更新日: 2024-07-13
皆さんはバギオ留学についてご存知でしょうか?当社に留学相談に来る人のほとんどが、セブ留学の相談でバギオの学校について相談に来る方はほとんどいません。
ですが、本当に「英語を話せるようになりたい」と思っている方にはバギオ留学をお勧めしたいというのがフィリピン専門エージェントである当社の本音です。
バギオの語学学校はスパルタ式で余計な誘惑も少なく本気で英語を学びたい人たちが集まる最高の環境なのです。
今回はバギオ留学の特徴やお勧めできる理由について解説をしていますのでフィリピン留学で学校選びに迷っている方はバギオ留学も候補に含めて検討してみて下さい。
セブ島にも真剣に英語を学びに留学している人は沢山いますが、バギオに留学している人には敵いません。
バギオで英語を学んでいる人で勉強以外のことも考えている人はそうそういないでしょう。英語を絶対に習得するという意識の高い人が集まっていますので、誘惑などに惑わされることも少なく、しっかりと学習に集中することができます。
留学前はなかなか理解をすることは難しいのですが英語学習において環境は非常に重要です。
またワーホリや二ヵ国前にバギオに留学している学生も多いため、フィリピンの後に同じ国へ行く人と連絡先を交換するなどし、事前に様々な情報を共有してもらえるなどのメリットもあります。
バギオにはフィリピン大学をはじめ、セントルイス大学、バギオ大学、コーディリエラ大学といった、フィリピンを代表する有名大学複数あり、フィリピン有数の学園都市として有名です。
市の教育制度も他地域に比べしっかりと確立しており識字率が99%と日本と同等水準の教育環境です。
バギオの学校の講師のレベルは高いとよく言われますが、上記ような有名大学を卒業した優秀な講師を採用することができるのもバギオの語学学校の強みの一つです。
バギオは常夏のフィリピンで唯一エアコンのいらない地域で、一年を通し涼しい気候が特徴です。
セブやその他の地域では、野外は常に日本の真夏と同じような暑さで、学生寮の部屋などはエアコンをつけないと集中して勉強をすることもできません。また、学校の教室はガンガンにエアコンが効いていて、逆に寒いぐらいです…。そのため、ほとんどの方が入学して1週間、2週間は体調を崩してしまうケースが目立ちます。
その点、バギオでは暑さに悩まされることはまずありません。
(※但し、7月~10月の期間は雨期に当たり山間部に位置するバギオでは雨が非常に多くなります。日本の梅雨のように一日中雨が降るということはあまりありませんが、スコールのような大雨が一日に何度か降り、。湿度が高くなるため、カビなどが発生する場合もあります。気温自体は日本の夏のように高くないため、じめじめした不快感はありません。)
良い意味でも悪い意味でもバギオはセブと比べると娯楽が多くありません。(全くないわけではありませんが、あくまでもセブと比べると、です。)
セブだとバーやクラブ、ショッピングモールなどが沢山あり、ついつい勉強を置いて遊びに行ってしまうことがあるかもしれません。
実は、バギオに留学している生徒さんの中には以前セブで留学してたんだけど、セブだと遊んでしまい学習に専念することができなかった、という方が結構多いです。
上でも述べましたが、バギオにはスパルタの学校が多いです。平日外出不可の学校がほとんどですので、授業の後ついつい遊びに行ってしまう心配もありません。自発的に学習に専念することが苦手な人や、EOPが厳しくないとついつい日本語をたくさん話してしまうという人には非常にお勧めです。
エアコンいらずの学習に最適な気候と治安の良さ、セブの学校に比べると費用が安いことから、中~長期の滞在に適していると言えます。
平均的なセブの学校とバギオの学校では、4週間あたり、1万円~3万円ほど授業料の差があります。セブ島の語学学校を中心に留学費用は年々上昇傾向にありますが、バギオの学校は4週間の留学費用が平均12万円程度とリーズナブルです。
現在、語学学校、留学生の数は圧倒的にセブ島が多く、フィリピン留学=セブ島留学というイメージが出来上がっており、留学地としてはとても人気です。
そのため、セブ島だと必然的に日本人の学生比率が高くなりますが、バギオはセブ島に比べ、日本人比率が少ないのも真剣に英語を学びたい方にはお勧めのポイントです。
また、セブ島だと20代前半(主に大学生)が多くなりますが、バギオは20代~50代といった、幅広い年齢層の方がご留学されています。
日本人が多すぎる学校を避けられたい方や、社会人、シニアの方にもバギオはお勧めです。
学習環境、治安、留学費用、学生比率などから、セブ島以外の地域の学校をお探しのようでしたら、ぜひ一度バギオをご検討下さいませ
高原にあるため、南国のフィリピンでもエアコンいらずの避暑地として有名です。
乾季である3月~5月には大統領府などの政府機関が移転することから別名「サマーキャピタル」とも呼ばれています。
観光地としても有名で世界遺産であるビガン歴史地区やコルディリェーラ棚田群などが有名です。(※いずれもバギオからバスで6時~8時間ほどかかりますが…。)
一年を通して平均気温が25℃程で非常に涼しく過ごし易く、フィリピンの軽井沢とも呼ばれております。
フィリピンといえば常夏で一年を通して非常に暑く、クーラーなしの生活は考えられませんが、このバギオはフィリピンで唯一クーラーをつけなくても生活できる場所です。クーラーをつけなくてすむので、電気代の節約にもなります。
フィリピンはご存知の通り治安が悪いことで有名ですが、バギオはフィリピンの中ではかなり治安が良いエリアとなります。
フィリピンの治安が悪い理由の一つに警察官による汚職がありますが、この理由は警察官の給料が少ないことが要因の一つだと言われています。その点、バギオの財政は安定しており警察官にもしっかりと給料が払われておりマニラやセブなどに比べ圧倒的に犯罪率が少ない事につながっています。
マニラやセブなどでタクシーに乗るとお釣りを渡さないドライバーが当たり前(※ほとんどの旅行者や留学生はお釣りが貰えていないことにすら気づかない)ですが、バギオのタクシーは1ペソ単位でもしっかりとお釣りを返してくれます。
バギオには一応空港がありますが、セブ~バギオ間しか就航がありません。日本でいうところの白浜空港的なポジションですね。
そのためマニラ空港から4時間~5時間をかけ、バスでの移動となります。
飛行機で4時間半~5時間かけてマニラに到着したのに、そこからさらに4時間となると、考えるだけでも少し疲れてしまいますが、現状ではこれだけかかってしまいます。(これが、バギオ留学のデメリットであるといえます…)
移動が不安の方もいらっしゃるかと思いますが、マニラの空港から学校までは各学校が学校までの送迎を行っていますので心配することはありません。
学校によって送迎(ピックアップ)時刻は異なりますが、韓国からの便に合わせ、深夜(22時~25時の間)にピックアップ時刻を設定している学校がほとんどです。
ジョイバスというバス会社でマニラ行きのチケットを帰国の2週間前ぐらいに自己手配する。(※2024年よりバギオの学校団体であるBESAによる帰国時の送迎が行われる予定です)
そもそも、セブ島以外に語学学校があることを知らない人がほとんどなのですが実情で少しでもバギオ留学を検討する方が増える事を留学カウンセラーとして切に願います。
セブ島には沢山の素晴らしい語学学校がありますが、セブ島のイメージでもある海があり、カジノ・洗練されたクラブ、日本よりも大きなショッピングモールなど様々な誘惑も多く、しっかりと自己管理ができない場合、思ったほど留学の効果が得られないケースもあります。
バギオであれば、上記のような誘惑が一切ないとは言えませんが、様々な点で英語を集中して学ぶという点においては、セブ島よりも勝っていると断言できます。
限られた時間のなかでしっかりと集中して英語を学びたい方はバギオ留学も選択肢の一つとしてお考え頂ければ幸いです
この記事を書いた人
尾崎秀太
カウンセラー
1990年生まれ大阪府出身。カナダでの留学、ワーキングホリデーを経験。フィリピン留学は勿論ですが、カナダ留学に関する質問などお気軽にご相談ください。 趣味は海外旅行です。(訪問したことのある都市:フィリピン(セブ、ボラカイ、イロイロ、バコロド、ダバオ、マニラ、バギオ)、カナダ(カルガリー、トロント、バンクーバー)、アメリカ、オーストラリア