更新日: 2024-08-06
「セブ島に短期留学してみたい!」
「セブ島留学、1週間でどのくらいの効果があるの?」
日本から4~5時間程度で気軽に渡航でき、なおかつコストパフォーマンスの良さから大人気のセブ島留学。
日々学業や仕事で忙しい学生や社会人の方々にとって、大きな休みを取って留学に行くことが難しかったり、いきなり長期間の留学に挑戦するには、文化や現地の生活に慣れるかが不安、などセブ留学を検討するにあたって様々な悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。
そこでオススメしたいのが「セブ島短期留学」です。
たった1週間という短期留学でも、英語そのものに慣れることができます。
ただし、短期留学では大幅な英語力の向上は難しく、期間が短いため観光やアクティビティを楽しむ時間や余裕も限られています。
短期滞在のメリットとデメリットを理解しているかどうかで、留学を充実したものにできるかどうかは変わります。
今回はそんな「1週間のセブ島短期留学を通して得られる効果」を徹底解説していきます。
世代別1週間短期留学のスタイルやスケジュールと得られる効果、そして1週間短期留学をオススメしたい人の特徴、メリットとデメリットやセブ島で1週間短期留学ができるおすすめの語学学校など盛りだくさんにご紹介します。
短期留学に興味のある方は、ぜひチェックしてみてください。
小学生は一般的に「親子留学」と「ジュニアキャンプ」が人気です。
「親子留学」とは、親子で一緒に留学するプランで、夏休みや冬休みを上手く利用する親子が多いです。
「ジュニアキャンプ」は子供向けの団体留学で、夏休みを利用し、1〜3週間親元を離れて子供だけで留学します。幼い頃から海外体験や国際感覚を養う絶好の機会として、親御様から人気があります。
海外が初めてで、親元を離れての生活となると1週間といった短期間の方が、お子様も親御様も安心ですね。
中学生も小学生と同じく「親子留学」や「ジュニアキャンプ」そして小学生とは異なり、親が付き添わない「単身留学」に参加が可能になります。
15歳未満の方がフィリピンへ単独渡航する場合「WEG」という特別なビザを取得する必要があります。留学を検討する際は、親と一緒に渡航するか、WEGを取得する流れで準備を進めます。
ボランティア活動がある学校などでは、現地のボランティア活動に参加することで、日本では見かけない光景や、世界的な社会問題に目を向け、新たな視点を学ぶことができること間違いなしです。
高校生の留学はほとんどが「単身留学」となります。夏休みを利用した短期留学、高校卒業後の長期留学に人気があります。
人生の中で一番エネルギッシュな時期から現地に留学し、生きた英語を使う機会は、その先の大学進学や就職に大きな良い影響を与えます。異文化に触れることで自身の視野が自然と広がり、将来の進路選択に役立つ経験となるでしょう。
現地での生活を体験することで、自立心や問題解決能力が養われます。
1週間の留学で英語力を飛躍的に上げることは難しいですが、リスニングとスピーキングスキルが現地の人々と会話することで向上し、帰国後の英語学習のモチベーションアップに必ずつながります。
大学生は、夏休み春休みを利用した短期留学と、休学や卒業後の長期留学に分かれます。8月〜9月の夏休み、2月〜3月の春休みはセブ留学が最も盛んになります。
1週間のセブ島留学は学生にとって気になるコストも抑えられ、学業やアルバイトと両立が無理なく可能なため、多くの学生がこのチャンスを利用し、気軽に海外留学ができる点が一番の魅力です。
英語力の向上に加えて、国際的な視野や現地の学生との交流や、プロジェクトやインターンシップの機会を活用することで、英語の実践的なスキルも身につけられます。
語学学校には学生だけではなく、社会人やシニアも多く留学をしているため、就職を見据えて英語力をどのように活用するかというヒントも得られます。
社会人の方は、ゴールデンウィークやお盆休み、有給を利用した短期留学が盛んです。年末年始は休校にならない学校のみ、留学が可能になります。
まとまった大きな休みを取ることが難しい社会人にとって、短期間で英語力を集中的に鍛えられる点が大きなメリットです。
世界的リゾート地として知られるセブ島で、リフレッシュすることや新しい環境で自己啓発にもつながります。
短期留学のみならず「転職前のキャリアアップ留学」や「企業の英語研修」にもセブ留学が活用されています。
現地のビジネス習慣や文化を学びつつ、英語の実践機会を最大限に活用することで、ビジネス英語のスキルアップや国際的なコミュニケーション能力の向上が期待でき、さらに異文化理解や柔軟な思考力が養われ、仕事の幅が広がります。
ネットワーキングイベントや交流会に参加して、現地で人脈を広げることもオススメです。会社によっては留学費の補助制度があるため、自身の勤め先に確認してみると良いでしょう。
日本から直行便を利用すると4時間半ほどで渡航ができることから、50代、60代のシニア世代のフィリピン留学が2013年頃から近年にかけて「気軽に行ける留学先」として人気となっています。
有給休暇を取得したり、退職後に留学する方などシニア世代の留学スタイルは様々ですが、費用や体の負担も考えると、短期留学はシニア世代にとってもってこいの留学スタイルです。
ただし、大型の学校であると孤立してしまうので、先生や学校スタッフがしっかりとケアしてくれる小規模の学校を選択することをオススメします。
フィリピンの語学学校では思っている以上にシニアの方もかなり多く、思い立ったのであれば是非留学に挑戦したいですね。
シニア世代(50代・60代・70代)にオススメの学校はこちら
語学学校によって詳細は異なりますが、1週間留学(短期留学)場合の基本的なスケジュールは以下のようになります。
曜日 | スケジュール |
---|---|
日曜 | 入国・入寮 |
月曜 | オリエンテーション・レベル分けテストなど(学校によっては午後からレッスン) |
火曜 | レッスン(通常授業) |
水曜 | レッスン(通常授業) |
木曜 | レッスン(通常授業) |
金曜 | レッスン(通常授業) |
土曜 | 帰国・退寮 |
語学学校により細かなスケジュールは異なりますが、多くの学校が日曜日を現地到着日として設定しており、翌日の月曜日から授業開始になります。
そして1週間の短期留学の場合、月曜〜金曜までみっちり授業を受けて、土曜日に帰国をする流れが一般的です。
中には、最終日である土曜日に外部宿泊施設を個人で予約して、土曜・日曜と観光をしてから帰国される学生もいます。
短期留学プランがある学校では「月曜日から授業を開始」できたり「土日に授業を追加」できるところもあります。
1週間という時間を最大限有効的に使うため、なるべく「月曜日から授業スタートが可能な学校」や「祝日保証サービスを提供している学校」を選択しましょう。
2週間でも費用に大差はないため、スケジュールに余裕がある方は「2週間留学」も検討してみると良いでしょう。
1週間という短期留学の場合、日本とは異なる生活や文化に慣れることで精一杯かもしれません。
フィリピン人講師との授業を通して、英語を話す抵抗はなくなると思いますが、1週間の留学で劇的な英語力アップは、残念ながら期待できないと言われています。
とは言え、1週間の留学が全く意味がないというわけではありません。
1週間の留学の効果としてまずは「留学がどんなものか、講師とのマンツーマンレッスンがどんなものか」知ることができます。
留学自体初めての方や、フィリピンが初めての方にとっては「お試し留学」をイメージすると良いでしょう。
今後長期留学を検討している方も「お試し留学」をすることで留学のイメージが掴みやすくなります。
セブ島留学の効果としては、以下の6点が挙げられます。
日本に住んでいると、学生だと英語の授業、社会人だとグローバルな企業でない限り、日常的に英語に触れる機会は少ないでしょう。
フィリピンに留学することで、日常的に英語を耳にし、フレンドリーなフィリピン人講師との会話を通じて、英語そのものに慣れることができます。
マンツーマンレッスンの場合は特に、自分が話さないと授業が進みません。発言が増えることで、いつの間にか抵抗感がなくなるので英語力ゼロの状態でも、上達が可能です。
日本人の多くは、英語の発音が苦手と言われており「うまく発音できない」と悩む人は多くいます。
日本語と英語は口の開き方が異なるために、苦手意識を感じてしまいがちです。
セブ島の語学学校では最初に「正しい発音」「正しく発音するときの口の形」「舌の位置」などを学ぶことで、正しい英語の発音が身に付いていきます。
例えば「LとRの違い」など、鏡を見ながら講師に口の形・舌の位置をチェックしてもらうことが可能です。
正しい発音方法を理解することで、英語がしっかり伝わるようになり、リスニングやスピーキングもしやすくなるでしょう。
日常会話で使われるのは、中学レベルの英語と言われています。
日本人は元々文法に強いことから、発音やリスニングを鍛えることで英会話ができるようになる人は多くいます。
実感できるまでに1ヶ月以上の時間は必要ですが、短期留学を通して簡単な日常会話を聞いたり話したりできるようになるでしょう。
最後に短期留学の効果アップのコツとして、4技能(リーディング/リスニング/ライティング/スピーキング)うち「スピーキングだけを伸ばしたい!」というように、伸ばしたいスキルを絞れる方は絞ることをオススメします。
1週間の短期間だけでも苦手分野だけを集中して学ぶことができるので、伸ばしたい部分をしっかりスキルアップすることが期待できます。
1週間のセブ島短期留学に向いている人の特徴は、主に以下の3点の特徴が挙げられます。
長期間の休みは取れないけど、留学をして英語力向上のきっかけにしたいという方に、リーズナブルで気軽に行けるフィリピン留学はとってもオススメです。
短期留学は長期の留学や欧米圏の留学に比べ、圧倒的に費用を抑えられます。
学生で金銭面に余裕がなかったり、大金を自己投資するには不安だったりする方でも、気軽に挑戦できます。
「かっこよくスラスラと英語を話せるようになりたい!」ネイティブな英語力を鍛えるため、長期留学を希望している方もいるでしょう。
いきなり長期留学を決めるには「フィリピンの文化・衣食住生活が自分に合っているのか」「学校の雰囲気に馴染めるのか」など多くの不安を感じてしまうのも当然です。
短期留学は1週間から2週間という短い期間ではありますが、英語学習のモチベーションをアップさせるのと同時に、国や学校の雰囲気を肌で感じることが可能です。
今後ワーホリや二か国留学などの長期留学を検討している方にとって、お試し感覚で臨める留学は最適です。
短期留学は1週間から2週間程度の留学なので、夏休みなどを利用して留学が可能です。
学生でも夏休みを利用して旅行感覚で海外の学校に通えるので、仕事で忙しくなかなか長期で休みを取得できない社会人の方でも、セブ留学は気軽にトライできます。
「1週間のセブ島で留学はどんなメリットがあるの?」と気になりますよね。
以下の4点が、主にセブ島で留学をするメリットとして挙げられます。
1週間のセブ島留学では、15万円前後で留学可能です。
アメリカなどの欧米圏と比較すると、セブ島留学では圧倒的に安く留学ができてしまいます。
ただ、1ヵ月留学と比較すると学費は約4分の1になるものの、航空券代や保険代が同じになります。
セブ島までの航空券代が安いのに加え物価も安いため、留学の全体的な費用を抑えられます。
航空券代の平均価格は約5万円で、時期を選べばさらに安いチケットもあります。
留学費用自体は4〜6万円程度まで抑えることができます。例えば4人部屋などのシェアルームを選択することで、さらに費用を節約することも可能です。
1週間の語学学校の学費約5万円〜約15万円となっており、この中に授業料、宿泊費、一日3食の食費まで含まれていることが多く、学費以外にかかるお金がほとんどありません。
そのため、欧米圏への留学と比べると、半分程度に費用を抑えて留学できます。
期間に余裕がある場合は、留学期間を1週間以上と長くする方が金額メリットは大きいでしょう。
1週間の留学は夏休みなど長期休暇や年末年始、ゴールデンウィークなど大型連休を活用して渡航できます。
将来や進路、仕事に影響が出にくいため、学生も社会人も留学のハードルが低く、長期休暇を利用することで、休職や退職、休学や退学の必要がないです。
自分に合ったスケジュールをあらかじめイメージしながら留学をすると、1週間でも有意義な時間を過ごせます。
欧米圏の学校は8〜9月に始まるのが一般的でそれ以外の時期の入学を認めていない学校もありますが、セブ島では毎週学生を受け入れています。
ほとんどの学校が土曜日に到着し、日曜日にクラス分けテストを受け、月曜日から授業開始というスケジュールを組んでいるので、長期間待つことなく勉強を開始できるのは嬉しいですね。
1週間の短期留学は「お試し留学」や「長期留学の下見」と考えることができます。
いきなり初めての国に何ヶ月も滞在するのは、ハードルを高く感じるのではないでしょうか。
渡航してから「自分にセブ島は合わない……」と感じると、我慢から余計にストレスを感じる可能性があります。
実際にワーホリや二か国留学などの長期留学を予定されている1年ほど前に、1週間など短期留学をされる方も多いです。事前に1週間でも下見をしておくことで、自分がセブ島留学や海外留学に向いているのか、 なんとなく理解できるでしょう。
セブ島には多数の学校があるため、自分の希望に合った学校を見つけやすいのも魅力です。
TOEICやIELTSなどの試験対策コースやスピーキングに特化したコースなど、日本人のニーズに合わせたコースが多数開講されているので、きっと自分の希望に沿ったコースや授業に出会えるでしょう。
いきなり長期留学に行って学費をムダにするよりも、先に1週間の留学をしておくことで安心できるのは大きなメリットです。
短期留学も費用はかかりますが、長期留学の失敗を防ぎ、結果として留学費用を最小限におさえることが可能です。
1〜2週間の短期セブ留学のメリットには、マンツーマン指導が受けられるほかに、選択肢が多い・費用が安い・開始時期が選べるというメリットがあります。
欧米圏の語学学校はグループレッスンが行われるのが一般的ですが、セブの語学学校はマンツーマンでの指導が主流です。
マンツーマンのレッスンでは発言する機会が豊富にあり、スピーキングが不得意な日本人にとっては理想的な学習環境といえるでしょう。
柔軟にスケジュールを組み替えられるところが多く、必要であればマンツーマンのクラスを増やすことも可能です。
自分の目標に合わせたコースでのマンツーマン指導なら、効率良く英語力を伸ばせること間違いありません。
代表的なデメリットとしては、以下の3点が挙げられます。
言語によるコミュニケーションには、リーディング能力/リスニング能力/ライティング能力/スピーキング能力の4つの技能があります。
1週間の留学では、これらすべての総合的な英語力を伸ばすことはかなり難しいです。
英語コミュニケーション力の定着には、およそ3ヶ月の時間が必要だと言われており、1週間では時間が足りないうえ、35〜40時間のレッスンですべてをカバーすることは、そう簡単ではありません。
短期間で英語力を少しでも伸ばしたい場合、特定のスキルアップに絞って専念しましょう。
特定のスキルにしぼることで、1週間という短期間でも留学の効果を最大限まで伸ばすことが可能になります。
セブ島は美しい海が自慢の世界的リゾート地のため、魅力的なアクティビティがたくさんあります。
しかし、1週間の留学では日曜日にフィリピンに入国、平日はみっちり授業があり、土曜日には退寮予定になるのが一般的なため、フィリピン滞在中に観光やアクティビティを楽しむことは、かなり難しくなります。
観光やアクティビティも楽しみたい場合、週末に時間を作ることがオススメです。
語学学校の寮またはホテルから退寮すれば、個人の判断でそのまま数日間フィリピンに滞在できます。
せっかくのフィリピンなので、月曜〜金曜は学校の授業と自学自習に専念をして、週末の1日2日程度観光をしてから帰国できればリフレッシュにもなり、良い思い出作りもできることでしょう。
先程ご紹介した「アクティビティを楽しむ時間が少ない」とは反対になりますが、多数の観光スポットや美しいビーチなどがあるセブ島は、留学生にとって最も誘惑が多い場所になります。
日本人比率が高い学校に入れば、自然と日本語を使ってしまう機会が自ずと増えてしまうでしょう。
誘惑に負けてしまいそうな方には、スパルタ式の学校をオススメします。
スパルタ式の学校では、平日10コマ以上も授業がある上に平日は外出禁止と「EOP(English Only Policy)」(母国語禁止制度)などといった厳しいルールが設定されています。
休み時間も母国語の使用を禁止し、学内を英語ポリスが巡回している学校もあるので、英語を話さなければならない環境に身を置くことで、より高い学習効果を目指すことができます。
1週間留学の場合、フィリピンの祝日に注意が必要です。
フィリピンの祭日は日本に比べ多く、年間で30を超える日が祭日となります。(※日本は年間16日) 日本では考えられないことですが、突然追加で祭日になることもあります。
通常の祝日に加え特定の地域(セブ市/マクタン島の一部)のみ適用となる祝日もありますのでその点もしっかりとチェックをしておきましょう。
祝日は休日となり授業が開催されず、ただでさえ短い留学・勉強の時間が更に短くなってしまうので注意が必要です。
どうしても祝日・休日が含まれてしまう場合は祭日にも授業が行われてる学校や、授業の振り替えや補講、土曜日の授業がレギュラー化されている学校もあるので、学校選びの際にしっかり確認しましょう。
特に日本の長期休暇の期間にあたる、以下の祝日には注意してください。
フィリピンの祝日・祭日(2024年-2025年)についてをチェックしたい場合は、以下の記事から確認できます。
フィリピンの祝日・祭日(2024年-2025年)についてはこちら
以上「セブ島留学、1週間の効果」をご紹介しましたがいかがでしょうか。
1週間の短期留学の場合、自身の思い描く理想の英語力アップは実際のところかなり厳しいです。
ただし、伸ばしたいスキルを絞って集中的に学ぶことで、スキルアップに繋げることが可能になります。
1週間の短期留学は、英語初心者の方や今後長期留学を検討している方にとって「お試し留学」として決して悪くなない選択肢ですが、期間に余裕のある方はせっかく行くのであれば、もう少し長い期間も検討してみるのも良いでしょう。
セブ島には短期留学向けのカリキュラムを持つ語学学校が多く、1週間集中して英語学習に取り組むことで、美しいリゾートの景色を楽しんだり、ホテルのような寮でリフレッシュしたりすることができます。
ぜひ、短期留学を検討している方はセブ島での留学も視野に入れてみてください!
2008年に28才で会社設立。フィリピン留学専門エージェント「セブ島留学マスター」の運営を中心に、旅行会社や国内留学事業、Web制作事業、通販サイトなども運営。
長年フィリピンに精通していますので留学相談に限らず何でも相談してください。フットサルとキャンプ釣りなどアウトドア全般が好きです。