バギオには日本のような四季はなく年間を通して涼しい気候ですが雨期シーズンは大雨の日が続きますので注意が必要です。
更新日: 2022-03-05
バギオの平均気温19.1℃
バギオの年間降雨量3,617.6mm
バギオは標高1,500mの高地にあることからは年間を通し冷涼な気候で日本のような四季はありませんが、大別して6-11月の雨季と12-5月の乾季に分かれます。
年間の平均気温が20℃前後と常夏のフィリピンでは唯一エアコンがなくても涼しく過ごせる地域です。
首都マニラやセブ島のようにTシャツ1枚といった服装では寒すぎるため長そでの衣類などが必須となりす。
雨季シーズンになると首都マニラやセブ島と比べ物にならないほど雨が降り続きます。台風の通り道にもなっており、フィリピンでは台風の事を「バギオ」と呼んでいるほどです。
雨季シーズンの中でも7-9月は集中的な豪雨が毎日のように続くことも珍しくありません。月間の降水量は東京の3-4倍ほどになります。また1日中バケツをひっくり返したような激しい雨が降り続くこともあります。
バギオにあるほとんどの語学学校のドミトリーには除湿器が備わっていますが衣服がカビやすい時期ですので管理取り扱いには注意が必要です。洗濯物については乾燥機を使用するため心配する必要はありません。
乾季は全く雨が降らないわけではありませんが降水量が少なく気温も20℃前後のため非常に過ごしやすい気候となります。
マニラやセブ島のような大気汚染もないため乾季には日本の秋のような澄み渡る気持ちの良い晴天が続きます。
3-5月は政府機関がバギオに移転することから「サマーキャピタル」とも呼ばれています。
常夏のイメージであるフィリピンですがバギオの気候は年間を通し涼しく冷涼であるため服装にも注意が必要です。長そでのシャツやパーカーなど日本での春先や晩秋、初冬の時期のような服装が必要です。
道路はでこぼこで割れた石などが散乱していることが多く怪我をし易いため歩きやすいスニーカーなどがおすすめです。
雨季は雨が降り続き湿度が非常に高くなります。革製品など天然素材の衣類はカビやすいため避けておくのが良いでしょう。
また雨季には折り畳み傘やレインブーツなど撥水性の高いものも携帯しておきたいところです。(折り畳み傘はフィリピンでも購入できますが質が悪い上に割高ですので日本から持参をおすすめします。)
フィリピンでは水道水などの生水を飲むのはNGです。ミネラルウォーターで水分補給することを心がけましょう。
日傘を含め傘類は危険物扱いで飛行機の機内への持ち込みは禁止されていますので預け入れ荷物としてチェックインをしましょう。