投稿:2022/09/29 梅津 和枝様(画家)留学期間:8週間
3年前から、ドバイで仕事を始めました。
秋冬限定の仕事の為、毎年3~5か月程、ドバイに滞在及び就業していますが、接客英語以外の部分の伸びにセルフスタディでは限界を感じ、留学を決めました。
英語の主な使用目的は、1、上司との細部の意思疎通や交渉。2、お客様とより深い内容で意思疎通を図り、トラブルを少しでも減らす事。
3、向こうでできた外国人の友達と、英語を通じてより仲良くなりたいと思った事です。
こちらからわからない事を質問すれば、きちんと対応してくれます。ただし、現在のMONOLは日本人スタッフは不在ですので、やりとりは中国人マネージャーやフィリピン人スタッフと全て英語でのやりとりとなります。
事前に予測できそうな質問は勉強しておくと良いと思います。
日本の社会の様に、全てを事前に用意してくれたり、説明してくれる訳ではないので、わからない事はとにかく聞いた方がいいと思います。
日本人は特に英語をアウトプットする機会に乏しいと思いますので、1日5時間のマンツーマン授業でたくさん英語を喋れた事は、スピーキングスキルの向上に繋がったと思います。
先生は、それぞれの教科の先生が4週間ごとに交代となります(交代にならない先生もいます)。
毎日顔を合わせて喋るので、自分の会話のテンポや英語スキルをある程度理解してくれて、信頼関係の上で授業ができる事は、留学の一番の良さだと思います。
どの先生もとても熱心に教えてくださいましたが、正直な所、先生のスキルに差はあります。
私の場合は許容範囲でしたので、先生のチェンジは要求しませんでしたが、本当に先生との相性が合わなかったり、先生の態度が良くない場合は、マネージャーに相談して変えてもらっている生徒もいました。
もちろん、知識豊富でコミュニケーション能力も高く、生徒のレベルに合わせられる先生方もいらっしゃいます。
生徒側が求めているスキルや授業内容、先生の教え方、またお互いの性格によって、生徒と先生の合う合わないは結構代わってくると思います。
教科書を基本に教えている先生も居れば、教科書はそこそこに、フリートーク中心の授業を展開する先生もいます。
ジムは私は使いませんでしたが、友達は気に入っていました。
昔のパンフレットを見ると、コロナ前は卓球台があったり、カフェスペース、自習スペース等があったようですが、今は工事中のようです。
至る所で工事が行われていました。将来的にはサービスが充実しそうですが、それらを享受できるまでには、まだまだ時間がかかりそうな雰囲気です。
・シャワーの水圧や水道の水量が少ない。水道の水量は酷すぎてお願いしたら、きちんとした水量が出る様になった。
・クローゼットの真上の天井から一度雨漏りが発生して、危うく私物が水浸しになりそうな事があり、部屋の引っ越しを余儀なくされました。
・部屋に蟻がたくさん入ってくる。テーブル周りにやってくるので、勉強の集中力が途切れて少々ストレスでした。
アリが入ってくる隙間を見つけたので、事務所にお願いしたら、工事スタッフがパテで隙間を埋めに来てくれました。
量は減ったものの、完全に止める事はできなかったです。友達にも話したら、私の部屋にも入ってくるので、食べ物は冷蔵庫から一切出せないと少々困っていました。
寝て、勉強するだけの部屋としては、清潔さもあり悪くないです。ただ、机と椅子の高さが私には合いませんでした。
椅子は勉強に集中したり、疲れにくくするために、高さ調整ができるものだったらいいなと思いました。
自室での繋がりはそこそこ良かったですが、地下のレストランはとてもつながりにくかったです。
日本食と比べ、味付けが濃く、肉が多めな気がします。私は割と大丈夫な方でしたが、他の日本人の生徒や東アジアの生徒の口にはあまり合わなさそうでした。
バッチメイトの台湾人の生徒と仲良くなった事で、よく台湾人のグループと一緒に過ごしていました。
ハイキングに行ったり、レストランやバーに行って楽しい時間を過ごしました。
また、お互いの国の政治の事を教えあったり、お互いの悩みを相談し合えたりと、自分が思っていた以上に、外国人の友達と仲良くなり、深い話ができた事は、とても良い思い出になりました。
文法を事前にしっかり勉強しておくと、留学した時に何かと授業をスムーズに理解しやすい様な気がしました。
また、文法に関する単語は、もちろん"英単語"で覚えておくと良いです。
英単語のボキャブラリーが多いことも授業や英会話をよりスムーズに進める一助になるので、時間が許せば、日常会話で頻出しそうな単語から覚えておくと良いと思います。
MONOLはスパルタ校を売りにしているからか、実際に真面目な生徒が集まっていると感じました。
私はリゾート留学よりも、真面目に英語力を伸ばしたかったので、似た様なモチベーションを持った生徒の中で勉強する事ができて良かったと思います。
また、留学先でしか出会えない人達と出会えた事が良かったです。モチベーションもモラリティの高い生徒や先生が多かったので、とても良い影響を受ける事ができました。
何人かの人達との出会いは、私の価値観を変えたと思います。英語学習ももちろんですが、違う価値観を持った友達や先生との出会いやコミニュケーションは、かけがえのないものとなりました。
7~8月のバギオはとても寒いです。先生方も日本で言うところの秋に着る様な服装です。薄手のニットや、長袖のジャケットなんかも着ています。
寒がりの私は、防寒機能に優れた厚手のパーカーや、コンパクトに圧縮できるダウンジャケットがあっても良いぐらいだったと思っています。
レトルトの味噌汁はとても重宝しました。沢山持っていって良かったです。
学食だけでは栄養が偏るので、サプリメントを持っていったり、整腸剤や風邪薬は持っていった方がいいと思います。
また、フィリピンの食事や設備は日本とは同等ではないと最初から覚悟しておく事が、生活上のストレスを減らすコツかもしれません。
自分も含め多くの人が、『留学前に日本でもっと勉強してこれば良かった。』と言うので、留学でよりスキルを伸ばすためにも、時間が許す限り、日本での英語学習をしっかりしていかれると良いと思います。
私は30代中頃なので、自分の歳で大丈夫なんだろうかという不安も渡航前にはありましたが、留学でしかできない、たくさんのいい出会い、いい友達、いい経験ができたので、思い切って留学してよかったと思っています。
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