更新日: 2024-08-06
「フィリピン留学の学校は決まったけど、寮のお部屋はどうしよう…」
「『1人部屋』『相部屋』のメリットとデメリットを詳しく知りたい」
「同部屋にはどんな人が来るの?」
フィリピン留学の学校が決まった後は、「お部屋のタイプ」を選択する必要がありますが、結局自分にはどのお部屋が合っているのか悩む方は多いでしょう。
快適に学習を行う上で、お部屋選びはとっても重要ですよね。
今回は「フィリピン留学のお部屋の種類」と「1人部屋」「相部屋」それぞれのメリットとデメリットを詳しく紹介します。
その他「外国人と相部屋をリクエストできるのか?」「ホームステイはできるのか?」といった疑問やお部屋を選ぶ上での注意点も!
この記事を読んで、あなたにぴったりのお部屋を見つけましょう!
フィリピン留学は欧米留学によくあるようなホームステイでの滞在ではなく「寮生活」となります。
基本的には「1人部屋」もしくは「相部屋」の2つのお部屋タイプに分かれます。
「1人部屋」は「1人」のお部屋になります。
お部屋の中には、ベッドや勉強机などが備わっており、学校によりますがトイレ・シャワー完備のお部屋もあります。
キッチンや冷蔵庫は共用の学校が多いですが、こちらもお部屋に完備している学校もあるので、一般的なホテルを想像すると良いでしょう。
「相部屋」は「2〜6人」の同じ学校に通う留学生と同じ部屋をシェアするスタイルになります。
ベッドは二段ベッドになっている学校が多いですが、ベッドの下に勉強机や収納が備わっている「ロフト式ベッド」がある学校もあります。
キッチンや冷蔵庫の共有はもちろん、トイレやシャワーも共有となります。
「1人部屋」を選ぶメリットとして以下の点が挙げられます。
1人部屋のメリットとして、1人なので誰にも気を遣うことがなく自由に過ごせるのが大きなポイントです。
プライベートが確保されていると、とても安心ですよね。
授業で学んだことの復習として、発声練習やシャドーイングをすることもあると思います。
その際にルームメイトがいると、わざわざイヤフォンやヘッドホンをつけたり、音読をする時間などにも気を遣ってしまいます。
発声練習をしたい場合も、相部屋だと厳しいですが1人部屋の場合は、気にせず練習できます。
そして社会人であれば、仕事と勉強どちらも両立したいという方は多いでしょう。
1人の時間が確保されている1人部屋では、お仕事も勉強も自分の好きなタイミングで取り組めるので、特に社会人の方にも人気なお部屋です。
「1人部屋」を選ぶデメリットとして以下の点が挙げられます。
1人部屋を選ぶデメリットとして「費用が高くなること」が一番大きいでしょう。
相部屋だと同部屋のみんなで水道代や光熱費を割って抑えることができますが、1人部屋の場合すべて自己負担となりメーターの利用量によって金額が決まるので、現地支払いの金額を含めるとかなり高くなります。
相部屋との価格の違いは数万から最大十万円以上の差がついてしまうこともあるので、費用面が気になる方にとっては悩ましいですね。
1人部屋だからといって友達が少なくなることはありませんが、ルームメイトがいない分友達作りの第一歩が相部屋に比べて遅くなってしまう可能性があります。
そして1人部屋はかなり人気なので、そもそも寮に1人部屋が少なく、肝心の行きたい時期には既に部屋が埋まってしまっている場合も多くあります。
1人部屋を検討している場合は、学校もしくはエージェントになるべく早く1人部屋を検討している意思を伝えるようにしましょう。
「2,3,4,6人部屋、人数によって違いがあるの?」と疑問に思う方は多いでしょう。人数は部屋選びにおいて外せないポイントなので注意しましょう。
以下に人数別<2人部屋/3人部屋/4人部屋/6人部屋>のメリットとデメリットを詳しく紹介します。
最後に相部屋を選ぶ場合の注意点も紹介するので、チェックしておきましょう。
「2人部屋」を選ぶメリットとして以下の点が挙げられます。
2人部屋は3人〜6人部屋に比べてルームメイトが1人なので、時間や生活スペースにかなり余裕があります。
そして1人の時間が欲しい方にとって、相部屋の中でも一番2人部屋がプライベートを確保しやすくなるのが大きなメリットです。
トイレやシャワーも2人なので、比較的自由に使えるのでストレスなく過ごせるでしょう。
「2人部屋」を選ぶデメリットとして以下の点が挙げられます。
2人部屋の場合、もう一人のルームメイトがどんな性格なのかによって大きく留学生活は変わってきます。
もしも性格が合わなかった場合、お互い毎日居心地が悪くなってしまいますので、デメリットとしては「逃げ場がなくなってしまうこと」でしょう。
「3人部屋」を選ぶメリットとして以下の点が挙げられます。
一気に料金がグッと下がるのが3人部屋です。
料金重視の方にとっては嬉しいですね。
また4人部屋以上になると、トイレやシャワーがかなり混雑してくるので、ルームメイトたちとある程度使う時間や順番を決めておくことで、ストレスなく過ごせるでしょう。
「3人部屋」を選ぶデメリットとして以下の点が挙げられます。
3人部屋は、初めに2人入っているところに自分が1人入る形となるので、輪の中に入る努力が必要になります。
相部屋になるルームメイトの良し悪しは最終的に運にはなりますが、最悪の場合仲間外れのような状態になってしまうこともあります。
「4人部屋」を選ぶメリットとして以下の点が挙げられます。
一気に料金が下がる3人部屋と比較してもより料金が安くなるのが4人部屋です。
4人部屋は特に友達が作りやすく、トイレットペーパーやシャンプー、ドライヤーなどをルームメイト間でシェアしやすいのが特徴です。
3人部屋までは、ベッドが横並びになり学校によってはベッドの敷居がなくプライベートが確保されずらいのが現状ですが、4人部屋になると2段ベッドのある学校があります。
2段ベッドの場合、ある程度のプライバシーが確保され、空間も広く感じます。
学校によっては3人部屋よりも、2段ベッドのある4人部屋の方が人気になります。
「4人部屋」を選ぶデメリットとして以下の点が挙げられます。
4人部屋以上になるとトイレやシャワーが使いたい時に使えない場面が多くなります。
話し合いができるルームメイトであれば、トイレやシャワーについてのルールを決めておくと安心です。
そして2段ベッドではない場合、荷物を置くスペースがかなり狭くなってしまうのも人数が多くなるデメリットの一つになります。
「6人部屋」を選ぶメリットとして以下の点が挙げられます。
6人部屋はなんといってもその料金の安さが魅力です。
相部屋の中でも一番料金が安くなるので、相部屋を検討している料金重視の方にとってもオススメなお部屋になります。
自分の他に5人もいれば、気の合うルームメイトも1人は見つかるでしょう。
そして、ルームメイトから勉強やその他の情報が入ってきやすく、ちょっとしたお誘いやルームメイトの友人を紹介してもらい仲良くなることもあるので、海外の友達が欲しい方にも嬉しいですね。
ベッドの下に勉強机や収納が備わっている「ロフト式ベッド」がある学校では、プライベートも1人の時間も作れるので、かなりオススメになります。
「6人部屋」を選ぶデメリットとして以下の点が挙げられます。
6人部屋は一番料金は安くなりますが、一番プライベートが確保されづらく、トイレやシャワーの融通が利かないことが多くなります。
また、人数が増える分荷物も増えるのでスペースが狭くなってしまうこともデメリットになります。
相部屋で特に気になるのは、トイレやシャワーといった生活する上で必要不可欠な衛生面でしょう。
相部屋となると確実にルームメイトと共有になるので、多国籍のルームメイトがいる場合、文化や考え方の違いでマナーが悪いと感じてしまう可能性があります。
そういった衛生面での文化の違いは、私たち日本人にとってかなりストレスになることでしょう。
またヘトヘトに疲れたからゆっくり眠りたいのに「ルームメイトのいびきが気になって眠れない」そんな学生も多くいます。
小さな我慢がストレスになるので、あまり神経質になりすぎず細かいことは気にせずに過ごそうとするマインドも時には必要になります。
そしてルームメイトと意気投合し仲良くなった場合、放課後や週末の遊びのお誘いを断り切れず、肝心な勉強がおろそかになってしまう可能性もあります。
遊びや息抜きも大切ですが、自分が留学に来た意味を忘れず「NO」と言える勇気を持つことも大切になります。
最後に大事なのが「盗難対策」です。
同じ目標に向かって頑張るルームメイトとはいえ、安心安全な日本ではなくここはフィリピン。
文化や考え方の異なる人々と過ごしているということを忘れずに、また2人部屋3人部屋…人数が少ないからといって気を緩めず、日々慎重に行動しましょう。
せっかく誰かと相部屋になるのであれば、日本人以外と相部屋になりたい!
そう考える学生さんは多いと思います。
結論から言うと、外国人との相部屋になる確率の方が高いです。
多くのフィリピンの語学学校には、韓国や中国といった他国からも英語を学びたい留学生がたくさん集まっています。
基本的に相部屋を選択した場合、日本人比率が100%ではない限り他国の学生と相部屋になる確率の方が高いと考えておきましょう。
ただしその時の留学生の国際比率によって、確実に外国人との相部屋になる可能性が低くなる場合もあります。
絶対に外国人との相部屋を希望する場合は、念のために学校もしくはエージェントに外国人の学生と相部屋になりたい意思を伝えておくと安心です。
フィリピン留学では学校提携の「寮」や「ホテル」を選択する学生がほとんどなので「ホームステイ」は残念ながら主流ではないです。
ですが、学校によってはホームステイが可能な学校もあります。
ホームステイが気になる方は、以下の注意点を抑えておきましょう。
ホームステイが気になる方は、まず学校に費用や条件について納得がいくまで詳しく教えてもらうことが重要です。
学校では学べない、生きた英語を日常的に話す機会があるので英語力アップはもちろんのこと、より現地の文化に触れることで、他にはない体験ができるでしょう。
以上「フィリピン留学のお部屋選び」について紹介しましたがいかがでしたでしょうか。
「1人部屋」「相部屋」それぞれのメリットとデメリットや注意点を一通り見て、段々自分に合うお部屋が見えてきたのではないでしょうか。
【費用が高くてもプライベートの確保された空間が良い】という方には「1人部屋」をオススメします。
【費用はなるべく抑えて、現地での交流を大事にしたい】という方には「相部屋」をオススメします。
そして語学学校には様々な国籍の学生がたくさんいます。
相部屋でルームメイトになれば、一緒に過ごす時間も多くなり仲良くなりやすいです。
また外国人の友だちと話すとなると、母国語はそれぞれ異なるのでコミュニケーションをとるため、英語を話さなければならない環境が必然的に生まれます。
授業や自主勉強で覚えた単語やフレーズを使って会話することで「アウトプット」ができることと、些細な会話でも英語を「話せた」という自信が、自然と英語力アップへ導いてくれます。
費用面や生活面、様々なことを考えた上で自分にとって最善のお部屋を選択しましょう。
素晴らしい留学体験があなたを待っています。
2008年に28才で会社設立。フィリピン留学専門エージェント「セブ島留学マスター」の運営を中心に、旅行会社や国内留学事業、Web制作事業、通販サイトなども運営。
長年フィリピンに精通していますので留学相談に限らず何でも相談してください。フットサルとキャンプ釣りなどアウトドア全般が好きです。