セブ島では日本のような四季はなく年間を通して高温多湿の常夏の国で時期によって雨季と乾季に分かれます。
更新日: 2022-03-06
セブ島の平均気温24.5℃
セブ島の年間降雨量1675.9mm
セブ島は年間を通し高温多湿の気候(熱帯モンスーン)の常夏で日本のような四季はありませんが、大別して6-12月の雨季と1-5月の乾季に分かれます。
首都マニラがあるルソン島では雨季シーズンになるとかなりの降水量で洪水などの水害も多いのですが、実はセブ島は雨季と乾季の差があまりなく雨季でも降雨量はそれほど多くありません。日本の都市と比較したグラフを見るとよく分りますが、少し降水量が多い程度です。
またセブ島は内陸部にあるため台風の被害はあまりありませんが、2021年12月には370名の方が亡くなる甚大な被害が発生しています。
雨期と聞くと日本の梅雨のようなイメージを持つかもしれませんが、実際には1-2時間ほどの短時間に猛烈な雨(スコール)が降りそのあとは曇り空に晴れ間がのぞくような天気が続きます。
乾季の気温は日本の真夏並みですが、降水量が少なく湿度が低いため年間を通して最も過ごしやすい気候となります。ビーチリゾートの宝庫であるフィリピンが最も賑わうシーズンです。特に3-5月が最も雨が少なく1日中晴天の日が多くセブ島やボラカイ島、パラワンなどの人気リゾートはベストシーズンで 宿泊費も高くなり予約も取りずらくなります。
セブ島の気候は常夏であるため基本的には夏服(Tシャツ)などの軽装で問題ありませんが、学校の教室、屋内施設、タクシーの車内などはエアコンが効きすぎていることが大半ですので、 長そでなど羽織れるを忘れずに持っておくようにしましょう。
靴はサンダルを履いている人が多いのですが基本的に道路はでこぼこで割れた石などが散乱していることが多く怪我をし易いため足の指をカバーできるクロックスやスニーカーなどがおすすめです。
カジノや一部の高級ホテルやレストランなどではドレスコード(正装)がある場合があり、サンダルやTシャツ、短パン、タンクトップなどは入店を断られる場合があります。
雨期には急な雨が多発しますので折り畳み傘も携帯しておきたいところです。(折り畳み傘はフィリピンでも購入できますが質が悪い上に割高ですので日本から持参をおすすめします。)
首都マニラやセブシティなどでは大気汚染が深刻な問題となっていますのでハンカチやハンドタオルの携帯、マスクの着用をおすすめします。
基本的には年間を通し高温多湿であるためミネラルウォーターで小まめな水分補給も必須です。(※生水は飲めませんので注意しましょう。)
日傘を含め傘類は危険物扱いで飛行機の機内への持ち込みは禁止されていますので預け入れ荷物としてチェックインをしましょう。