本と同じレベルとは言えませんし、出されるメニューを変えることができないため好き嫌いが多い方は注意が必要です。事前にどういったメニューがあるのかも確認しておいた方がよいでしょう。
フィリピンにあるほとんどの語学学校には日本人スタッフが駐在していますが、中には日本語が話せる韓国人のみであったり、インターンスタッフ(無給の学生スタッフ)であったりする場合もあります。
万一病気を患った際などに英語で対処できる英語力がない方はしっかりと日本人スタッフのサポートがある語学学校を選んでおくのがいよいでしょう。
2021年に流行した新型コロナウイルスの影響で、今後海外留学をするためには万一新型コロナ感染してしまった場合の学校のサポートについても確認をしておく必要があるでしょう。
予定した授業を受けられなくなった場合の補講や保証、返金についても予めしっかりと確認をしておくことをお勧めします。
如何でしたでしょうか。留学の目的や予算などを整理すれば候補の学校はある程度絞ることができます。
但し学校のホームページやインターネット上の口コミや体験談だけでは心配な点が残るのも事実です。
フィリピン留学専門エージェントであるセブ島留学マスターでは定期的にフィリピンへ視察を行い学校と忖度することなくお客様一人一人に合った最適の語学学校をご紹介しております。
土の語学学校にするのがよいかお悩みの場合お気軽に当社カウンセラーまでご相談くださいませ。