リトルボラカイとも称されるPagudpud(パガットパッド)へのアクセスや観光、見どころの紹介

公開日:2023-9-24 更新日: 2024-11-24

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パガットパッドについて

Pagudpudはフィリピンのイロコス・ノルテ州に位置する美しいビーチリゾートエリアで、白い砂浜と透明度の高い海が魅力の観光地として知られています。

Saud Beach(ソードビーチ)やKabigan Falls(カビガンフォールズ)、サーファーに人気のSabang Beach(サバンビーチ)、イロコス地方の伝統料理など様々な観光地や見どころが沢山あります。

日本からのアクセスはあまりよくないため日帰り旅行は厳しいため2-3泊である程度の余裕をもって旅行計画を立てるのがお勧めです。

パガットパッドへの行き方、アクセス(MAP/地図)

パガットパッドへのアクセスは日本からの場合、まずは首都マニラを拠点として"マニラから空路とバス"、バギオ留学などでバギオに滞在している方は"バギオからバス"の方法が選択できます。

マニラから空路とバスでの行き方

マニラから空路とバスでのパガットパッドへの行き方

マニラからはラオアグ市への国内フライトを予約する必要があります。

マニラからのフライト時間は約1時間ですが、ローカルエリアのためフィリピン航空、セブパシフィックのそれぞれ1日1便ほどの運行となっています。(2023年9月時点)

マニラからのPR2198便が19:15に運行しているため日本からの同日接続も可能です。

ラオアグ市内からパガットパッドまではバスで2時間、タクシーを利用すると1時間半となります。

バギオからバスでの行き方

バギオからバスでのパガットパッドへの行き方

マニラからバギオまでは高速バスで6時間~8時間ほどですが、こちらの記事ではバギオまでのアクセスについては割愛致します。

バギオからPagudpudへの最も一般的な移動方法はバスとなります。バギオには、PartasやFloridaといったいくつかのバス会社があり、これらのバス会社はバギオからPagudpudへの直行バスを提供しています。

出発地 バギオのバスターミナル(Partasバスターミナル)
目的地 Pagudpudのバスターミナル
所要時間 約6-8時間(交通状況により異なる)
料金 ₱500-800(1300円~2080円)

パガットパッドの見どころ(1)~ソードビーチ~

パガットパッドの見どころ(1)~ソードビーチ~

Saud Beach(ソードビーチ)は北のボラカイとも呼ばれていて、透明度の高い海とホワイトサンドが魅力のビーチです。

ボラカイ島のようにビーチが商業化はされていませんので、プライベート感がありゆったりとした時間を楽しむのに最適なビーチです。

楽しめるアクティビティ

Saud Beachの中でもBlue Lagoon(ブルーラグーン)が人気で、スノーケリングやカヤック、ビーチバレーなどのアクティビティを楽しむことができます。

パガットパッドの見どころ(2)~カビガンフォールズ~

パガットパッドの見どころ(1)~カビガンフォールズ〜

Kabigan Falls(カビガンフォールズ)はパガットパッドの観光地として有名な滝で落差27メートルの美しい景色を堪能することができます。

カビガンフォールズに行くためにはBantay Abot Caveにある山道を10-15分ほど歩く必要があり田園や小川、丘陵地などが広がっていて道中でも美しい自然を満喫することができます。

滝で泳ぐことは一応禁止されていますが、その辺はフィリピンなのでみんな無視して泳いじゃってます。

ガイド料が100ペソ、入場料20ペソが必要です。山道や滝は足元がよくないため歩きやすいスニーカーやトレッキングブーツ、日焼け止めなどを持参することをお勧めします。

パガットパッドの見どころ(3)~パタパット高架橋~

パガットパッドの見どころ(3)~パタパット高架橋

Patapat Viaductは、長さ1.3キロメートル、幅9.42メートル、海抜31メートルの高さに位置している独特な建設をされた壮観な景色が見どころでフィリピンでは4番目に長い橋としてパガットパッドの観光地として人気のあるスポットです。

西フィリピン海の美しい海岸線とフガ島(Fuga Island)やカラヤン島(Calayan Island)などを望むことができます。

パガットパッドの見どころ(4)~フィリピンの伝統料理を楽しめる~

パガットパッドがあるイロコス地方にはIlocano empanadaやbagnet、longganisaといった他地域では食べることができない伝統料理があり、地元のレストランなどで楽しむことができます。

Ilocano empanada(イロコス・エンパナーダ)

Ilocano empanada(イロコス・エンパナーダ)
Ilocano empanada(イロコス・エンパナーダ)
Ilocano empanada(イロコス・エンパナーダ)
Ilocano empanada(イロコス・エンパナーダ)

フィリピンのイロコス地方の伝統的な料理で、特にビガン市やイロコス・ノルテ州で人気があります。

独特のオレンジ色の生地は米粉とウコウリボウ(annatto)の種から作られていて着色料などは使用せずオーガニックな食材です。

具材には豚の挽肉、刻んだ野菜(特に緑のパパイヤ)、イロコスのロングガニサ(ソーセージ)、卵が入っていて、具材を生地で包んでから、油で揚げることによって外側はカリカリで、中はジューシーで何とも独特な食感と味を楽しむことができます。

ソースには酢やガーリックが一緒に提供されることが多くエンパナダの味を引き立ててくれます。

Bagnet(バグネット)

Bagnet(バグネット)

Bagnet(バグネット)もイロコス地方発祥のフィリピンの伝統料理で塩コショウ、にんにくなどで下味をつけた豚バラ肉を1時間から1時間ほど煮込んだ後に1日ほど冷蔵庫で寝かし、油で10-15分ほどカリカリになるまで揚げます。

外はカリカリで中は肉汁が染み出て何とも病み付きになる美味しさがあります。

レチャンソースや酢をベースに塩とにんにく、唐辛子をブレンドしたソースで食べるのが一般的です。

ハグネットはフィリピンの伝統料理の一つなのでパガットパット以外でも食べることができますが、発祥の地で伝統的に受け継がれてきたハグネットはなかなか食べることができないので、パガットパットに行った際には是非食べてみてほしい料理です。

longganisa(ロンガニーサ)

longganisa(ロンガニーサ)

ロンガニーサもフィリピンの有名な伝統料理の一つでスパイスを利かせたソーセージで、フィリピンのホテルのビュッフェなどには必ずと言っていいほど並んでいる少しまるっとした太めのソーセージです。

地域によって様々なアレンジがされている料理ですが、ここイロコス地方ではガーリックと少し塩味が強めになっていて、目玉焼きとガーリックライスと一緒に食べる朝食の定番となっています。

Pagudpud(パガットパッド)に関するまとめ

パガットパッドは日本からのアクセスが難しい観光地ですが、美しいビーチ、フィリピンの伝統を存分に味わう事ができる穴場のスポットです。

セブやボラカイなど有名な観光地に行きつくしてフィリピンで新しい観光地に行ってみたい人やバギオ留学で長期留学を検討している方には是非一度行ってみてほしいお勧めの観光スポットです。