【フィリピン留学準備】お小遣いの目安と賢い節約術を徹底解説!

公開日:2024-9-6 更新日: 2024-11-07

フィリピン留学を控えている方にとって、現地費用とは別に持っていく「お小遣い」はどのくらい必要なのか気になるところなのではないでしょうか。

「お小遣いってどのくらいあれば十分?」

「フィリピンは日本よりも物価が安いと聞くけど、実際どうなの?」

フィリピン自体初めての方にとって不安点はたくさんありますよね。

フィリピン留学費用に含まれているのは、授業料や食事代含む学校関連費用、ビザ代、航空券、海外保険代など様々ですが「お小遣い」には、これらフィリピン留学全体の費用は含めていません。

今回ご紹介する「お小遣い」は「現地で使う生活費・交際費などのプライベートで使うお金」になります。

実際にどれくらいお小遣いが必要なのかイメージが出来ていれば、留学の計画も立てやすくなりますよね!

この記事を読んで、よりリアルに留学のイメージを掴みましょう。

目次[開く]

フィリピンの物価

マニラの街の様子

何となくフィリピンを始めとした、アジア圏内の物価は日本に比べると安いイメージが大きいのではないでしょうか。

SMシティやアヤラモールなどのフィリピンを代表する大手スーパーで買い物をしても、商品の約6割は日本と同じくらいの価格になっており、都心部の大きめのレストランやショッピングモールでは日本とさほど変わらない物価となっているのが現状です。

例えば、輸入品のシャンプーやスナック類、あるいは高品質の調味料などは、ほぼ日本と同じ価格で購入できます。

日本人に聞き馴染みのあるような大手ファストフード店や外国資本のカフェ、ホテルのレストランなどで外食をする場合は、日本にいる時と値段が大差ないと考えておきましょう。

お小遣いが必要になる場面とその相場

スーパーマーケットで買い物をする女性

外食

留学費用の中には朝・昼・晩の3食分の費用が入っているため、基本的に外食費は必要ありません。

留学生活で仲良くなった友人と放課後近くのカフェに行ったり、学校の食事に飽きてしまったり、口に合わなかった場費合、外食の費用が必要になります。

道端の露店や地元民が訪れるような小さなレストランでは、1食あたり1,000円もあればかなりのごちそうを食べられますが、都心部の大きめのレストランやショッピングモールでは日本とさほど変わりません。

  • ローカルレストラン : 100PHP〜150PHP
  • 日本食レストラン : 750PHP〜1,000PHP

買い物

買い物は留学期間によって異なりますが1ヶ月を超える場合、トイレットペーパーやシャンプー、生理用品などの日用品からお菓子やパン、カップラーメンなどの食品類が必要になります。

必要な時にすぐに揃う環境が整っているため、ついついお金を使い過ぎてしまいます。

基本的に日用品で低価格のものは、日本と比べてもかなり安く手に入るので、消耗品は基本的に安いものを選択することをオススメします。

せっかくフィリピンに来たので、日本で待っている家族や友人にお土産を買って帰りたいですよね。

お土産は留学期間に関係なく、渡す人の数や何を買うかによって変わります。

フィリピンの空港でお土産を買おうとすると、スーパーで購入するより倍以上することがあります。

簡単なばらまき用のお菓子であれば断然、スーパーで購入すると安く済むので、お土産を購入したい場合は留学中にスーパーやショッピングモールで探してみましょう。

個人差はありますが、お土産を買う場合は5,000円〜1万円ほどお財布に入れておきましょう。

買い物をたくさんしたい、お土産を送る人数が多い場合は、数万円持参しておくと安心です。

以下はフィリピンの日用品の価格の相場になります。

  • トイレットペーパー(4ロール): 100PHP〜
  • 石けん : 150PHP〜
  • シャンプー : 150PHP〜
  • 洗剤 : 100PHP〜

以下はフィリピンで人気のお土産と価格の相場になります。

  • ドライマンゴー : 80PH〜
  • バナナチップ : 50PHP〜
  • ココナッツオイル : 150PHP〜
  • パパイヤソープ : 80PHP〜
  • Tシャツ : 200PHP〜

交通費

フィリピンの交通手段は主に「タクシー」「トライシクル」「ジプニー」です。

週末になると、外出する頻度に応じて交通費が必要になります。

学校から徒歩圏内に「スーパー」「ドラッグストア」「コンビニエンスストア」「ファーストフード店」「おしゃれなカフェ」「美容院(ネイルやエステもできる)」「レストラン」「バー」がある場合、交通費が必要ないのでセブやマニラといった都心部の学校では基本的に徒歩圏内で必要な物が揃うと考えておきましょう。

観光・旅行

フィリピンには美しい海を利用したマリンアクティビティや観光地(サファリパークやウォーターパーク)マッサージやネイル、美白エステなど魅力的なアクティビティが揃っていることからたくさん外出したくなります。

せっかく海外に来ているので、勉強だけではなくリゾート気分を味わいたいですよね

留学中にどのように過ごすかによってお小遣いの額は大きく異なります。

以下はフィリピンで人気の観光地と価格の相場になります。

  • アイランドホッピング : 2,500PHP〜5,000PHP
  • ジンベエザメ観賞 : 2,000PHP〜3,000PHP
  • マッサージ : 300PHP〜600PHP

必要なお小遣い総額<期間別>

財布の中のお札を数える男性

1週間

曜日 内容
日曜日 学校入寮
月曜日 オリエンテーション・レベルチェックテスト(+授業)
火曜日〜木曜日 授業
金曜日 授業+卒業式
土曜日 学校退寮

1週間のフィリピン留学の場合は、上記のようなスケジュールになっています。

スケジュールを見ると実際にお金を使う機会が少ないのがわかります。

  • 留学中に休日がない
  • 日用品の購入もそれほど必要なし
  • 短期の留学のため、できる限り勉強に集中したい
  • 外食はほとんどせず、学校の食事で済ませる

上記に当てはまる方は、1週間1万円ほどでも過ごすことが可能ですが、観光や外食・アクティビティを積極的に楽しみたい方は3万円ほどを準備しておくと安心です。

というのも、留学期間が短い方がお金を使う傾向にあります。

1~2ヶ月

1カ月〜2カ月の留学は、期間が先ほどの1週間より長くなる分、日用品の購入量も増えます。

週末の自由時間が増える分遊ぶ機会も多くなり、観光やアクティビティに時間を使いたい方もいるのではないでしょうか。

平日は英語学習、週末に観光やアクティビティを楽しむ場合、1カ月あたり8〜10万円ほど用意しておきましょう。

2カ月留学になると16万円〜20万円ほどあれば安心です。

お金を用意する方法は全額現金で持っていくか、10万円ほど現金で持参し残りはキャッシングで引き出すなどがあります。

ある程度のお小遣いは現金で持って行く方が、必要なときにお金をすぐに用意できます。

特に留学初期はフィリピンの生活に慣れるのに大変で、ATMまで行くのを面倒に感じることもあります。

3ヶ月以上

3カ月以上の留学では期間が長くなる分、日用品や交通費などが必要な場面も増えます。

また観光やアクティビティの機会も多くなるため、お小遣いはこれまでの金額よりさらに必要です。

金額の目安として、3カ月で24万円〜30万円ほど用意しておきましょう。

この場合も10万円ほど現金で用意し、残りはキャッシングする形で管理するのがオススメです。

4カ月以上の滞在では、先ほども紹介した1カ月あたり8〜10万円で計算すると、概ねの必要になる予算が計算できます。

フィリピン留学を賢く節約して過ごすコツ<5選>

バギオにて民家が立ち並ぶ様子

地方に留学する

若干ではありますが、マニラやセブなどの都市部に比べると、バギオやイロイロといった地方になると物価が安くなります。

またセブのようにアクティビティが少なく誘惑もないので、お小遣いを節約できます。

その反面、近場に遊べるところがなかったり、刺激が少なかったりといったデメリットもあります。

自分の目的や性格をよく考慮した上で留学先を検討してみましょう。

食事はなるべく学校で取る

フィリピン留学では、ほとんどの学校で1日3食提供されます。

現地でのお小遣いを節約するのであれば、基本的に学校の食事を取ることで新たな出費がない分現地の生活費は節約できます。

食べ慣れない味に、どうしても抵抗があり食事をしっかり取ることが出来ない場合もあるでしょう。

フィリピンでは食事を提供する語学学校が一般的ですが、最近では食事を提供しない語学学校も増えています。加えて食事を提供している学校でも、休日は提供なしなど提供される食事の回数は異なります。

毎回外食となると、どうしても食費はかさんでしまうため、費用が気になる方は食事の提供の有無、食事の提供回数を確認し、学校内で食事を取れる学校をなるべく選びましょう。

食事を重視する方にとって語学学校を決める際に、食事が美味しいことが評判の学校を視野に入れることも大きなポイントになります。

日用品はシェアする

トイレットペーパーなど日用品は、寮生活でも購入する必要があります。

1人分や1週間分だけなど、小さいサイズで販売されていることはあまりありません。何個もセットになって販売されているため、1週間の短期留学では余ることもあります。

そのような日用品は同じ部屋に滞在するルームメイトとシェアしましょう。

折半することで割り勘にできるうえ、余ってしまったものを日本に持って帰る必要もありません。

また、ドライヤーなどの電化製品もシェアできると日本から持っていく・持って帰る荷物が減るので一石二鳥ですね。

タクシーは相乗りする

留学生が観光や遊びに行くとき、フィリピンではタクシーを利用するのが一般的です。

タクシーの初乗り料金はセブ島の場合は約40PHPと、日本に比べると非常に安いです。ただし、長距離を移動する場合や交通渋滞に巻き込まれた場合は、料金が高くなることがあります。

遠出するときは、なるべく友達と出かけて割り勘にしましょう。友達と支払うことで1人当たりの料金が安くなり、交通費を節約することが可能です。

必要な物は日本から持っていく

留学中に日本食が恋しくなり日系スーパーへ行くと、想像以上に値段が高かったと驚く場面も少なくありません。

特にふりかけやインスタント味噌汁、お茶パックなどはかさばらずフィリピンへ持っていきやすいので、荷物に余裕があれば日本食品も持って行くと良いでしょう。

まとめ

留学生たちが円陣で手を重ねる様子

以上フィリピン留学に必要なお小遣いはどれくらいなのかご紹介してきましたが、いかがでしょうか。

物価が安いイメージのあるフィリピンですが、実際都心部だと日本と同じような物価帯であることは驚きですよね。

フィリピン留学に必要なお小遣いについては、都市部か地方部か、またどれくらい外出するかで大きく異なります。

この記事を読んで、よりリアルな留学生活を想像できるのではないでしょうか。

現地での生活費をしっかりと計画し、楽しい留学生活を送りましょう。

この記事を書いた人

宮川稔基

セブ島留学マスター代表

2008年に28才で会社設立。フィリピン留学専門エージェント「セブ島留学マスター」の運営を中心に、旅行会社や国内留学事業、Web制作事業、通販サイトなども運営。

長年フィリピンに精通していますので留学相談に限らず何でも相談してください。フットサルとキャンプ釣りなどアウトドア全般が好きです。

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