更新日: 2024-12-24
セブシティのアヤラ・センター・セブから45分ほどで行くことができる、緑豊かなシラオ地区には、色とりどりの美しい花々が咲き誇る2つのテーマパークがあります。
一つは、2015年にオープンした「Sirao Garden, Little Amsterdam(シラオガーデン リトル アムステルダム)」。その名の通り、オランダ風の庭園が広がり、色鮮やかな花畑が特徴です。
もう一つは、2016年に開園した「Sirao Pictorial Garden and Camping Site(シラオ ピクトリアル ガーデン アンド キャンピング サイト)」略して「PGCS」と呼ばれ、写真撮影やキャンプに最適なスポットとして現地の人々に知られています。
家族や友人とのんびりピクニックを楽しむのにピッタリな場所で、自然と調和した美しい景観が広がっており、訪れる人々を魅了します。
2つの花のテーマパークをまとめて巡ることで、セブの新たな魅力を発見してみませんか?
山派の方、または写真やインスタ映えを狙っている方には、ぜひ訪れていただきたいスポットなので、本記事ではこの2つの美しい植物園の魅力をたくさん伝えていきます。
施設名 | Sirao Garden(シラオガーデン) |
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住所 | CV48+MPV, Cebu City, 6000 Cebu, Philippines |
営業時間 | 08:00-17:30 |
電話番号 | +63 9286566128 |
定休日 | - |
公式サイト | Sirao Garden |
「シラオガーデン」へのアクセスはタクシーや配車サービス「Grab」が選択肢としてありますが、いくつかの注意点があります。
タクシーの場合、メーター料金ではなく交渉制になることが多く、特に観光地では高額になる傾向があります。「Grab」で車を手配することも可能ですが、片道の料金がPHP1,100と高額です。
これに加え、行きは何とか手配できても、帰りの車を現地で確保できる保証がないため、帰りの足を確保するのが難しいというリスクがあります。
こうした理由から、タクシーやGrabを利用することはあまりおすすめしません。
より安全でコストパフォーマンスの良い移動手段として、「GO TO TOPS」というツアー会社のバン往復サービスがあります。
「JYスクエアモール」隣の「ジョリビー」の駐車場が出発地点です。料金は往復で1人あたりPHP350と、タクシーに比べるとかなりリーズナブルです。
往復の足を確保できるため、安心して観光を楽しむことができます。
閉園時間は17時半なので、それまでに十分な時間を確保するため、午後14時、15時20分、または16時40分に出発するバンを選びましょう。
特に午後遅くの便を選ぶ際は、現地での滞在時間が限られるため、余裕を持って出発することをおすすめします。
近年のセブ島観光人気により席がすぐに埋まってしまう状況が続いているため、事前に予約をして席を確保することが必要です。予約がない場合、バンに乗れずに帰りの手段がなくなってしまうこともありますので、必ず事前に手配を済ませておきましょう。
タクシーを利用する場合はドライバーに「Sirao Garden」と伝えると、ほとんどの場合は道を熟知しているため、迷うことなく目的地へ向かえます。帰りの足が心配な場合は、運転手と交渉して現地で待機してもらうことも可能です。帰りも同じタクシーを使えるので、帰路の手配が不要です。
ただし、タクシーに観光が終わるまで待機してもらう場合は待機料金が別途加算されるため、出発前に運賃と待機料をしっかり確認しておくことが重要です。
セブシティから「トップス」と呼ばれる展望台をさらに山奥へ進んでいくと、2つの美しい花のテーマパークが現れます。
「シラオガーデン リトルアムステルダム」もうひとつはそのすぐ近く、約100メートル離れた場所にある「シラオピクトリアルガーデン&キャンピングサイト」通称「PGCS」です。
このエリアは「Sirao」という地名に由来しており「シラオ」と聞くと日本人名のように聞こえるかもしれませんが、実際はこの地の名前がそのまま使われています。
「リトルアムステルダム」は、名前が示す通りオランダの風景をモチーフにしたテーマパークとなっており、「シラオピクトリアルガーデン&キャンピングサイト」は、さらに多様な花々が植えられた広大なフラワーガーデンになります。
それぞれ異なる運営会社によって運営されており、入り口や入場料も別々になっています。どちらのテーマパークも規模はそれほど大きくないため、一度に両方を訪れる観光客が多くいます。
せっかくこのエリアに足を運んだのであれば、2つの異なるガーデンを満喫するのが良いでしょう。
両方のガーデンには、花々が咲き乱れる美しい景観が広がっており、訪れる人々はその風景をバックに写真を撮影します。特にシラオピクトリアルガーデンは、大きな手の平のオブジェをはじめとしたユニークなデザインのオブジェが多く、SNSでの写真映えを狙ったショットにはピッタリの場所です。
どちらのテーマパークもそれぞれの魅力を持っており、時間をかけてゆっくりとその美しさを堪能できるでしょう。
この2つのテーマパークは、自然の中でリフレッシュし、思い出に残る写真をたくさん撮ることができる、セブの穴場観光スポットです。
他の観光地と一緒に、ぜひこの美しいガーデンも訪れてみてください。
シラオガーデンの入場料は、大人が100ペソ、子供は50ペソです。入場料は入り口で現金にてお支払いいただく必要があり、クレジットカードは使用できません。
事前にお得なレートで両替を済ませ、現金を準備しておくとスムーズです。また、シラオガーデンは人気の観光スポットのため、混雑が予想される場合もあります。
必要な分の現金を準備しておくことで、スムーズに入場して楽しめます。
入り口にて入場料の支払いをします。クレジットカードは使えませんので、お得に両替して現金を持って行くようにしましょう。
シラオガーデン・リトルアムステルダムは、その名の通りオランダ風の風景を楽しめるテーマパークで、まるで「小さなアムステルダム」を訪れたかのような雰囲気が漂います。
パーク内にはオランダを象徴する風車が設置されており、周囲には色鮮やかな花々が咲き誇っています。
特にチューリップとサンフラワー(ひまわり)の畑が広がる景色は、まるで絵画のように美しく、訪れる人々を魅了します。
風車の周りにはさまざまな種類の花が植えられており、その色彩の組み合わせが見事なコントラストを作り出しています。
広大な敷地に広がるチューリップとサンフラワーの畑は、見た目にも圧倒されるほどの美しさです。季節や時間帯によって花の見え方が変わるため、訪れるたびに異なる風景を楽しむことができます。
光の角度や天候によっても花々の表情が変わるため、同じ場所であっても常に新たな発見があり、何度でも訪れたくなる魅力が詰まっています。
季節ごとに咲く花々が異なるため、春、夏、秋、それぞれの季節に異なる風景が楽しめます。四季折々の美しい花が庭園全体を彩り、その時々でしか見られない風景が訪れる人々を楽しませます。
さらに、園内の高台にある風車や展望台からは、周囲の景色を一望することができ、その眺望は訪れる人々の心を癒します。天気が良ければ、遠くの山々や海まで見渡すことができ、その絶景はまさに息を呑むほどの美しさです。
ただの花畑ではなく、ヨーロピアンテイストのモニュメントや装飾が施されており、かわいらしい雰囲気が漂うボタニカルガーデンとなっており、風車やその他のオブジェが庭園全体を彩り、訪れる人々に異国情緒を感じさせます。
特に、風車がある高台は絶好の写真撮影スポットとして人気で、多くの観光客が美しい風景をカメラに収めようと訪れます。
シラオガーデンを背景にした写真は、まるで絵葉書のような仕上がりになり、そのショットはInstagramでも度々話題を寄せています。
ただし注意が必要なのは、花の咲く時期や出荷のタイミングによっては、花畑が全くない場合もあるという点です。花畑は四季折々に変わりますが、特定の時期には花が少なくなっていることもあります。
そのため、訪れる際には事前に花の開花状況を確認しておくと良いでしょう。それでも、自然豊かな景色や広大な庭園の雰囲気は、いつ訪れてもリフレッシュできる魅力があります。
入口付近では、地元の新鮮な食材を使った軽食が販売されています。焼きトウモロコシや焼きバナナ(バナナキュー)、新鮮なココナッツジュースなどがあり、小腹が空いた時に観光の合間に手軽に食べられるため、ガーデンでの散策中に少し休憩するのにピッタリです。
地元の新鮮な食材を味わいながら、美しい風景の中でリラックスできる時間は、観光をより特別なものにしてくれるでしょう。
リトルアムステルダムは、ただ美しい花々を楽しむだけでなく、オランダの風景を模したユニークなテーマパークで、訪れる人々に新しい発見とリラックスできるひとときを味わえます。
自然の美しさとヨーロッパの魅力が融合したこの場所は、セブを訪れた際にぜひ立ち寄りたいスポットです。
セブ市内から「シラオ・ピクトリアル・ガーデン」までは片道約1時間弱で到着します。
シラオガーデンをさらに楽しみたい方におすすめするのは「Strawberry de Cantipla Eco-Farm(ストロベリー デカンティプラエコファーム)」です。このイチゴ農園はピクトリアルガーデンの近くにあり、新鮮なイチゴを自然の中で楽しむことができます。
園内は広く、歩くと小腹も減るでしょう。その時はエコファームに立ち寄ってみてください。
ピクトリアルガーデンは「ピクトリアル」という名前が示す通り、このガーデンではどの角度から写真を撮っても、まるで絵葉書のような美しい風景が広がります。
リトルアムステルダムと比較すると、ピクトリアルガーデンにはより多くの種類の花々が植えられており、その色彩や風景は訪れるたびに異なる表情を見せてくれます。
四季折々の花々が咲き誇り、訪れる時期によって様々な美しい景色が楽しめるのが、大きな魅力です。また、花々の美しさだけでなく、ガーデン内には数々のユニークなオブジェが設置されており、写真撮影が好きな方には特にお勧めのスポットです。
手のひらの上に乗って写真を撮ると、まるで御利益があるかのような気持ちになり、自然とカメラを向けたくなる場所です。このオブジェは多くの観光客の人気スポットとなっており、SNS映えを狙った写真を撮りたい人々にとっては絶好の映えスポットと言えるでしょう。
ただし注意が必要なのは、この手のひらのオブジェを撮影したいと思い、リトルアムステルダムのエリアへ行ってしまうと、実はこのオブジェはありません。ピクトリアルガーデンにのみ設置されているオブジェなので、間違ってリトルアムステルダムの方へ行かないように気をつけましょう。
ピクトリアルガーデンには他にも、ユニークなオブジェが多数設置されています。例えば、麦わら帽子をモチーフにしたオブジェや、巨大なトウモロコシのオブジェなど、どれも個性的なデザインで、日本にはない感性がとても面白く感じられます。
そしてもう一つの魅力は、自然の美しさとクリエイティブなオブジェが融合している点です。美しい花々とアートが調和する空間は、ただ自然を楽しむだけでなく、創造的な写真撮影や日常的に触れることのないアートの世界を垣間見せてくれます。
セブ島を訪れる際には、ピクトリアルガーデンを旅の一部に組み込むことで、観光の幅が広がり、より充実した旅行体験ができるでしょう。
また、すぐ近くにあるリトルアムステルダムの観光も外せません。
セブ島の自然の美しさとアートの魅力が融合したピクトリアルガーデンをぜひ訪れてみてください。
乾季の1月から5月が最も良い時期とされています。この時期は天候が安定し、花々も最も美しく咲き誇ります。
雨季であっても花々は咲き続け、また雨後の庭園の風景もまた一興です。どの季節に訪れても、シラオガーデンでは魅力的な体験が出来ること間違いありません。
セブ島では、雨季に入ると突然の雨が降ることがあるため、雨具を準備しておくことが大切になります。
また日差しが非常に強いので、日焼け止めは必需品です。長時間屋外にいる場合は、こまめに塗り直せるようにしておくと安心です。
敷地内の植物が美しく保たれており、環境を守るためにもゴミは自分で持ち帰るようにしましょう。花を摘んだり、庭園を傷つけたりしないように注意が必要です。
訪れる人全員が美しい景観を楽しむために、マナーを守って行動しましょう。
気温が高く、日差しも強いシラオガーデンでは、涼しい服装がおすすめですが、日焼けが気になる方は帽子やUVカットのパーカーなど日よけ対策を準備しておくと安心です。庭園内を歩き回ることになるため、歩きやすい靴を持って行くことも忘れないようにしてください。
訪れる際は、快適な準備を整え、存分に楽しみましょう。
シラオガーデンへタクシーで向かう際は、まず乗車時に必ず運転手がメーターを使用しているか確認しましょう。
特に観光地への移動時には、メーターを使わず高額な料金を請求されることがあります。ドライバーに「Please, use meter」と伝えて、メーター利用を確認しておくと安心して乗車できます。
シラオガーデンは市内から少し離れた場所にあるため、運転手からメーター料金に加え追加料金を求められる場合もあります。出発前に合計料金を確認し、納得のうえで乗車すると良いでしょう。
また、周辺は帰りのタクシーが見つかりにくいため、往復でタクシーをチャーターし、運転手に待機してもらうのもおすすめです。
待機料や合計料金については、事前にしっかり交渉し、明確にしておくことを忘れないようにしましょう。
そして乗車中はドアロックの確認や貴重品の管理に注意し、目的地までのルートも地図アプリなどであらかじめ確認しておくと安心です。
アヤラモールはセブ島の中心部に位置する大型ショッピングモールです。多様なショップやレストラン、エンターテイメント施設が充実しており、ショッピングやお土産の購入、食事、両替など、様々な楽しみ方ができます。
ショッピングモールとして人気があり、観光だけでなく地元の人々の日常生活にも触れられる場所です。
「Tops Lookout(セブ・トップ)」は、フィリピン・セブ島にある展望台です。ブサイの丘陵地帯にあり、標高は約600メートルです。
セブ市内やマクタン島のパノラマビューが楽しめ、特に夕暮れから夜にかけては街の灯りがきらめく美しい景色が広がります。
セブ・トップスには、広い展望デッキやカフェがあり、リラックスしながら景色を楽しむことができます。
輪っかが重なった壁を背景に写真を撮るなど、インスタ映えスポットもあります。展望台は24時間営業なので、夕日から夜景に変わる様子を楽しむも良し、眠れない夜にパッと癒されに行くのも良しです。
以上セブ島の「シラオガーデン」について、豊かな自然と美しい景色で多くの観光客を魅了するスポットを解説しました。色鮮やかな花々が一面に広がり、訪れる人々の目を楽しませてくれます。
ガーデン内を散策するだけで、まるで絵画の中にいるかのような感覚に包まれることでしょう。山間の静けさと清々しい空気に囲まれながら、日常の喧騒を忘れてリラックスできる場所としても人気です。
シラオガーデンの魅力はその美しい花々だけにとどまらず、遠くまで見渡せる絶景も魅力的ですね。丘の上から眺める広大な景色は、訪れる人々の心に強く刻まれることでしょう。 セブ島を訪れる際は、この自然豊かなガーデンで、日常では味わえない感動と癒しを体験してみてください。
美しい自然の中で、思い出に残るひとときを過ごすことができるはずです。
2008年に28才で会社設立。フィリピン留学専門エージェント「セブ島留学マスター」の運営を中心に、旅行会社や国内留学事業、Web制作事業、通販サイトなども運営。
長年フィリピンに精通していますので留学相談に限らず何でも相談してください。フットサルとキャンプ釣りなどアウトドア全般が好きです。