セブ留学の際に絶対に注意をしてほしい狂犬病について

年間5万人以上の死亡者である狂犬病についてと狂犬病から身を守るための予防と対処法について解説

公開日:2022-1-4 更新日: 2022-07-25

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2年以上にわたり世界中で猛威をふるっている新型コロナウイルスですが、そんな新型コロナウイルスよりも恐ろしい、 発症した場合の死亡率がほぼ100%という危険性のきわめて高い病気をご存知でしょうか?

また、世界で最も多く人を殺している動物(哺乳類・魚類)は、ライオンでも熊でもサメでもなく、私たちの生活に密接する犬であるということをご存知でしょうか?

犬に噛まれることで発症する狂犬病により、世界では年間5万人以上もの人が死亡しており、 特にこのうち3万人以上はアジア地域で発生しておりいます。

厚生労働省のデータによると2016年のフィリピンにおける狂犬病の発生状況では世界で7番目に多いという結果が出ており、 留学生や観光客が多く訪れるだけに全く無関係とは言えません。

事実として2006年にフィリピンから帰国した日本人狂犬病を発症しその後亡くなっております。

今回は日本人にとってあまり聞き馴染みのない狂犬病という恐ろしい病気についてと狂犬病にかからないための予防と対処法について解説をしたいと思います。

狂犬病とは

狂犬病は、ウイルスを持っている動物(※主に犬ですが、ネコ、キツネ、アライグマ、コウモリ)に咬まれることで、狂犬病ウイルスが最終的に ウイルスが脳まで到達し、生命維持に必要な脳の中枢を破壊、死に至る恐ろしい病気です。

潜伏期間が長く通常1~3カ月、長ければ1年以上のケースもあります。

狂犬病を発症すると、動物でも人でも100%死亡するといわれており現在のところ狂犬病を発症してしまった場合、命が助かる保証はありません。

狂犬病は人から人への感染はなく、日本国内においては、1950年代以降に進められた飼い犬の登録制度、 ワクチン接種の義務付けなどにより、日本国内での人の発症は昭和31年(1956年)を最後に発生がありません。 (※海外から帰国後に発症した方を除く)

長い年月、日本国内での発症例がないため、狂犬病のワクチン接種率は年々低下傾向にあり2022年時点では7割程度にとどまっています。 狂犬病自体を知らない世代も多いため日本で生活している時と同じ感覚で海外で犬などの動物と安易に接触するのは 大変危険な行為であることを知っておきましょう。

フィリピンでの狂犬病の発生状況

フィリピンでは狂犬病による死亡例が年間200〜300人報告されています。 これは、狂犬病発症ランキング国ワースト10に入る死亡者数です。

その理由として挙げられるのは、野良犬の多さ。フィリピンへ行ったことがある方であれば一度は野良犬が歩いているのを見たことはあるでしょう。
フィリピンでは狂犬病予防の認識が飼い主にほとんど浸透しておらず、ペットとして飼われている犬や猫でさえもワクチン接種をしていないことが多いそうです。

飼い犬でさえそんな状況ですから、野良犬たちは狂犬病にかかっている可能性が高いということなのです。

フィリピンで万一、犬や猫にかまれた場合の対処法

前述の通り、狂犬病は一旦発症すれば効果的な治療法はなく、ほぼ100%の方が亡くなります。

ですが、犬に咬まれる=狂犬病を発症ではありません。犬などに噛まれて感染した疑いがある場合には、その直後から連続したワクチンを接種(暴露後ワクチン接種) することで発症を抑えることができます。

犬に噛まれた直後の適切な処置により、確実に発症を防げる病気ですので、もし万が一野良犬に噛まれた場合などは、慌てず、病院など医療機関へまず相談しましょう。

セブ島をはじめとするフィリピンには日本語で医療アシスタントを代行しているジャパニーズヘルプデスクが都市ごとに設置してありますので、 まずはジャパニーズヘルプデスクに相談をするのがよいでしょう。

狂犬病から身を守るための方法

フィリピンの町を歩いていると、飼い犬はもちろん、野良犬も多く、人懐っこく寄ってくる犬が多くいます。ですが、 可愛いからといってむやみに近づいたり、触ることは非常に危険な行為なので絶対に避けてください。

以下のルールをしっかりと守り有意義な留学生活、フィリピン旅行を楽しみましょう。

  • 野良犬には絶対に近づかない
  • 犬だけではなく、むやみに動物に近づかない、触れない
  • 万一、動物に嚙まれた場合はすぐに医療機関に相談する

狂犬病についてのまとめ

いかがでしたでしょうか? 今回は日本では聞き馴染みのない【狂犬病】についてご紹介しましたが、その危険性と対処法を事前に知っておくことで、危険を回避することができます。

日本に住んでいると当たり前で気づきませんが、日本ほど色んな意味で「安全な国」はありません。 外国で滞在・生活をするという「危険」を十分理解し、事前に理解と対策をしっかり行うことで避けられる危険は沢山ありますので、その国の事情や環境をよく知っておくことは大事ですね。