投稿:2024/08/15 グラフィックデザイナー(50代/男性)留学期間:12週間
仕事や友達関係で使う英語をレベルアップしたいと思い、また、マンツーマンレッスン、コストの安さなどを理由にフィリピンを選びました。
生徒対応のスタッフさん、受付スタッフさん、清掃など施設管理のスタッフさんなど、皆さん本当に優しく接していただきました。
皆さん私の名前を覚えて呼んでいただいてとても嬉しかったです。
一番良かったのは英語の発音に関してたくさん気づきがあったところです。
発音のクラスはグループクラスでしたが授業自体もクラスメイトも一緒で楽しく、これまで避けていた発音記号の理解ができました。
マンツーマン授業に関しては行く前までは基本的な会話に関する特別な教え方があるように期待していたのですが、割と普通の英語の勉強という感じでした。
概ね皆さん親切で良い方ばかりでした。上から目線で教える先生もいましたがマンツーマンの先生は変更できるし、グループクラスの先生が気に入らなければ出席しないこともできるし他のグループクラスに出たりもできました。
英語の訛りに関しては先生によってそれぞれでアメリカ英語っぽい方もいれば、フィリピン訛りなのかな?と思う方もいました。
学校の設備は不満はほぼ無かったです。
トレーニングで借りれるボクシンググローブが臭いとアンケートに書いたら2、3日後に新しいグローブを用意して来れて感動しました。
各階のテラスが喫煙所になっているのですがその煙や匂いが教室内にも流れてきて気になりました。
テラスに出るドアを閉めるような張り紙をする提案をしたのですがそれは反映されませんでした。
ベッドルームは快適で教室に行くにも階段かエレベーターですぐ。屋上に行けば外の空気が吸えるし、友達に会うこともでき、総じて不満は無かったです。
人によっては部屋にゴキブリがでると言っている人もいましたが私の部屋は小さなアリがよくいるくらいでした。
窓はあったのですがドアを開けないと通気ができず、それができない時は部屋の外や屋外は涼しいけど、ベッドルームは暑いという状況になっていて、扇風機を買って使っている生徒さんもいました。
各ベッドルーム、教室のある各階にそれぞれルーターがあって、そこそこ快適に使えました。
教室のある階にはQRコードが貼ってあってそれを利用してつなぎます。時々つなぎ直す必要がある場合もありました。
データ量が多いときの回線スピードは遅く、写真などを送る際は不満がある時もありました。
Monolの場合、朝食は無料でついていてその他は自己負担で食べました。
校内にあるレストランは、一般のお客さんも入るとてもきれいなお店でした。快適で癒される空間でしたが値段は高めです。
昼の授業のある日は毎日学校の向かいにある地元の小さなレストランで食べていました。そこでは一食300円くらいで食べれました。
ローカル的な食べ物以外の外食は日本と同じくらいの値段がかかる印象です。ファストフードなどのデリバリーを頼む人も多くいましたが、それも結構高くつきます。
食べたいものを食べたいときに程よい値段で食べる、ということは難しく、最後まで出来なかった気がします。
授業後は少しだけ勉強や宿題をしたあとに屋上のジムに行くのが日課でした。
キックボクシングのトレーニングとマシンでの筋トレ。あと卓球もたくさんしました。屋上が友達が集まる場にもなっていてとても思い出深いです。
週末は校内で過ごす日もありましたが、友達と街に行ったり、遠出をしたり、スクールトリップにも4回参加しました。
その内のひとつがhundred islandへのトリップで、海で泳ぎまくり、飛び込みまくり、バナナボードではしゃぎまくりでとっても楽しかったです!
フィリピンの学校は英語初心者に向いている、という認識で行きましたが、学習する上で英語のレベルが高いに越したことはないと思いました。
語彙を増やすための単語帳学習が日本では一般的な気がしますが、私もトライした結果、テスト対策以外ではあまり賛成できません。
留学後の学習にも通じるのですが、ちょど良いレベルのリスニングの練習や、なるべく正しい発音での例文の口頭練習を地道にやるのが良いのかなと思います。
レジャーに関しては意外と安く移動したりアクティビティに参加できたりするのですが食費は結構かかったのでお金は余裕をもって準備したほうがよいと思います。
まずはとっても楽しかったです!普段接することのない国の人たちと話をしたり遊んだり。非日常を楽しめました。英語についてはたくさんの気づきがありました。
レベルアップに関しては実感はあまりなく、今後も地道に英語の練習を続けたい気持ちでいます。
フィリピン留学が英語上達の近道、という宣伝文句は的確ではない気がします。
英語の練習した成果を試してみる、海外の生徒さんとたくさん交流する、日常でない環境に身を置いてみる、というような動機が合っているのかなと思います。
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