更新日: 2024-07-12
フィリピン留学は日本から直行便を利用すると4時間半ほどで実現できる海外留学先として2013年頃から人気の留学先となっています。
アメリカやカナダ、オーストラリアよりはるかに格安でマンツーマンレッスンなど質の高い英語学習ができる点も人気の理由です。
その中でもリゾート地としても知らるセブ島は治安もそれほど悪くはなく、日本からもアクセスしやすく、多くの日本人留学生が英語を学びに訪れています。
今回はセブ島で2週間留学する場合の費用について細かく解説をしていきます。
費用を抑えるためのポイントや注意点などについても解説していますのでセブ島留学を検討している方はぜひ参考にしてみてください。
こちらの記事に記載されている金額は※2024年10月08日現在のリアルタイム為替レート(Googleファイナンス)を用いており、1ドル=148.05円、1ペソ=2.6円でそれぞれ算出をしています。
セブ島で1カ月留学する場合の総額の費用は18万円~32万円となります。
かなり金額に幅がありますが、今回は学費が最も安い3Dアカデミー校の相部屋プラン(6人部屋)とセブ島で最も人気のある学校ですが学費はやや高めのEVアカデミー校の1人部屋で合計金額を算出をしています。
項目 | 費用 |
---|---|
学費(入学金/学費/滞在費など) | 7万円~ 21万円 |
現地費用 | 3万円~5万円 |
往復の航空券代金 | ・LCC:5-8万円・フルキャリア:8-10万円 |
海外旅行保険 | 7,300円 |
通信費 | 1300円 |
遊興費(外食/アクティビティ参加など) | 20,000円~50,000円 |
留学サポート費用 | 0円(※利用するエージェントによって異なる) |
合計 | 18万円~ 32万円 |
それでは各項目について具体的な費用について解説をしていきます。
1カ月の学費が最も安い3Dアカデミー校ので6人部屋だと2週間の学費は7.4万円、学費の高いEVアカデミー校の1人部屋だと2週間の学費は21万円とその差は14万円ほどにもなります。
学費は留学費用で最も変動が大きくなる項目で、学校、プログラム、部屋割りで大きく異なってきます。
フィリピンの学校では学費にはドミトリーでの宿泊費、毎日3回の食事代が含まれている事がほとんどのため学費以外にかかる生活費が少ないのが特徴です。
フィリピンでは事前にビザを取得する必要はなく、留学期間に応じて到着後に申請を行います。
2週間の留学の場合は観光ビザ(30日以内)の範囲内ですので、渡航前、渡航後に限らずビザの申請は不要です。
但し、入学前に前乗りをしたり、卒業後に観光をする場合でフィリピンでの滞在期間が30日を超えてしまう場合はビザの申請が必要ですので注意しましょう。
往復の航空券代金はLCCを利用すると5-8万円、フルキャリアを利用すると8-10万円ほどです。
2024年6月時点で日本からセブ島への直行便が運航しているのは成田空港のみで、エアアジア、セブパシフィック、フィリピン航空の3社が定期運航をしています。(※エアアジアは欠航、遅延などのトラブルが多く何かあっても自身で対処できる方以外は利用を避けた方がよいです)
また片道の航空券ではフィリピンへ入国できませんので、必ず往復の航空券を購入するように注意しましょう。
フィリピン留学では滞在するドミトリーやホテルの宿泊代は学費に含まれています。
別途必要は費用としてはSSP(Special Study Permit/学位の取得を目的としない留学をするために必要な許可証)が₱6800(17710円)、水道光熱費が3,000円~1万円(※使用量によって異なる)、空港へのピックアップ費用などで合計すると3万円~5万円ほどになります。
2週間の海外保険料の目安は1万円~1.5万円ほどです。
セブ島留学マスターがご案内しているセブ島の病院でキャッシュレス治療が受けられるトラベルセーフティプランだと7,300円~となります。
クレジットカード付帯の海外旅行保険でも代用はできますが、補償金額が低く、キャッシュレスに未対応、対応している場合でも利用できる病院が限られるなどの制限があるため契約内容をよくご確認した上でご活用ください。
尚、フィリピン留学では留学のお申込みに関して各学校とも海外旅行保険の加入は必須となりますのでご注意ください。
セブ島で2週間留学する場合の通信費は概ね約1300円ほどです。
使用量によっても多少異なりますが、学校が提供しているwifiと併用すれば基本的にそれほどコストは高くありません。
現在はsimカードでの運用が主流でポケットwifiなどを使用する方はほとんどいらっしゃいません。
2大キャリアのスマート社(Smart)かグローブ社(Globe)のsimカードを入手して活用しましょう。因みにsimカードは100円ほどで、空港やスーパーマーケット、コンビニなどあらゆるところで入手可能です。
現地での遊興費の合計は2週間の留学だと平均して2万円~5万円ほどです。
食費に関しては学校が提供していることがほとんどのため、外食をしなければ必要ありません。
タクシーの初乗りは₱40(100円)で、セブ市内だと₱100-300(260円~780円)でほぼ全域がカバーできます。
ほとんどの留学生が週末に参加するアイランドツアーが₱2000-3000(5210円~7810円)ほどとなります。
品名 | 価格 |
---|---|
水(ミネラルウォーター) | ₱20(50円) |
タクシー | ₱40-350(100円~910円) |
マッサージ1時間 | ₱200-350(520円~910円) |
スタバのコーヒー | ₱110(290円) |
ビール1杯 | ₱80-150(210円~390円) |
ローカルのラーメン店 | ₱250-350(650円~910円) |
有名ラーメン店 | ₱350-450(910円~1170円) |
ファーストフード店で食事 | ₱100-200(260円~520円) |
ローカルのレストランで夕食 | ₱500-800(1300円~2080円) |
日本食のレストランで夕食 | ₱700-1000(1820円~2600円) |
ローカルの居酒屋 | ₱1000-1500(2600円~3910円) |
日本食の居酒屋 | ₱1500-2000(3910円~5210円) |
アイランドツアー | ₱2000-3000(5210円~7810円) |
留学エージェントを通して学校を申し込む場合、エージェントサポート費用が発生する場合があります。
サポート費用を別料金としているエージェントの場合はサポート費用が3万円~5万円が相場となっています。
フィリピン留学では基本的にビザの申請手続きや現地でトラブルなどが発生した場合、学校が全て解決に向けて対応をしてくれます。
但し、学校によっては日本人スタッフが不在であったり、学校とトラブルを起こしてしまうケースもありますのでエージェントがどのようなサポートをしてくれるのかは事前に確認をしておきましょう。
セブ島留学マスターではセブ島に現地デスクがあり無料でサポートを受ける事ができます。
それではここからは具体的にセブ島留学の費用を抑えるポイントについて優先順位別に解説をしてきたいと思います。
航空券の料金は語学学校の学費と異なり予約状況によって変動します。
例えば、本日(2024.6.1)に2024年7月28日から2週間の航空券を取得する場合の費用についてみていきましょう。
なんと総額163,000円もします。
これが1年前~半年までに購入した場合の総額は約5万円ほどで10万円以上安く、三分の一以下の料金で買う事ができます。
2週間の短期留学の場合、どのエージェントが安いか、どの学校にすれば少しでも安くなるか、という事より留学に行く日にちをしっかり留学計画をしなるべく早く航空券を押さえるのが留学費用を抑えるためには最優先事項となります。
2024年よりセブ島の主要な学校、バギオにある学校がピークシーズンを設ける事を発表しました。
留学期間が2024年7月から8月末までに重なってしまう場合、ピーク料金が1週につき約5,000円が必要となります。
また航空券も年末年始、春休み(大学生の春休みの1月後半から3月中旬、3月下旬から4月初旬)、夏休み(7月下旬から9月中旬)、お盆(8月10日~8月16日)、ゴールデンウィーク期間は料金が高騰しますので留学費用を抑えたいという事でしたら、ピークシーズンの留学を避けるという事も検討した方がよいでしょう。
学校によっては様々なプロモーションを行っています。
円安が進行しているコロナ以降はドル建ての学費を採用している学校では1$=120円などの固定レート、留学期間に応じて学費の割引などを行っております。
但し、4週未満の短期留学の場合はプロモーション対象外となる事がほとんどで、また人気校は基本的にプロモーションを出さないので、過度な期待は禁物です。
プロモーションを気長に待ち続け、希望校が満室になるという事も珍しくありませんので短期留学の場合はプロモーションが適用になったらラッキー程度の認識がよいでしょう。
まず多くの人が留学の検討をしている「セブ島」は学費がやや高い傾向にあります。
これには様々な要因がありますが、セブ島がフィリピン第二の都市で、人件費や家賃などのコストが高くそれらの経費が学費に反映されている事が主な要因です。
フィリピンにはセブ島以外にもバギオやイロイロ、バコロドなどセブ島に比べ学費が安く質の高いプログラムを提供している学校がありますので、セブ島以外の学校も選択肢に入れてみるのもよいでしょう。
また現在ではSNSやyoutubeなどで学校の情報を入手しやすくなりましたが、メディアの露出が多い学校=広告費を使っている学校、ですのでその辺の大人の事情も理解しておきましょう。
当然、学校が使った広告費は学費に反映されることとなりますからネットやyoutubeでよく見る学校は学費が高い傾向にあります。
また「youtubeやネットでよく見る学校=よい学校」でもないのでその点は注意しましょう。
ネットや動画では情報が少ないけれども提供しているプログラムは秀逸である学校もありますので根気強く自分に合った学校を探してみましょう。
留学エージェントによっては学校の割引とは別に独自の割引システムを設けています。
例えばセブ島留学マスターでは1週につき2,500円の割引(2週間だと5,000円)、zoomカウンセリングのお申込みでアマゾンギフト500円、帰国後に体験談を寄稿して頂くと2,000円のキャッシュバックなどの特典を用意しています。
海外留学は人生における一大イベントです。是非様々なエージェントの意見や特典などを確認して比較をしてみましょう。
※学校によっては割引を禁止している場合があり、その場合は上記の特典はご案内ができませんがその他にも様々な特典をご用意しております。
フィリピンの学校ではほとんどの場合、学校と同じ敷地にドミトリー(学生寮)が用意されています。
1人部屋が最も費用は高く、2人部屋、3人部屋、4人部屋と同居する人数が増えれば増えるほど費用は安くなります。(※但し同居の人数が増えれば増えるほどプライバシーはなくなり学習以外でのストレスなども発生する可能性が高く英語学習へのモチベーションが高くなる点は注意が必要)
1カ月ぐらいならルームメイトとの相性が悪くても耐えられそう、という方でしたら相部屋での留学を検討してみるのもよいでしょう。
フィリピンの学校では基本的に学校で3食提供をされていることがほとんどですので、外食をしなければ滞在費用を抑える事ができます。
日本でも物価高は頭が痛いところですが、経済成長著しいフィリピンにおける近年の物価高はなかなかの負担です。
またまだフィリピンは物価が安いイメージを持っている人が多いですが実際はそうも言えなくなってきています。飲食店の価格は2020年以前と比較すると1.5倍から2倍にもなっており、例えば日本食レストランで定食を食べると1,000円~1,500円と日本より高くなるケースも珍しくありません。
このようにできるだけ外食をしない事により留学費用を抑える事ができますが、「食欲」は人間の三大欲求の一つですから、学校で提供される食事についてはしっかりと考慮したいところです。
とあるエージェントさんでは「食事が美味しい学校を案内すればクレームは来ない」と言っているほど海外留学では学校を決める重要な要素とも言えます。
フィリピンは日本と比べ祝日が多く、ほとんどの学校では祝日は休校となり授業は行われません。
また大統領の通達により突然祝日になるという事が年に何度かあります。
2週間という短い期間で少しでも成果を出したいと思っている方にとっては留学期間に祝日が被ってしまう事はデメリットでしかなく、度々学校やエージェントとトラブルになってしまう理由の一つでもあります。
学校やエージェントに頼り切らず自身でも予めフィリピンの祝日について情報を確認しておくのがよいでしょう。
こちらの記事で紹介しているEVアカデミー校は学費はやや高いですが、祝日にも通常レッスン、土日もグループレッスンの提供を行うなど短期留学生には得にお勧めの学校となっています。
但し、非常に人気の高い学校で1人部屋は常に半年以上先まで満室という状況が続いておりますので1年前~遅くても半年前までには申し込みをするようにしておきましょう。
セブ島で2週間留学する場合の費用は17万円~32万円と円安や物価高により年々少しずつ高くなってきています。
それでもアメリカやカナダ、オーストラリアなどの欧米圏での海外留学と比較するとまだまだ格安である事には変わりません。
今回の記事てはセブ島で2週間の留学する場合に費用を抑える方法についても解説をしましたが、留学は人生における一大イベントで自分自身への投資でもあります。
学費が安い=講師の質や施設面でコストカットしている、という事でもありますので必要以上に安さを求めてしまうのは要注意です。
学校で必要な費用は妥協せず、早めの航空券取得や学校のプロモーションなどをうまく活用し留学プランを計画することをお勧めします。
当社、セブ島留学マスターでは最低価格保証での学校手配、航空券手配、留学保険の手配、全て手数料0円でお任せいただけますのでフィリピン、セブ島で留学に関してお悩みでしたらいつでもお気軽にご相談下さいませ。