公開日:2018-6-15 更新日: 2024-11-29

中学生の留学成功は学校選びが鍵を握ります。

本記事では、セブ島での安全かつ有意義な留学生活を実現するために、中学生の単独(単身)でも受け入れをしている学校の紹介、学校のサポート体制、未成年者の安全に配慮した航空券の選び方などを徹底解説します。セブ島での留学を検討している中学生や保護者の方は、ぜひ参考にしてください。

中学生にお勧めの学校の特徴とチェックポイント

中学生にお勧めの学校の特徴とチェックポイント

入国の条件を満たしているかをまず確認する

フィリピンでは15歳未満のお子様が単独での入国を原則として認められていません。

渡航時点で満15歳未満の場合は、別途WEG申請という手続きをすることにより留学をすることが可能となります。

WEG申請手続きはもともと必要書類を準備し、在日本フィリピン大使館もしくは在日本フィリピン大使館にて手続きが必要でしたが、2019年5月14日にフィリピン共和国が「外国公文書の認証を不要とする条約(ハーグ条約)」の締約国なったことにより大使館及び領事館での認証は不要となりましたが、個人でのお手続き自体はやや難易度が高いものとなっております。

WEG申請の詳しい手続き方法について

外出の条件について確認をする

セブ島の語学学校で中学生の単独(単身)での留学を受け入れている学校は多くありません。

学校内では成人と一緒に留学生活を送る事になりますが、単独での外出は原則認められておらず、成人と同行や学校スタッフの動向などが条件として外出を認めている場合がほとんどです。

中学生の外出可能な条件は各学校によって規則を定めておりますのでしっかり事前に確認をしておきましょう。

スタッフのサポート体制を確認する

学校スタッフにどのようなサポートが受けられるのかを事前に確認をしておきましょう。

中学生を受け入れしている学校はそれほど多くありませんが、基本的に日本人スタッフによるサポートはなく、学校によってはフィリピン人講師がお世話をする形式です。

日本人による手厚いサービスを受けたいという場合は単身留学ではなくジュニアキャンプの参加やく親子留学をお勧め致します。

学校の施設や学生の交流イベントなどを確認する

中学生の場合、学校外の外出に関する規制があるため、留学生活に不便がない校内設備が充実している学校を選ぶのがよいでしょう。

具体的にはお腹が空いた、喉が渇いたなどにも校内の売店ですぐに入手できることやジムなどでほどよく運動ができる、プールや卓球台、バスケットコートがある学校だと生徒同士の交流も生まれやすい傾向にあります。

せっかくの海外留学ですから英語学習以外に様々な経験ができる学校がお勧めです。

航空券の手配についても考える

中学生の場合、一人で海外に行くのは初めての経験だと思いますので出来る限り、日本から直行便を利用しての渡航がお勧めです。

2024年時点では、成田空港からフィリピン航空とセブパシフィック、エアアジアが運航していますが、航空会社職員のサポート(有料)を行っているのはフィリピン航空のみとなります。

12才以上であれば各航空会社とも1人での搭乗を認めていますが上記の通りフィリピン航空以外は特にサポートなどを行っていないため、チェックインから出国審査、フィリピンでの入国審査を1人で行う必要があります。

出来る事なら保護者が付き添いの上、入国されることをお勧めします。(※保護者がいる場合はWEGの申請等も不要となります)

単独で留学の場合は乗り継ぎの場合はターミナル移動や深夜到着など安全面でも心配な点がありますのでできる限り直行便を手配しましょう。

中学生にお勧めのセブ島の学校

EVアカデミー
学校名 EVアカデミーの詳細
地域 セブ島
受け入れ年齢 渡航時に満15才以上で受け入れ可
日本人スタッフ 複数名駐在しています
サポート内容 未成年者の外出・外泊時の出入りモニタリング及び管理、体調管理、週に1度の個人面談。1週間につき$25のサポート費用
門限について 平日は外出不可、金曜、土日祝は成人の方同伴で外出を認めており門限は21:00まで。外泊は保護者の事前の了承が必要で、成人(18才以上)と同行が必須となります。
お勧めのポイント 空きさえあれば第一候補に入れてほしい学校。1-2週間の短期留学の場合は祝日でも補講を行っている。また土日も授業を受ける事ができるため、短期集中でしっかりレッスンを受講できる。学校設備が整っているため、そもそも外出する必要性があまりない学校です。

半年以上前からお部屋が埋まる超人気校

EVアカデミー校はセブ島で一番人気のある学校で、半年以上前からのお申込みでもお部屋の確保が難しい学校です。

学校設備が整っており、国際色も豊か(2023年以降日本人がかなり多め)で、国政交流などもし易い学校です。

学校周辺はあまり利便性がよいエリアではないもののフィットネスジムやプール、売店など非常に設備が整っている学校のため平日はしっかりと英語学習に専念できる環境です。

CGスパルタ
学校名 CGスパルタの詳細
地域 セブ島
受け入れ年齢 渡航時に満15才以上で受け入れ可
日本人スタッフ 駐在
サポート内容 特別なサポートはなし
門限について 平日は外出不可、金曜、土日祝は成人の方同伴で外出を認めており門限は21:00まで。
お勧めのポイント セブ島で有名なスパルタ校、市内から離れている事もあり短期間で集中して英語を学べる環境

英語漬けの日々を送ることができる

CGスパルタキャンパスはセブ島屈指のスパルタ校。朝8時から夜の10時までみっちり英語を学べます。(※自習時間を含む)

スピーキングを伸ばしつつ、毎日エッセイ(日記)を書く事が義務付けられているため、フィリピンでは伸びにくいと言われているライティングも伸ばせる。

学校は市内から離れた郊外に位置しており、平日は外出不可としているため、学んでる学生の意識も高く切磋琢磨して英語を学べる環境。

ELSA(エルサ)
学校名 ELSA(エルサ)の詳細
地域 セブ島
受け入れ年齢 10才以上で受け入れ可
日本人スタッフ 1名駐在しています
サポート内容 特に具体的なサポート内容は定められていませんが、できるだけ柔軟にサポートを行っております。
門限について 平日は外出不可、金曜、土日祝は成人の方同伴で外出を認めております。
お勧めのポイント ジュニアプログラムに定評がある学校で敷地内に現地スクールがあり現地のフィリピン人学生と交流することができる

ジュニアプログラムには最も定評のある学校

ELSA校はセブ島のコンポステラという市内からはやや離れた場所に位置しています。

緑あふれる広大なキャンパスは現地スクールが敷地内に併設されており現地のフィリピン人が通っている。

12週以上からとはなりますが現地スクールに通うプログラムも用意されており英語で数学、社会、理科などを学ぶ事ができる。

毎年1-2月、7-8月は半年以上前から満室となるため早めの留学計画をお勧めします。

ファーストイングリッシュ
学校名 ファーストイングリッシュの詳細
地域 セブ島
受け入れ年齢 中学一年生以上で受け入れ可(但し、身の回りのことを一人でできるお子様)
日本人スタッフ 複数名駐在しています
サポート内容 フィリピン人講師が平日はマクタンニュータウンでの買い物、週末は8時~21時の間で外出のサポートを行っている
門限について 平日は外出不可、金曜、土日祝は門限は21:00まで。
お勧めのポイント 日本資本で常に複数の日本人スタッフが駐在、英検対策、TOEIC対策を行っているため大学受験や就職対策の学校としてもお勧め。

日系資本でサポート体制が充実

ファーストイングリッシュは日本資本の学校の中でも特にサポート体制に定評がある学校です。

日本で学習塾を運営している事もあり、日本人の英語学習に関する苦手な分野や対策も熟知している。

英検対策は1級レベルまで対策をしているため大学受験の対策としてもお勧めできる学校です。

GLC(ジーエルシー)
学校名 GLC(ジーエルシー)の詳細
地域 セブ島
受け入れ年齢 中学一年生以上で受け入れ可(但し、身の回りのことを一人でできるお子様)
日本人スタッフ 複数名駐在しています
サポート内容 学校スタッフによるサポートはありません
門限について 平日は外出不可、金曜、土日祝は成人の付き添いがあれば外出可、また同意書の提出で指定の期間や時間の外出許可を認める事ができる。
お勧めのポイント 日本資本で常に複数の日本人スタッフが駐在、日本資本では珍しく多国籍で大型の学校

日本人以外との交流もできる環境

GLC校は日本資本ながら400名を超える留学生が在籍している学校です。

学校としてのサポートは行っていませんが、多国籍の留学生が在籍しているため国際交流の経験を積むこともできます。

但し15才未満の場合はマンツーマンレッスンのみのため自ら話しかけるなどをしなければ交流は難しい環境でもあります。

校内にはジムやプールなどがあり学校外に出る必要があまりない学校です。

中学生のセブ島留学でよくある質問

WEG手配は自分でもできますか?

現在は在日本フィリピン大使館ではなく、最寄りに外務省の認証機能を持った公証人役場がある場合は比較的スムーズに手続きを行う事ができます。

セブ島留学マスターでは年間100名以上のWEG申請手続きを行っておりますので心配な方はお気軽にご相談下さいませ。(※WEG申請のみをご依頼頂く場合は5名以上からの代行手続きとなります。)

体調不良になった時のサポート体制はありますか?

当社はでは365日24時間のオンライン相談が可能な医療機関と提携しておりますのでお子様が体調不良になってしまった場合にもすぐに対応ができる体制を整えておりますのでご安心下さいませ。

治安が不安なのですが大丈夫でしょうか?

セブ島ではエリアによってはやや危険なエリアがございます。具体的には旧市街地エリアで有名な観光地が複数あるエリアでもあります。

またどのエリアであっても日本と比較した場合は「治安がよくない」ため、最低限の注意や事前の情報収集をお勧めいたします。

当社セブ島留学マスターではzoomカウンセリング(カメラオフでオッケー)でGoogleマップで実際に治安がよくないエリアの解説や注意点などを丁寧にご説明しておりますのでお気軽にご相談下さいませ。

セブ島の治安について

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